人類は2018年を最後にその文明を崩壊させた。
ASMV試作三号混合液は新型ウィルスのパンデミックに紛れ、爆発的な速度で人類を蝕み、爆発的にその個体数を増やし、その文明を根絶やしにするように人を、物を、あらゆるものを飲み込み進化していっ
た。
最初は有効打を与えられた銃弾もやがては効かなくなり、核兵器すら彼らは飲み込み――そして人類は地球を見捨て月の裏側に逃げ込んだ。避難船に乗れなかった貧民を残して。
生きる死者――誰がそう呼んだのかは分からない。しかし彼らは、死者の軍勢は全てを飲み込まんと、十年を経た今でも蠢き続けている。
シュライバー博士とアンネマリー博士は独白する。『こんなはずではなかった』と。故に進化を正しい方向へと導くため、彼らは黙示録の獣を遣わした。その閉塞を打ち破るために――それが彼らの最大の間違いだった。
これは絞りつくされた地球にしがみ付いて生きる生き残りたちと偽獣による、創造主への反逆、宇宙への反逆の物語――その序章に過ぎないのである。
■
石川チックな世界観を目指して短編として書こうと思ったら余裕で1万文字超えてしまったので分割投稿することに。
よいですか皆さん。これからの時代、弱い奴には生き残る資格はねぇンだ!(←グルグル目)
※注!!
・当作品には軽いスプラッタ的描写があります。演出の一つだと割り切れない方に非常に不快感を与えることになります。ブラウザの戻るボタンまたはマウスの戻るボタンをクリックされることを推奨します。
・当作品はインフレ前提のお話です。主人公は強くなれません。永遠に。主人公だけが無敵モードのイージーな御話を読みたい方には大変に向かない作風となっております。ブラウザを閉じられることを推奨します。
・当作品は聖書や御経などからの引用や名前に当てているキャラクターが登場します。キラキラネーム好きの方はぜひともお読みください。
・当作品は聖書やお橋などからの引用があります。詳しく論じてはいませんがこういった類の引用が苦手な方に大変な不快感を与えることになります。ブラウザバックを推奨します。
以上が大丈夫な方はごゆるりとお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-02 00:00:00
9988文字
会話率:13%
BeforeNG00121年、試験宇宙航行艦白峰の帰還から121年、ロスト・イェルサレム脱出から234年後のNG00234年、旧国主たちの発していたエネルギーと同質のエネルギーを放つ特殊炉心機関『フューラー』を発見。新たなエネルギーの獲得
とそれによる飽食の時代の到来に人々は“選ばれた”と過信し、新たな星間戦争が始まった。
舞台はNG00355年、コストパフォーマンスの良好な機体製作の雛型として作成されたフューラーの補助観測装置『不確定原理演算気マーテル』の補助をしエネルギーの追加充当を要請する補機であり単一の炉心機関『ゼーレ』の実験に居住艦内で捨てられた子供が使用されていた。そして起こるべくしてそれは起こった。
これは異世界転移の物語の最終章へと続く物語。
■
久々に某スーパーロボットを見たところ虚無力が私の後押しをしてくださったのでちょっと生き抜きで書いてみました。(意訳:ちょっと頭の中を空っぽにしてインスピレーションに従ったらなるべくしてこうなった)
真、とか世界最後の日とかって偉そうに付けているのに元ネタなしで虚無ってる。良いじゃない、某スーパーロボットのOVA第一作だって世界最後の日なのに虚無って終わってますし。
なお、どう考えても広げすぎと思われるかもしれませんが、これも全てプロットの掌の上なんですよねぇ(笑)ですので安心してください(←何を安心すればいいのか分からん)
※注意!Caution!
この作品には以下の要素が含まれます。耐性のない方はブラウザの戻るボタンをクリックすることを推奨します。
・人体実験描写があります。耐性のない方はブラウザの戻るボタンをクリックすることをお勧めします。
・途中途中虚無ってます。読者の皆様の想像に任せる部分が少なからずあります。自分で物事を考えるのが面倒くさい型はブラウザの戻るボタンをクリックすることをお勧めします。
・兎に角人間が邪悪です。人間はみんないい人だ!こんなこと人間がするわけない!というフェミニストの皆さんに不快感を与える可能性があります。ブラウザの戻るボタンをクリックすることをお勧めします。
以上が大丈夫な方はそのままお読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-04 02:00:00
9508文字
会話率:27%