夫婦喧嘩をした翌日、弁当の中に入っていたある物に夫は恐怖した
果たしてそれが意味する事とは……
最終更新:2024-05-13 16:17:26
3384文字
会話率:7%
人はマルコフ連鎖の内に生きている
人格は無限のテープを持ち肉体の喪失は実存終わりを意味しない
外界に神経が非侵襲に接続されアカシックレコードはフィードバック機構を持ち因果律の呪いに反映される
人間はダーザインの選択権を持たず自己の規定すらま
まならない
あるいはTorのアレゴリーの玉ねぎのように全てはカーライルの衣装でゾンビ感覚しか持たないのかもしれない
宇宙が始まったと同時に定義可能なほど傲岸でビッグクランチに収斂するほど矮小なミクロコスミ
動くちっぽけなモナド
それを踏み潰すような宇宙論的な象
そんな象をデュルケムの宿命論的に殺害しなければならない
そんなジョージ・オーウェルをオマージュ、パスティーシュ、コラージュ、アッサンブラージュつまりパクった
そんな物語(映像:アンダーグラウンド[エミール・クストリッツァ])
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-18 06:08:50
5178文字
会話率:6%
質問アプリに熱中していた少年・曽呂紋斗は、思いがけないことから異世界に転生させられてしまう。
転生先の魔物の街ディルエットの領主、イシュー・バームから与えられた仕事の内容は悪知恵袋ソロモンとして魔物の住人の悩みを解決したりゴーレムの知能
を強化したりして、魔物の国を強く豊かにすることだった。
不思議な塔から貸し与えられた魔法の力、回答者権限に満足してはいないが、知恵を絞り力を振り絞り魔物と協力することで、なんとか困難を切り抜けていく。
人間の歪んだ心から生み出される怪物を使役するセレマイア軍との戦いで窮地に陥ったソロモンは、転生前に見ていた未知の世界から「寓意術」を授かる。そしてそれを応用して自らの分身体「タルパ」を作る方法を編み出す。
新たに3人の魔物を知恵活仲間に引き入れると、その仲間たちもソロモンの力に呼応するかのように知恵フクロウのシステムに由来する寓意術、回答者権限寓意術を開発し順応していく。
急速に進化していく知恵の塔は、ますますディルエットの発展を促していく。
ありとあらゆる象徴から呪力を引き出す新たな力を使って、ソロモンは魔物たちと共にこの世界の真理を解き明かしていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-28 20:29:11
236364文字
会話率:39%
この小説はボツ作となっています。
更新される事はないのでご了承を。
新しい異世界転移作品を執筆しているところなので、そちらの方をご覧ください。
■■
―――伍世界。
それは、現在確認されている五つの世界の事を指す。
魔術の
世界や妖怪の世界。様々な世界がある中で、一つだけ、身体に能力を宿す者が殆どいない世界があった。それが、今私達の居る世界、平和界《ピースフル》だ。
そんな中、平和界の中でも他世界の特殊な能力を持つ人間たちがいた。霊感を持つ人間が居ても、他世界の能力を手にした人間などいなかった。
やがて彼らは、自分たちが寓話花《アレゴリー》という花の感染者だということに気づく。彼らは、自分たちの事を感染者《アレゴリック》と名乗り、他世界に対抗する力を手に入れたのだった。
時は流れ、現代。
霧神倭男(きりがみしずお)は、寓話花の感染者になり、三年が経とうとしていた。
彼の周りには他世界の色々な妖怪や魔法使いが集まり、今夜もはた迷惑に騒ごうとしていた。
青年の、慌ただしい毎日が、今始まる―――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-09 22:10:51
61746文字
会話率:53%
『その本を開いてはいけない』――。
私立青鳳学院には奇妙な噂が流れていた。少女の幽霊、幻覚をもたらす奇病、失踪する生徒……。
それらの怪異の根源は、ある一冊の本であった。
図書委員、時宮熾人《ときみや しと》は同じく図書委員の先輩にあたる御
鏡氷咲《みかがみ ひさき》と共に、不思議な本の捜索を依頼される。
しかしそれは深く巨大な闇にも似た、難解な謎の始まりであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-13 00:00:00
48491文字
会話率:38%