秋の歴史2022参加作品です。
ある兵器の歴史です。
最終更新:2022-09-30 14:00:00
585文字
会話率:0%
1945年7月16日午前5時29分45秒、アメリカ合衆国ニューメキシコ州ソコロ郊外の砂漠で、人類史上初めて原子爆弾が使用された。
現在に至るまで究極の破壊兵器として君臨する原子爆弾は、どのような経緯で完成に至ったのか?
そもそものきっかけ、
源流はどこなのか?
本作では、その出発点を1905年のスイスの首都・ベルンに定めた。
ここから1945年の広島を終着点とする、およそ40年間の出来事が描かれる事になる。
被爆国である日本には、被害者視点での分析や情報は数多く存在するが、世界史的に俯瞰するならば、これらは一面的な資料に過ぎない。
そもそも原子爆弾はアメリカが開発し、アメリカが投下した兵器である。
この「アメリカ側の視点」が加わらない限り、原子爆弾の真実は絶対に分からない。
本作の読者は、その真実を探る旅へと出かける事になるだろう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-12 20:00:00
18975文字
会話率:1%
19世紀末のアメリカ・ニューメキシコ州の、荒涼としたカランポー地方で家畜を食い荒らし回る2人組の人狼、「ロボ」と「ブランカ」。2人は女同士のつがいであった。
ロボたちの被害からカランポーの牧場を救うため呼ばれた博物学者の女性「アーネス
ト」は、あらゆる罠を回避する狡猾なロボを狩るため、うかつな行動を見せるブランカに狙いを定める。
果たしてブランカは捕らえられ、ひとり残されたロボは――。
シートン動物記「狼王ロボ」をモチーフとした百合作品をお楽しみください!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-11 21:01:30
3836文字
会話率:14%
188X年アメリカ・ニューメキシコ州。
無法者たちが集う荒野の町に二人組みの男がいた。
その名を、鉄砲玉のハリーと木偶の坊のゲンジ。
二人はケチな駅馬車強盗を繰り返して身銭を稼ぐ腑抜けた小悪党だった。
ある日、銀行襲撃にあえなく失敗した二人
は着の身着のまま町を追われ、
近隣のジャスティスシティに流れ着く。その頃、ジャスティスシティでは長年の圧政に耐えかねた貧民たちが悪徳知事を打倒するために革命団を組織し、いよいよこれから動き出そうとしていたところで……そうとも知らず、ひとまずの安泰を祝って派手に豪遊する二人だが、酒場で無銭飲食を問い詰められた際、ハリーが酒に酔った勢いで伝説の英雄“ジャンゴ”の名を騙ったことにより、事態は急転。何故かお祭り騒ぎの町人達に煽られるがまま、二人は成り行きでクーデター騒ぎの先導役を引き受けることになってしまう――。
《ジャンル/西部劇&ピカレスクロマン》折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-07 19:42:27
149971文字
会話率:42%
大羽中学校生徒達は修学旅行でアメリカ合衆国ニューメキシコ州に滞在。しかし、バスが砂漠のど真ん中でパンク。かつてそこは核実験所だったが、今も無人の地だった。携帯電話も圏外で焼きつくような暑さと植物1つない乾燥地だった。救助を待つはずだったが
、楽しいはずの修学旅行が、狂気と戦慄の戦場と化す―――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-02-01 16:30:21
51928文字
会話率:38%