大きくのびをした
彼は白いうねりをあげて、優しげに呼びかけてくる
おいで
あそぼう
子供もまた、それに答える
まってくれ
今行く
早く、早く
せかしてくる
小さな素足が
黄金色の大地を駆けめぐる
風が
小さな背中を
おす
先に行ってるよ
追い越していく
小麦色の肌が
疑うことなく受けいれる
そこにあるものすべてを
水しぶきが上がった
時が止まり、静寂が訪れる
少年は流離い人だった
瞳をとじると
人魚の唄声がきこえる
鳥たちの
自由が降りかかる
潮騒は
揺籠だった
おやすみ
少年は大地の子供になった折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-12 22:47:35
222文字
会話率:0%
私の人生が崩れてしまったあの日から現在までのお話をまとめました
また、自傷、自殺表現がございます
苦手な方はここで閉じることを強くおすすめします
また、気分が悪くなったらとじることをおすすめします
最終更新:2024-02-03 20:17:03
1145文字
会話率:29%
全ての夜を両手に集めて、そして最後に自分がとじるのだーー。
西と東に分けられた箱庭の中で何処にでもいる腐れ縁の幼馴染二人は、どら猫よろしく赤い目をした黒猫追いかけ異世界へ飛ばされた。一人は運良く俳優顔のイケメン魔法士に拾われ、一人は国から召
喚される。見知らぬ土地で再び二人が出会えた時、停滞していた歯車が回り始めた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-10 01:01:47
119196文字
会話率:59%
ある星の日、青年ミスラは幼少期を過ごした街を訪れる。そこで出会った箱入り少年と、離れ離れになった姉妹。なくなったページ。ひとりぼっちの少女。
本をとじる手に幸せがありますように。
彼らの紡いだ、とある星のお話です。
※このお話はイラスト
投稿サイトpixivに同名(しんし)で投稿している作品「とある星のお話シリーズ」を数話ずつまとめて加筆修正したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-14 10:20:02
11033文字
会話率:53%
ある事件をきっかけに|最低遊戯《ハンガーゲーム》に参加することにになった|音無綴《おとなしとじる》。
果たして|最低遊戯《ハンガーゲーム》とは?
殺人鬼たちの死闘が今始まる。
最終更新:2017-11-19 20:47:16
2191文字
会話率:48%
今の世の中に飽きてしまった主人公「一(はじめ)」はとある一冊の本を拾う
その本には異世界転生する方法が書かれていた。
一は冗談半分でその本に書かれた方法の通りにしてみる
するとまぶしい光が視界をふさぐ
おもわず一は目をとじる
そして目を開け
た先にには今までいた自分の部屋じゃなくとあるゆりかごの中にいた
そしてこの新たな世界で一の新しい冒険が今始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-14 16:00:00
2037文字
会話率:90%
あける鍵と対象の鍵、その鍵を拾った子供は。
最終更新:2009-08-18 23:36:28
574文字
会話率:0%