世界は無数にある。同じ様な世界でも、どこかが違う。
他人からすれば、その世界は歪かもしれない。
けれども、その世界に住むヒトたちにとってはそれが当たり前で、それが現実だ。歪だなんて思わない。
誰かが言った。『誰もが主人公』なのだと。
な
ら、歪な世界ではどうなるのだろう。
これは、どこかの世界の物語。歪でおかしくて、壊れていて、語呂の悪いお話。
助けて。誰もが言った言葉。誰もが見て見ぬ振りをした言葉。
それでも『助けて』を言えなかった少女がいる。そんな言葉を知らなかったから。
だから少女は『助けて』と言えない。
ならば誰かが手を差し伸べれば良い。『助けて』という言葉を教えてやればいい。そうして少女も『助けて』を言えるようになる。
少女は優しかった。少女は強かった。少女は魔性だった。
少女の善意で、人が狂ってしまった。狂ってしまった人は少女を手に入れるために全てを壊そうとした。
果たして誰が悪かったのか。少女が悪かったのか。それとも別の誰かなのか。
けれども、ひとつだけ言えることがある。
世界が、その少女を愛している。
それが、その少女にとっての幸せとは限らないけれど。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-09 08:00:00
75711文字
会話率:33%
ミーリは、驚きに固まった。目の前には、白い毛玉みたいな生き物が三十匹ほどいる。それを見て困ったように笑うのは、一緒に暮らしているフレディーで——……。
これは、〝誕生日〟にとある出来事に見舞われるどこかの世界の物語。
最終更新:2024-10-27 23:43:35
892文字
会話率:56%
ファンタジーの世界。
セロテ砂漠をラクダに乗って旅する主人公ベシアとその仲間の黒魔術師スケーイト。
彼らは何らかのわざわいを治める為、神の導きのまま行くのですが、ある空間の歪みを感じるとともに白夜がどこまでも続く村に辿り着きます。
その白
夜の村は、彼らの所属する教会の伝説の村でした……。
そしてある女性の残した本に触れ、様子がおかしくなるスケーイト。
出るのに手順が必要な村、女性は何者なのか!?
太陽を吸い込んだ魔物。そしてそいつを殺すにはどうしたらいいのか?
そしてスケーイトをおかしくした謎の本とは何なのか!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-20 16:45:59
6441文字
会話率:48%
いつも通りの日常から、突如として引き摺りこまれた先は異世界だった!?与えられたのは補助妨害系魔法と凄そうな眼?ちょっとゲームが好きだっただけの凡庸な少年がなんの因果か、波乱を呼び込む異分子として、天才共を引き連れ、異世界を旅する。
────
時に顔のぞかせる暴力的でサディスティックな一面は、与えられたものなのか元からなのか────
そんな危なげのあるどこかの世界の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-23 19:06:47
1842文字
会話率:19%
どこかの時代のどこかの世界の物語。決して行ってはならないという伝説の海へ向かって2人の少年と少女が大冒険に繰り出す。小さな町から始まる物語の序章。
最終更新:2022-09-20 01:22:45
21223文字
会話率:0%
「わたしちゃんと綺麗かな」
ルコロ王国の王女・アクロは人生でほとんど初めての舞踏会に出席することに。
右も左もわからぬままきょろきょろしていると、一人の王子が近づいてきて…!
透き通った肌のかわいらしいアクロは、同時に素直になれない中途半
端な女の子。
「色々」な使用人に助けられて、一人の女性として成長していく?
そんなアクロ姫と個性「色々」な使用人たちが見せてくれる、どこかの世界の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-24 00:58:43
21309文字
会話率:58%
これはどこかの世界の住人が織り成す物語。
最終更新:2016-09-04 16:52:30
1455文字
会話率:59%
どこかの世界の物語。
そこでは様々な人種や思想が渦を巻いて、けれどそこはかとなく平和な世界だ。
世界で指名手配されている盗賊、リーア・ディショールダーは、宝を探すためとある遺跡に足を運ぶ。
そこでリーアは、一人の少女と出会う。
最終更新:2011-04-15 00:25:27
2154文字
会話率:20%