出生数が激減し男女比まで狂った世界。溢れた男の救済の為、一妻多夫が認められたことで女性達は我儘で傲慢になっていった。王国第三王子はある出来事で幼い頃女性に対してトラウマを抱えている。女嫌いであるが王族であるが故に政略結婚からは逃げられない。
どうにか顔合わせは済んだ日の夜、王女がベッドに忍び込んできた。その事に激怒した王子は王女を罵倒し斬りつけようとまでする。この事に国王は大激怒。王子を王都追放処分とし、辺境伯の娘と婚姻を結ぶ事になった。嫌々辺境に向けて出発し、夕方には到着するという所で一人の美しい少年に出会う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-07 22:10:58
8669文字
会話率:50%
没落貴族のアナベル・コレットは、ある日、国に平和と豊穣をもたらす「瑞花の乙女」だとして王都にある大聖堂に召喚される。そこでは、アナベルの幼馴染で初恋の人であるフェリクスが教皇の座についていた。3年ぶりの再会に心を弾ませていたが、久々に会うフ
ェリクスの態度は素っ気なく、またその側にはもう1人の瑞花の乙女候補だとして美貌の伯爵令嬢ベアトリスが侍っていた。自信を失くし、失恋を確信して落ち込むアナベルに、第二王子のヴィクトルが接近してきて……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-04 16:28:43
107143文字
会話率:44%
竜が成体になると額に現れる紅い鱗。その紅い鱗を手にした者は、その竜の人非ざる力を手に入れることができるという。
その人非ざる力、それが何を意味するのかは伝えられてはいない。
しかし、その言い伝えはこの大陸全土に残っており、この大陸に住まう全
ての男なら誰でも一度は成竜の証たる鱗を手に入れることを夢見る。
その夢が招いた騒動は、悲劇か喜劇か。
「悪役令嬢に、わたくしはなる」
公爵令嬢リリィディア・ラモントがそう心に決めた理由とその結末は──
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『そのお言葉、喜んでお受けいたしますわ』長編版です。
シリアス先輩が大暴走した結果、短編版とは少しだけ設定が違う場面があります。
第一章に竜狩りがあります。残虐な場面が苦手な方はご注意ください。
全18部。本編予約投稿にて完結済。毎日21時に1話ずつ更新します。
後日、番外編として外伝を投稿するかもしれません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-01 12:52:41
79215文字
会話率:27%