「マンホール自殺なんてやめておけ」
世界中のマンホールの蓋が消えて数ヶ月。
賭けで惨敗し路上で過ぎゆく時間を過ごしていた男はある日、マンホールをじっと見つめる一人の少年セイタを見つけた。
『マンホール自殺』が流行っている昨今、彼も追従する
と考えた男。
気まぐれに忠告しようとするが……。
※「カクヨム」様にも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-18 20:12:10
25592文字
会話率:35%
レオ・ポーターはスピードは遅いが丁寧と評判の運び屋だ。
だが、ある朝。
『レオ・ポーターを本日付けをもって解雇する』
勤めていた大手運び屋会社フェデックを理不尽に解雇された。
ノルマ以上のことができないノロマの運び屋は要らないらしい。
最後の仕事として、廃棄予定の女性型オートマタを廃棄場まで運搬する仕事を押し付けられるが、
向かった廃棄場で獰猛で凶悪な生物型の機械『機械獣』に遭遇し、右腕を喰われてしまう。
右腕を失ったレオは死の狭間で絶望するが、その瞬間!
『――エネルギーノ供給ヲ確認シマシタ』
担いでいたオートマタがいつの間にか、レオの右腕になっていた。
――だが。
なんとそのオートマタは殺人オートマタだった!?
しかも超有能だって!?
困惑するレオであったが、
やがてレオは殺人オートマタの能力で、運び屋として成り上がっていく――。
※カクヨムでは完結まで投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-31 23:10:45
158497文字
会話率:32%
「君の言いたいことはわかる。何故なら、君と私は入れ替わっているのだから」
眉間に皺がトレードマークの傭兵ギバ・フェルゼン。
彼は『剛剣』の異名を持った元騎士団長だ。
王都の平民街で細々と傭兵生活を送っていたある日、元部下であるアイラ・マヤ
が家の扉をノックした。
貴族の令嬢リラ・ブラウンが盗賊団に誘拐されたらしい。
アイラの依頼でギバは捜査に参加。
難なくリラを救出したが、
その時!
ギバとリラは入れ替わってしまった。
眉間に皺を寄せた貴族の令嬢。
少女のようにあわあわするおっさん傭兵。
すぐに戻りたかったギバだが、リラの頼みで貴族の両親と生活することに!
リラの両親は親バカで有名な下級貴族。
彼らと会うとさっそく頬擦りの洗礼が!
眉間の皺が更に深くなるが、これも元に戻るため……。
甘んじてこの仕打ちを受け、最速で事件を解決しよう。
……と思っていたが、単純な事件がやがて王都を脅かすほどの大きな事件に発展する。
しかもそこに多くの思惑が錯綜して?
リラの問題? 元老院が隠している真実? そして盗賊団の目的?
ファンタジーに組織の闇を描いた入れ替わりストーリーに乞うご期待。
※「カクヨム」様、「ノベルアップ+」様でも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-18 21:02:25
195871文字
会話率:38%
とある事故で視力をうしなったコレットは、太陽の瞳をもつノイの治療を受け、銀の瞳により光を取り戻した。毎日彼の診療所に通い診察を受けていると、コレットの弟・ニールが腰の痛みを訴えて診療所にやってくる。コレットの銀の瞳が見せたのは、弟の腰にまと
わりつく得体のしれない影だった--。
2014年ノベル大賞選外でした。自HPとあわせて、こちらでも公開します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-06 18:33:33
35606文字
会話率:53%
毎日、隣の家の様子をうかがうことを日課にしている僕は、隣人・マリリンに魔法をかけられている。彼女の魔法はいつも僕の心をつかんで離さず、僕は毎日彼女の家に通ってしまうのだった。
某短編小説新人賞に投稿して、選外だったお話です。自HPとあわせ
てこちらにも公開します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-01 22:04:08
10171文字
会話率:54%
月下美人の咲く夜に、わたしはひとり、バス停のベンチに座っている。そこに、幼なじみのいーちゃんがやってくる。久しぶりの再会にお互いの話をしながら、わたしたちはバスが来るのを待ち続ける――。
某短編小説新人賞に投稿して、選外でした。加筆修正して
40枚になっています。自HPとあわせてこちらにも公開します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-23 22:44:47
12827文字
会話率:54%