カール・マリア・フォン・ウェーバー作曲のオペラについては、今さら説明の必要もあるまい。しかし、その原作となったヨハン・アウグスト・アーペル(Johann August Apel、1771年9月17日 - 1816年8月9日)のゴシック・ロマ
ンスは何故か、今まで翻訳されていないようである。訳者もドイツ語原典は読めず途方にくれるばかりだったのが、Popular Tales and Romances of The Northern Nations 第3巻に英訳され、そっくりそのまま Legends of Terror! に採録された上、前書きが付いている。そこで重訳になるけれど、これを翻訳して紹介しよう。何れも無記名の英訳者は、ド・クインシーである事が判明している。
なお、登場人物は名前も性格もオペラとは異なり、ハッピーエンドではないから、R15としておく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-30 20:55:51
85445文字
会話率:24%
吸血鬼譚を収集し発表していたホラー評論家、故ピーター・へイニングの捏造疑惑について検証していたケビン・トッド Kevin Dodd 氏が、New-York Mirror, and Ladies' Literary Gazette 1827
年3月10日号に見出した1篇。フランスのシャルル・ピゴー・ルブラン Pigault-Lebrun 作としてへイニングが紹介していた「禁じられた神聖な契約」"The Unholy Compact Abjured" に、題名・人物名以外は一致するという。
今まで知られなかった無記名の、おそらくは原典となるこの掌編を訳してみる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-21 15:11:28
9860文字
会話率:30%
ブギーマンの生贄の街を救う為に現れた救世主は、記憶喪失の神官だった―
「私」の住む街はある日を境に人々が次々と消えていく事件が起こり始め、私も犠牲者の家族の1人となってしまった。大切な人達を奪われた私は森の中で行き倒れていた神官姿の青年と
出会う。彼は記憶喪失者であったが、この街に巣くう「ブギーマン」を倒しに来たと語る。そして・・私と彼のブギーマンとの闘いが幕を開ける―
※初のゴシック・ロマンス作品です
※短編です
※「カクヨム」「アルファポリス」にも投稿しています
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-12 13:50:39
20720文字
会話率:52%
二人の不死者シリーズ。ドライフラワーの額縁を眺める回。
世界観は『類似者との遭遇~』をご覧ください。これだけで読んでも問題ありません。
最終更新:2020-03-18 10:24:03
5875文字
会話率:13%
二人の不死者シリーズ。死にたがりの不死者と、世界を楽しむ不死者のお話。
『月の満ち欠け~』の後にある話なので、そちらを先にご覧ください。
最終更新:2020-02-26 22:35:18
6035文字
会話率:29%
二人の不死者シリーズ。死にたがりの不死者と、世界を楽しむ不死者のお話。
『月の満ち欠け~』の後に続く話なので、そちらを先にご覧ください。
最終更新:2019-04-20 00:16:37
12013文字
会話率:32%