【完結】「男はね。女に上に立たれるのが嫌なんだよ」
「僕は、僕を立ててくれる人を妻にしたい」
特例で女公爵になった途端、身分が下になった婚約者に婚約破棄を申し込まれたルナータ。
キレた彼女は攻撃呪文と共に快く承諾を返し、領地で引きこもり生活
を送ることに。「もう男はこりごり!」
それから数年経ったある日、領地の森でもふもふ達と仲良く暮らしていた彼女は、イバラに囲まれた小さな城を見つける。
城の寝室で百年の眠りから覚めたのは、美しい姫──じゃなくて男だった。
「だから男はこりごりだと何度言ったら」。
けれど、目覚めた彼は出会ったことのない(?)タイプで、しかもルナータになついてしまった!? 距離を縮めていく二人がそれぞれ昔の婚約に振り回される、ある意味泥沼かもしれないラブファンタジー。(※アルファポリスさん、カクヨムさんにも転載※)
【書籍化決定】2020年8月27日、Jパブリッシングさんのフェアリーキスピュアより書籍化されます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-18 21:00:00
119916文字
会話率:41%
とある国の王子オルセンは、友人に嵌められて遠い異国の地で妻と助け合いながらも、若くして死んだ前世を覚えていた。
そして今世。婚約者となった令嬢は王子の自分に全く歩み寄ろうとせず、顔を睨みつけ、何時も何処かへ行ってしまうばかり。
乳兄弟の侍女
、ウィドナと婚約者を変えるべきか、と話し合っていたら、何と浮気現場に遭遇した。
前世がドアマット気味だったので。今回は人をちょっと疑って生きよう!とするおひとよしめな王子の話です。
序盤で前世の主人公が亡くなる描写が御座います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-01 12:37:20
7225文字
会話率:23%