あたしは天井サーブ使い。
最終更新:2023-11-09 07:00:00
445文字
会話率:0%
春休みのある日、私はあるノートを見つけた。
そのノートには、解き途中の二次関数の方程式と、桜の木の絵が三枚描かれていた。
絵はどれも素晴らしいものだが、ノートの持ち主さんはどうやら数学は苦手みたいだ。
そう思った私は、『私も数学は
苦手です』 とメモを書き、ノートと一緒に置いておいた。
その翌日、驚くことに返事が書かれていた。数学は苦手ではないらしい。
本当かな、と思いながら、私はそれに『じゃあ、桜は好きですか?』 と返事を書いた。
すると帰ってきた言葉は、『桜は大嫌いだ』 というものだった。
まさか、こんなに桜の木の絵を描いているのに嫌いだなんて……面白いにも程がある。
そうして好奇心を鷲掴みにされた私と、ひねくれ者の先輩との交換ノートが始まる。
ノートに書かれていることだけを頼りに、私は先輩を見つけ出す!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-08 12:00:00
23828文字
会話率:43%
数学の補習で居残りしている彼女。
進路ですぐに離れると分かっていて、付き合った。
だから今のこの一瞬の交差点を…
最終更新:2021-12-08 18:00:00
997文字
会話率:48%
第154回全国武道騎士大会。それは、地獄の始まりだった。
2289年。現代の日本はAIが発達。
200年前と比べると、その仕事の約99%は淘汰され、殆どの日本人は仕事を得るオポチュニティを失った。
しかし、根強く残るのは「民主主義制度」。
過去の様な「貧困」「裕福」といった概念は“金”では優劣がつけられなくなり、代わりに人々の上下を序列付けるのが、「純粋な強さ」である。
時は2100年代初頭。
AIが95%の職を奪い、世の天上界を支配していた“金持ち”が一般人に陥落する様は、所謂“平民”の歓喜に近い興味関心をそそり、世の大半を占める“平民”の意見は二次関数的に加速していった。
しかし、とは言ってもそう簡単に終わるつもりはないのが“金持ち”である。
金銭的な優位性が欠けたとしても、また別の手段を用いて平民に対して優位性を取ればいい。そう考えた当時の五大財閥頂点の故・オリックス中後が当時の最新技術を応用して作り上げたのが「特殊型対人戦闘服」───通称「特殊服」である。
これは名目上「他国からの侵略を武力保持により抑制する」という要素を建前として作った、自衛隊と似た理論により実現している攻撃性質を持った武装服であるが、それが“金持ち”の強さの証明であることに他ならないことは明白であった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-17 03:18:24
2349文字
会話率:29%
主人公のノーヴァはとある魔法使いに拾われ、教育された後魔法学園に入学する。しかし成績は振るわず、クラス委員のイデアに学習や実技などの面倒を見てもらう羽目になる。面倒に巻き込んですまないと謝る主人公に対し、イデアは「貴方には利用価値がある」と
だけ言って、地獄の特訓を開始する。厳しいながらも楽しい日々を過ごす主人公だが、ある日夢の中で謎の声を聴いたときから、歯車が狂ってゆく。世界中の人間に送られた「時間だよ」というメッセージ。そして、謎の悪魔を幻視し始める主人公。誰も知らないうちに、何もかもが動き始める。ある者は正義に狂い、ある者は永遠を渇望し、ある者は本能に身を任せ、ある者は世界に絶望する。二次関数的に増えてゆく特異魔法使い。収拾のつかない状況は、ついに世界戦争へと向かってゆき……
――だって、知らなかったんだ。
この力が、世界を滅ぼすなんて。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-27 01:44:48
21424文字
会話率:60%
即興小説
本日のお題は二次関数、カツ丼、サンディエゴ
最終更新:2017-10-25 01:42:14
1106文字
会話率:63%