求道者であり、武闘の達人であった筧頼義に、この世界にはもはや敵なしと言われていた。暇を持て余していた彼は、外国のリアリティ番組で無謀な挑戦に失敗し、死亡する。
死亡した頼義は世界の管理者を名乗る女性に出会い、救世主になるよう懇願される。
強さを求める頼義からすれば、自分より強い敵に会えるというのは渡りに船で、二言もなく、それを受け入れ転生する事となる。
新たな世界で強者を追い求める二度目の人生だと、意気揚々洒落込もうとするが、頼義は少女に転生してしまっていた。
一度は落胆するものの、その性根は変わる事なく、寧ろ前世よりも頑丈さだけは増している事に喜ぶのであった。
――俺は強いヤツに会いにいく。たとえこの身が少女となってしまっても!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-31 14:18:49
212148文字
会話率:44%
『お待ちかねの、人気番組のお時間がやって参りました!』
好きな気持ちに偽りはない、だから私はこちらを選ぶ
アイツが笑顔でいられないなら、そんな生活もう要らない
『参加者は青春真っ只中の高校生男女16名!』
裏切られることを
怖がって何もせずに後悔するより、信じたことで返ってくる結果に一喜一憂したい!
このゲームは、人を蹴落として蹴落として初めて優勝するんだよ!
『彼らの共同生活はきっと愛と友情の溢れるものになるのでしょうね!』
ただ、理由話してる時の、お前の目が、本気だったから信じたくなったんだ
最ッ高のパフォーマンスだったでしょ?
『じゃあそこに賞金を投げ込んだらどうなるのでしょうか?』
私と一緒にゲームを終わらせてくれない?
私はあなたを愛してる、それの何が悪いの?なんで恋しちゃいけないの?!
『大人になりかけの彼らは、金と愛と、どちらを取るのでしょうかね?』
ゲームをクリアしよう。
これはかつて人気を博していたとあるリアリティ番組の再放送。
ーいわゆる神回ー
一体何が正解なの?
そして私の、愛と友情にあふれた一攫千金
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人気番組、愛と青春を掲げた一攫千金番組。賞金の獲得を目標に参加した岸刹那。ほかは友情や恋愛を楽しむ者、ゲームをかき乱す者、謎を解く者、賞金を狙う者…。全員が賞金と自分の想いのために動き出し、真実を掴む。果たして主催者の正体とは?ゲームの終着点とは?
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この作品はhttps://s.maho.jp/book/7a126ejbcb0a07f0/6960573497/ にて掲載していました(完結済み)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-25 21:00:00
570010文字
会話率:52%
ラブホテルの従業員部屋に間借りする二十五歳のフリーター密島ユウキのもとに、ある日覚えのない手紙が届く。
それは、視聴者参加型リアリティ番組『スポンサーズ!』の出演依頼だった。
『10日間、人里離れた森で行われるゲームで優勝したら五億円。優勝
できなくても最終日までゲーム内に留まることができれば五千万円』
そんな謳い文句に誘われた密島を待ち受けていたのは、スポンサー=視聴者の「いいね!」がプレイヤーの運命を左右する、残酷なリアリティショーだった――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-23 09:44:11
66174文字
会話率:52%
製暦21xx年。
ジパングと呼ばれる島国で、ヒノモトテレビが放送する青少年更生支援番組。
その名は《バッドマン・ショー》
究極のリアリティ番組として、1年365日24時間生放送。
罪を犯し、刑罰に異世界送りを選択した少年少女の
姿を映し出す。
キャッチコピーは「更生の是非は視聴者が決める」
録画、字幕などの国別時間差放送まで含めると、1日の平均視聴者数、約20億人を数えるモンスター番組。
世界人口115億人のこの星で、実に6人に1人が見ている計算である。
そんな世界に1人の少年が現れた。
彼の名は鈴木史哉(すずきふみや)。16歳。
彼は特別な存在だった。
異世界送りを選ぶ人間の中に知らぬ者などいないはずのこの番組を、彼だけが知らなかったのだ。
異世界での自分の行動が世界中の人間に見られている。
その事実を彼は知らない。
彼が知らずにいることを、世界はまだ知らない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-18 18:29:56
93848文字
会話率:29%
俺の名前は剣龍 牙叉(つりゅう・きばさ)。どこにでもいる普通の高校生だ。光速暴路でトゥヴェックに轢かれて死んだ俺は、気がつくとコンビニにいて、しかもなぜか作者に何度も土下座されていた。申し訳なさそうな表情で作者が言うには、どうも俺がトゥヴェ
ックに轢かれて死んだのは、アニメ化スタッフが作者の度重なる口出しに嫌気がさした結果、わざとストーリーを暴走させて、俺をメインシナリオから強制的に排除させたかららしい。とりあえず、アニメ版のオリジナル展開が終わるまでの1クールを異世界で暮らすよう言われた俺は、嫌々ながらも作者の用意した異世界へと転生する。だがそこは、中世レベルの文明しかない暴力と無法の世界だった。剣と魔法、馬車とドラゴン、ガラケーとICBM。テレポーターもアイテムボックスもない、現代文明の利器が存在しない野蛮な世界に立ち尽くす俺。そして俺は、このゴブリンとキモオタが闊歩する奇妙な異世界を生き延びるためにアイドルをプロデュースすることになる。そう、俺は天才プロデューサーなのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-07 00:00:00
132567文字
会話率:54%