田舎の娘、エーレは、酔った兄が吐いた嘘の所為で、宮廷へつれていかれてしまう。三日間、金の糸をつむぐことになったのだが、当然そんなことはできない。こまったエーレのもとに、三人の女がやってきた。
グリム童話の「糸繰り三人女」「ルンペルシ
ュティルツヒェン」から着想を得ました。
らんたさまに捧げます。
©2022 弓良 十矢
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-04 17:41:35
16096文字
会話率:55%
村を飛び出し憧れのスタランシアの都に向かってから、はや20年。「オオカミが、来たぞーっ」・・・叫ぶのは、オオカミ少年。嘘をついて慌てふためく村人の反応を見ては、大笑いしていた彼も、大人になりました。しかし、ほらを吹く癖は、なかなか治りません
。結婚をしても、小さな嘘が原因でスグに離婚。しかし、妻との間に生まれた娘は、とても美しく育ちました。さて、毎日、水車小屋で粉をひく生活にうんざりしていた彼に、思いがけないチャンスが訪れます。彼の娘は、王妃様になれるのか?そこで起こった事件とは・・・。この作品は、長編の美容師の娘 2-119.【閑話】『鉱山』の『邪精霊』は『青く』より、グリム童話のような雰囲気を持った物語として、作っております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-03 20:00:00
6490文字
会話率:30%
あるところに、ティツィアーナという、とてもうつくしいむすめがおりました。
じひぶかく、ただしく、きよらかであれと、そだてられた、かしこくやさしいむすめは、だいじんにみいだされて、おうじさまのきさきになります。
けれどおうじさまには、ティ
ツィアーナとはべつに、あいするむすめがいて。
しょうじょティツィアーナが、じぶんをてにいれるおはなし。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-15 19:00:00
17079文字
会話率:28%
『うちの娘は、なんと藁を金の糸に紡ぐことが出来るんだ!』
そう父親に自慢されたばっかりに、大迷惑をこうむった粉屋の娘と、小人のお話。
最終更新:2015-01-15 12:54:36
5486文字
会話率:42%