サモエドは困惑した。
雪深い山奥で同族とワイルドライフに勤しんでいたある日、ひょんなことから死にかけて、紆余曲折の末美少年に拾われるという幸運に恵まれたのだが。
「よし、石器を作ろう」
その美少年の様子がおかしかったのである。
白皙の
美少年から繰り出される予想外の言動! 振り回されるサモエドと周囲の人間!! どう考えてもチート能力を持っているのにそれを全く生かせていない問題児は、「俺の後ろに道ができる」と言わんばかりに道無き道をひた走る!!!
お願いだから大人しくしてて!!
周囲の願いなどいざ知らず、少年は今日も元気にゴーウングマイウェイ。
もう少年が楽しければそれでいい。サモエドが悟りの境地に至るのは早かった。
これは、かわいいサモエドちゃんとクールな少年が、世界中を冒険したり悪いヤツをやっつけたりする、スペクタクル冒険譚(※大意)である!!
※知ってるとちょっと面白くなる小話※
この小説は確定事項以外の諸々を大体ダイスロールで決めている折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-29 21:25:49
76106文字
会話率:38%
とある山中の里に雑用として連れて来られた孤児の少年は、その里で薬師をしている、同じく孤児の少女と出会う。馬鹿で聡明で道化で快活で、異端で奇妙なその少女は、少年が初めて見つけた小さな太陽だった。無表情ツンクールな少年と、実は現代日本からの転
生者な少女が、出会って生きて離れて死ぬまで。別連載『いつか見る果て』の前章で、全ての始まりの物語。これ単独でも読めます。『いつか見る果て』の登場人物のオーリ(主人公兼ヒロイン)の二度目の人生の話で、ラトニ(ヒーロー)にとっての一度目の人生の話です。本編完結。番外編として、平穏だった頃の二人の日常の話を上げています。――少年は、少女と紡ぐ永遠を望んだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-25 08:40:42
81122文字
会話率:35%
「カメラは嘘をつかない」
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ポーカーフェイスの裏側とは?
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照れ屋な女の子とクールな少年
最終更新:2010-07-12 20:17:16
1881文字
会話率:23%
学校内でもモテる美少女、蛍は、夏休みだというのに関わらず幼馴染の千夏に取り付いては遊びを請う。しかし冷たい少年になりはてた千夏はあっさりと蛍を無視し、賞へ向けての作品を描き続ける。しかし、その賞への絵の中には、実は千夏と蛍が書かれているのだ
。同じ部員の浦辺にそれを指摘されても当たり前に肯定し、昔は好きだったと話す千夏。そんなことは露知らず毎日現れる蛍。しかし、千夏の態度についに蛍はキレてしまい――その後はどうなるのか?気になりましたら続きをお読みください。青春恋愛小説です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-04-16 17:36:27
37265文字
会話率:48%