Sランク冒険者ですら一日と生きていけない【荒れ地】でエルフの師匠に育てられた俺はある日「好きに生きなさい」と言われて師匠に捨てられ、一人置いてきぼりにされる。
じゃあ好きに生きてやるよ、と俺は金持ちになることを決意して、ある話を思い出した。
かつてミスリルを手に入れようと鉱山に踏み込んだ連中がいたが、結局一番儲かったのは鉱山に入った奴ではなくそいつらにツルハシを売った連中だった。
じゃあ、冒険者相手なら冒険者の道具を売った方がよくねえか?
ダンジョンには百年以上前から冒険者が潜り死んできたという。
じゃあその装備品やら宝やらなんやらを探し出して売り払おう!
最下層まで潜って!
そんなことをしてたら、なんか魔物を倒さず遺品ばっかり漁ってるって言われて冒険者から嫌われまくってるんだけど、なんで?
俺、魔物倒してんだけど?
その遺品も宝も、最下層まで潜らないと回収できない物なんだけど?
なんなら俺以外回収できないんですけど!!
※カクヨムにも投稿しています
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-11 12:09:10
109233文字
会話率:33%
魔王討伐時に世界に降り注いだ『黒い雨』。
それは魔王が全世界に向けて放った『呪い』であった。
魔力量と『恩恵(スキル)』が人間の価値を決める世界で、ローランは魔力もなく、スキルも発動させる事の出来ない【栞】と呼ばれる不可解なスキル
だった。
『呪い』で両親を失い、残された妹も『呪い』を発症してしまった。だが、ローランは妹を救うために冒険者として働いていた。
幼馴染の親友、公爵家の長男にしてスキル【煉獄焔】と膨大な魔力を持つクロロのパーティーの荷物持ちとして懸命に努力しながらお金を稼いでいたが、ダンジョン攻略に失敗したクロロに囮として追放される事になる。
「俺はまだ死ぬわけにはいかない!」
妹のために死ぬ事は出来ないローランだが、屈強な魔物を前になすすべもない。
ローランは一度も発動したことの無いスキルを叫び、何の変哲もない魔導書を呼び出すが、やはり何も起こらない。
深い絶望とクロロ達への憎悪がごちゃ混ぜになったローランは、全てを憎み、魔導書にナイフを突き立て破壊した。
ーーー戻ってきたのは7日前。
目の前には自分を殺そうとした親友クロロ。
何もわからないローランはスキル【栞】を発動させると、『聖典』を名乗る少女との邂逅を果たして自分に秘められている『力』を知る事になる。
これは『無限の時間』を手にしたローランが、美人な『聖典』とタイムリープを繰り返して100年もの時間を剣に捧げ、本当の仲間である『聖女』や『神獣』と共に妹の『呪い』を治し、幸せを手にする物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-19 08:00:00
110612文字
会話率:36%
――拝啓、親愛なる我が両親、そして兄と妹、俺は剣と魔法の世界で新たな生を何とか生きています。
不慮の事故に遭い、訳も分からず違う世界に転生してしまった俺、いったい俺が俺のまま、この世界に生まれ落ちた理由は何だろう?
そんなことを漠然
と考えながら、普通に生活し、普通に学び、生活のために戦ったり――
魔導を暴発させた俺を見かねてエルフの師匠が俺に魔導の手ほどきをしてくれたり、身内に不幸が起こりやむ終えず冒険者になって初任務で死にかけたりと起こることは様々――生き難く、立ち向かい難い世界で、今まで培ってきたモノを糧に、時として新たな力を身に着けながら、少しづつ歩んでゆく俺の物語。
そして、いずれ大切なモノの為に世界を旅したりするかもしれない……そんなお話。
※”チート?”タグはついていますが、主人公は初めから圧倒的な力は持っていません。魔王(ラスボス)を片手間の一撃で倒せるなんて事には絶対になりませんしするつもりもありませんのでご了承ください。
※”成り上がり?”タグは一応の指針。
※カクヨム様にも同様の小説を連載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-01 07:00:00
498899文字
会話率:22%
【物語バロメーター】
ヒューマンドラマ要素40%・おねショタハーレム要素40%・グルメコスメサブカル10%・俺ツエー5%・その他5%・追放ざまぁもう遅い0%
【あらすじ】
「好きに生きて勝手に死ね」と、その神は言った。
特別な身体にチート
スキルをもらった俺は、運命と選択の神の提案で異世界転生。
だったら、好きに生きるさ。
悠々自適に森で引きこもりライフを送っていたら、とある夜傷ついたエルフに貴族令嬢? と運命的な出会いを果たす。
「貴女達は死なない! 殺させない。今は信じて!」
二人を助けた後、今度はそのエルフの師匠が乗り込んできた!?
なんやかんやあって、俺よりずっと強いけどどこか残念なセクハラエルフと和解。
「ゴホン! 最後の方はさておきセイジュ君、街に出ませんか? 私たちエルフから見れば、人間の命はあまりに短い。人と触れ合って下さい。出会い別れ、その全てがキミの人生を彩る。ユグドラシルのご加護がキミにあらんことを……」
師匠ユグドラティエとその弟子エルミアに導かれて王都を目指すことに……
周りは美男美女ばかり。
「やっぱ、俺リア充になるわ」
エルフに貴族令嬢、王女様。果ては神様まで? 現代知識とチートスキルを使って、この世界に刺激とイノベーションを!
どこか満たされなかった前世に別れを告げて、今世はリア充目指して頑張ります!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-25 16:20:06
436950文字
会話率:45%