毎日告白してくる少しイケメンな彼。
でも菫には忘れられない人がいて…?
最終更新:2015-12-10 18:00:00
2946文字
会話率:25%
――窓の外で、把握の外で。ボクの及び知らない世界での話だ。
誰かが、ボクを指さし嘲笑を添えてこう言ったらしい。
『ゲッター』と。
「ボクがゲッターだって? あんな何の役にも立たない自尊心だけこし取って丸めた塊みたいなやつら
と一緒にするな! 勉強ができてスポーツが結構上手でまぁまぁイケメンで身長も割と高くかわいい義妹がいるボクが、ゲッターなわけがないだろう!! 大体他人の評価だけで人は測れないし内面の優しさだって触れ合わないとわからない、何も知らない愚か共どもがボクのことを語るんじゃない! 第一誰なんだボクのことをゲッターだなんて言ったやつは出てこい倍返しにしてやるそもそもゲッターなんて言って普通の読者に通じると思っているのか甘いんだよもっと配慮しろこの腐れ作sy」
「早口で何言ってるかわかんないし。こっちみて話しなよ、ゲッターポイント000、コミュ障だねー」
「だから、ボクが『ゲッター』だなんて絶対にウソだ!」
なろうでは初投稿です。楽しんで読んでくれると嬉しいです。
どうかよろしくお願いします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-24 19:26:28
5577文字
会話率:45%
月明かりの下バルコニーには燕尾服を纏った男が1人の女性を前にして片膝をついてその左手をとってこういった。
「あなたに生涯忠誠を尽くすと誓います。何があってもあなたをお守りして見せます。」
女性はやや不機嫌な顔をしてこういった。
「それ
だけでは足りないわ。一番大切ななものがぬけていますもの。」
「そ、それはいったい……不肖ロベルト、アリス様に捧げることのできるものは忠誠と我が命と心得ておりました故他に思い当たるものがございません。」
「心もその体も…あなたの全てが私は欲しいの。」
「は………⁈」
「私があと何十年かして女王になればたとえあなたが元貧民街出身の平民であろうとそんなことは関係ないことですわ。強引にでもあなたとの結婚を成立させてみせます。」
「ア、アリス様…そっ…それは職権乱用であって…ごにょごにょ…」
「私は負けませんわ。たとえ何があろうとロベルトへのこの愛は不変であり何人たりとてこの恋の邪魔をすることはできないのですから。」
「はぁ〜…(厄介なことになりそうだなぁ…)」
これは最下層にいた人間が偶然と幸運によって王家に使える執事となり王女に翻弄される物語。
容姿端麗、頭脳明晰で国内外問わず人気のあるグランタニア王国第一王女アリス=フォン=グランタニアには王女である建前上、人には言えないがある一つの野望を持っていた。
それは彼女の専属執事であるロベルトとの結婚で……………………………
果たしてこの恋の結末はいかに?
小説初投稿となります。この話には魔法やら異世界転生やら魔王やらテンプレ要素は出てきません。ひとつあるのは主人公結構強いってことですかね。
気が向いたら更新と亀の歩みでやっていきます。自己満足で書いているのでそれでもよければどうぞお付き合いください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-23 11:35:16
556文字
会話率:0%