世界は救われた!でも歯車は狂ってしまっていた
ドアを開けたら光に包まれた。光が消えたらそこは全く知らない世界だった。
何年も前に勇者が魔王を倒した後の平和になったはずの世界。しかし勇者の召喚が止まることはなくその一人として連れて
こられた主人公。帰る方法もないので異世界で静かに暮らしていたが......
勇者として連れてこられた人々の怒りが爆発する!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-06 19:00:00
15916文字
会話率:37%
フライハイト盗賊団の三番手として場を和ませ、いつも明るく無邪気に笑うバド。
だが、盗賊団に入団する前の彼は、王にも似た権力を持つと言われる貴族、エヴァンズ家の長男で。
誰もがうらやむその地位にいた彼だが、館の中に閉じ込められ、両親から駒の
ように扱われるという、憐れな生活を送っていた過去がある。
これは「私に世界は救えません!」の舞台から、四年ほど前、バドがフライハイトに入団する前のお話。
操り人形のような生き方をしてきた少年が、自分らしく生きようと決意した夏の日の物語。
※「私に世界は救えません!」を読まなくても読めます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-07 19:00:00
49491文字
会話率:23%