主人公の鯖井晴(さばい はる)は『ちょっとだけ』アホ毛が便利な女子高生。
失恋旅行でジュラ紀の無人島に漂流したりタイムトラベルしたり。何処にでもいそうな至って普通の女の子だ。
『少しだけ強くて』エネルギー弾やアホ毛を武器に戦ったり
とどこにでもいる肩まで伸ばしたボブカットとアホ毛が特徴の可愛い女の子。
あだ名はハルちゃん。
そんな彼女が今回到着したのは戦国時代、ハルちゃんがタイムトラベルの末に目を覚ましたら周囲は合戦の最中だった。そこで彼女が出会うのは彼女の初恋の相手のご先祖さまや宇宙規模の借金を抱え込む彼女自身のご先祖さまだった。だが、そのご先祖さまがハルちゃんを凌ぐとんでもガールだった。
「私、可愛いくて偉いからウィンクしながらあっはーんって言えば大抵のオッサンはお金貸してくれるよ?」
「……それってパパ活じゃん」
ご先祖さまの借金総額は三億石(現代の価値で八十一兆円)、厳しい戦国時代をその可愛さとトンデモっぷりで生き抜くアホ毛なパパ活大名だったのだ。
国家予算規模の借金は未来の鯖井家にとって遺恨となると確信したハルちゃん。ただで元の世界に戻ってはママに怒られてお小遣いカットの未来は明白、ハルちゃんは借金返済を目指すべく相棒の宇宙猫ミケと共に戦国時代で様々な取り組みを実施する。
ハルちゃんはその超人的かつ変態的な能力を遺憾無く発揮して逞しく愛猫と共に戦国時代で青春を謳歌することが出来るのか? これは借金と欲望に巻き込まれた戦国女子高生のドタバタ活劇である。
『とんでもガール・鯖井晴ちゃんの無人島失恋生活 with 愛猫=豪華客船が沈没して漂流した無人島の生態系がジュラってました=』の続編です。
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折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-30 23:00:00
107849文字
会話率:35%
双子座流星群を一人眺める少女、ココア。
帰宅の途中、ココアは双子座流星群と共に地球にやってきたという銀河妖精ポルックスと出会う。
ポルックスは『罪星』と呼ばれる宇宙犯罪者を『輝きの園』と呼ばれる宇宙警察への連行中に逃げられてしまった事、地球
では銀河法により能力使用を制限されるという事をココアに伝え、宇宙魔法省が開発した汎用型魔法杖をココアに渡し、魔法少女として『罪星』の捕獲を依頼する。
地球の大気内で太陽光を浴びると大爆発を起こすという『罪星』を魔法によって発見したココアは、類まれな魔力量を駆使し、時間と空間を操る魔法をポルックスに無断で使う事で戦闘技術を飛躍的に向上させ、『罪星』を圧倒する。
戦闘不能にした『罪星』をシールクリスタルという鉱石に封印する際にココアは疑問に思った事をポルックスに尋ねた。
輝きの園でしかシールクリスタルの封印を解く事が出来ないはずなのに、なぜこの『罪星』はポルックスから逃げられたのか?
ポルックスはシールクリスタルを転売する為に『罪星』をシールクリスタルに封印せずに拘束するに留めていた事が判明する。
ポルックスの弱みを握ったココアはポルックスに宇宙が見たいと迫り、さらにポルックスが地球に来る際に乗っていた星船が取引相手の真の狙いなのではないかと切り出す。
ココアの言葉に星船の制御端末を確認すると、星船の制御が奪われておりココアの推理が当たっていた事を察するポルックス。
星船からの主砲がポルックス達に放たれようとしている事を知り、ポルックスはその命を懸けて、ココアを守ろうとする。
が、ポルックスはその魔力の大半をココアに吸収されてしまう。
吸収した膨大な魔力を用い、ココアは大規模魔法を使用して星船から放たれた高エネルギー弾ごと星船を宇宙の塵にした。
星船の消失を知り、愕然とするポルックスにココアはテヘペロと謝る。
ポルックスは叫んだ。
こんな子を魔法少女に選ぶんじゃなかった、と。
この作品は以前ピクシブに投稿した物のリメイクとなります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-16 00:29:55
20583文字
会話率:48%
地球の運命はユウキに掛かっていた。
小柄なユウキと3メートルを越える人型の銀色の化け物。
肉弾戦。エネルギー弾の応酬。地球を守れ!ユウキ!
最終更新:2022-03-24 22:11:47
894文字
会話率:47%
このエッセイにはショッキングな内容が含まれています。
最終更新:2022-03-01 22:34:31
3512文字
会話率:0%
——世界も人も、誰かの救いを待っている。
日夜アルバイトに勤しむ十八歳、赤梁レンを襲ったのは異世界の女神が放つ転生攻撃と言う名の、真っ白いトラックだった。女神曰く、赤梁レンには勇者の素質がある。
レンを転生攻撃によって一度殺害し、異世界に転
生させようとする女神。ヴェレーナと名乗った彼女のほかにも、また別の世界を管轄する女神、ステラとシラヌイも現れ、同様に危機に陥る異世界を救うためレンに転生攻撃を仕掛ける。
しかし当然、一度殺される上にわけのわからない世界に放り込まれるなどレンには御免だ。拒否権なく飛び交う、トラック、炎、エネルギー弾。頭のおかしい女神たちの転生攻撃をかいくぐり、レンは異世界転生を免れることはできるのか——折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-25 23:14:22
14477文字
会話率:48%
ある一時を境に文明は大きく縮小せざるを得ない状況に陥った。
異世界からの軍勢が我々を襲ったのだ。
ポータルからの転移によってやってくる彼らは不思議な術を使う。
竜を駆り、炎を手からだし、超高密度のエネルギー弾を放ってくる。
世界は
レジスタンスとなり、彼らと徹底的に戦うしか道は残されていない。
これはその世紀末な世界で楽観的に敵と戦っていく一人の男の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-27 19:36:07
1899文字
会話率:25%
【第一部完結】
「黄色い空を跳び、赤い星に挑む」
時は全天時代。赤い暴漢に襲われた黄空(キソラ)ひたきはパワードスーツを手に入れる。〈空〉を自由に駆けることの出来るパワードスーツを手に入れた彼女は、居合わせた元(ハジメ)いろはという少女を
守るため、赤い暴漢に立ち向かう。
アメツチデバイスという名のいろはの父親が作ったパワードスーツを巡って彼女たちは赤い暴漢と警察に追いかけられる立場に置かれる。
黄空ひたきは元いろはを守るため、そして自分自身が生きるため戦うこととなる。
全天時代。それは全天コンピュータの台頭と光加速ワープの発明で星と星とを行き来できるようになった時代。
エメラルド恒星系の首都惑星リリークリーフに住む製薬会社の営業・黄空ひたきは出張の帰りに宇宙港で元いろはと出会う。
彼女の父・元天地(アメツチ)は科学者が集う惑星キューブヒルズの研究者だった。
天地からの届け物であるアメツチデバイスは空を飛べる〈空〉や太陽のごときエネルギー弾を射出できる〈星〉などのバリエーションがあるパワードスーツであった。
〈星〉を纏った赤い男に対抗するため〈空〉を纏った黄空は己れの身を守るため空を駆ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-22 21:00:00
100594文字
会話率:40%