人類史上最高の幸福を実現してしまった(と私は信じている)バシュラールの、邦訳された2000ページ以上のなかからよりすぐった200くらいの言葉にみちびかれて、この本(にはまだなっていませんが)のなかの俳句のポエジーを味わっては、私たちだれも
が〈イマージュの存在論〉や〈想像力の現象学〉を身をもって生きてきたのだった。
そのことのくりかえしが私たちの詩的想像力や詩的感受性や詩的言語感覚を育成してくれないはずはないと思われるのだ。
今回とつぎのつぎには詩はでてきませんが、次回は私の大好きな大木実の詩を5篇、俳句のポエジーによって詩的想像力や詩的感受性や詩的言語感覚が活性化された言葉の流れの、その最後に読んでみることになります。リアルタイムでこれまでの掲載作をくりかえし読んでいただいてきた方にはもう確実なこととして約束されているようなものですが、大木実の5篇の詩でどれほどの詩情や詩的な喜びや慰めを感じとることができるか、楽しみにしていただけたらと思っております。
1200枚もある私の原稿を気軽に読める長さに小分けにしたものを連載というかたちで投稿してきましたが、作品を開いていただいたとき、タイトルの前にのっている「この連載作品は未完結のまま……」という言葉は気にしないでください。それなりに完結したひとつひとつの作品を連載というかたちで載せてもらっていて、あと8回で、終わりというもののない私の作品のいちおうの完結ということになりま
このサイトが終了してしまうと、サファリやヤフーやグーグルで検索できる私の全作品も消えてしまうらしいので、本になれば一生の宝物としていつでも、いつまでも利用していただけるのですが、連載が完結したあとも、自分で言うのもなんですが消滅してしまうなんてあまりにももったいないので、とりあえずは多少先を急いで、くりかえし何度でも読んで利用していただけたならと思っております。
ことにもパート3、4、5にも、俳句のポエジーをレベルアップさせる前例のない工夫がてんこ盛りなのに現時点(令和7年7月)ではあまり読まれていないようなので、消滅してしまうまえに、どこでもいい、気楽に、好きなように、くりかえし何度でも読んでいただけたならと、せつに希望いたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-06 09:07:23
6502文字
会話率:17%
知りあいの方からここ2か月ほど掲載作を十分読みこんだので、普通に詩だけを読んでみてもまったく無理そうだけれど、私の作品のなかで詩を読んで、どれほどの詩情を味わうことができるかはやく試してみたいというお話をいただいたので、大木実の詩はやさ
しすぎるほどだし、考えていたよりはやくおとどけすることにしました。
ちょっと胸をはって言っておきたいのですが、いまの段階では、私の作品のなかだけで、とりあえずはそれなりの詩情や詩的な喜びや慰めを感じとることができるのではないかと思っています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 16:47:08
7596文字
会話率:19%