※何年か前のスニーカー大賞の一次選考のみを突破したものです。応募前後のバックアップだと思うので、ほぼそのままのはずです。ご参考にでもどうぞ。
高校生、黒野千平は目を覚ますと異世界にいた。彼は魔王を自称する少女から「滅びの魔物」と呼ばれ、人
類に対抗する戦力として期待されてしまう。ゆるい魔王軍の中で特に何をできるでもなくカルチャーギャップを感じて脱力する日々の中、人間側の勇者として召喚された人物が現れる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-08 06:24:34
100307文字
会話率:37%
【書籍版3月18日頃発売予定(ガガガブックス)】
この世界には六人の英雄がいる。
魔法の【賢者】、回復の【聖女】、剣術の【剣聖】、弓術の【魔弾】、知略の【軍神】、そして――万能の【勇者】。
特に勇者は幼少期から他の五人に鍛えられたことで、人
類最強に相応しい力を持っていた。
そんな勇者は十五歳になったある日――魔王軍に寝返ってしまう。
洗脳でも、人質をとられたわけでも、力で屈服させられたわけでもない。
理由は単純――「え、だってこっちの方が待遇いいし……」
美味しいご飯とふかふかベッドに大きなお風呂、可愛いメイドさんに、優しい四天王に親身になってくる魔王様と、更には友達まで出来た。
過酷な訓練と命のやりとりばかりの人類より、魔王軍の食客(ヒモ)やってる方が幸せ。
人類から離脱した世界最強の、明るく楽しいヒモ生活が始まる――!!
※最高順位【総合】日間1位※カクヨムにも掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-22 00:01:10
289027文字
会話率:40%
女魔王との最終決戦の場において、魔王軍に勧誘された勇者の答えは「ここで働かせてください!」だった。勇者というブラックな職業に嫌気がさしていた勇者は、魔王軍のモンスター達の労働環境を整えるべく、人事部長として仕事を始める。魔王軍だからこその労
働の悩みを元勇者は解決できるのか? まずは低レベルダンジョンの問題に取り掛かる元勇者。目指せホワイトな魔王軍!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-05 10:16:10
7214文字
会話率:79%
「だからよー。お荷物は要らねえって言ってんだよ。役立たずの賢者さんよぉ」
勇者は一言で言うならDQNだった。
それに付き従う聖女もまた、残念な感じだった。
王国に無理やり勇者パーティーに入らされていた賢者ローデンは勘違い勇者の追放宣言に
ついに我慢の限界を迎える。
勇者と聖女の首を手土産に向かったのは……労働環境ばっちりのホワイト魔王軍だった⁉
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-04 06:21:43
3892文字
会話率:48%
俺は『旅立ちの町』の近く、『はじまりの森』で魔王軍の下っ端として働くしがないゴブリン。
まあ、安定した職ではあるし………わりと幸せな生活を送ってると思う。
『お前もそろそろ身を固めたらどうだ?』
隊長のゴブ助さんから言われた言葉が引
っかかる。俺ももうこんな年だしなぁ……。いや、俺は仕事に生きる男!
そう思っていた時期が私にもありました。
ある日気紛れに助けた人間の少女が可愛すぎて困る。
いやいや駄目だろ俺。人間は敵だぞ?
あほぉぉぉぉぉおぉぉぉぉぉ!
強いゴブリンさんが種族の違いに悩んだり、悪い奴と戦ったり、魔王軍のみんなが優しかったりするだけのお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-27 14:53:07
15834文字
会話率:45%