ぼろきれ 小説家になろう　作者検索

王国に妖魔の手が及んだ。 壊滅の危機に瀕した国を救うには、妖魔の要求を飲むほかない。 その要求に従い、聖騎士は辺境地帯へ向かう。 彼を待ち受けるものとは、なにか。 その恐ろしい全貌が、地域を、そして世界を揺るがすこととなる。 え、なんでも？　ほんとに……？ ああ、うう、ええと……ほ、ほっぺに、ほっぺに……その……。 折りたたむ>>続きをよむ

　ぼくと、ぼくらと、アカネとコガネ。

　孤高とひとりよがりは違う。 　そんなROCK'N'ROLLじゃ、誰も愛せやしないし、誰にも愛されやしない。

一番古い記憶はあか。 路地裏でぼろきれのような孤児を拾ったのは、きんいろのお嬢様。 これは『わたくしの猫』の拾われた猫sideの話。

掌編小説です。文字数224。

　ある日起きた一件の殺人事件を境に、世界は殺意の波に飲み込まれ始めた。 殺戮の痕、ゴミと死体に埋もれた荒廃した世界で生き続ける『ぼく』。彼の前にぼろきれのような衣を纏ったひとりの男が現れる。

少年はねこを見た。 それはとても美しい、白いねこだった。