知人に誘われてラーメン屋を訪れることになった。
初めは怖いところかと思ったら、意外とそうでもなく。
接客してくれた人々も優しかった。
ギャルは怖いものでないと知った場所でもある。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申
し訳御座いません。
注意事項2
ラーメン屋とか、油そばの店とかで働いてるギャルのお姉さんは、陰キャにも優しいと思って生きてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-01 09:08:18
953文字
会話率:41%
災いを被った者である被災者。それは、なにも大きな災害に遭って苦難を強いられる人々だけを指すのではなく、実は人は生まれた時から死ぬ瞬間まで、被災者なのではないか。我々は、日々何かしらの禍を被っている。心の中をもし窓ガラスのように覗けるとした
ら、チクチク刺されたトゲだらけでびっくりするかもしれない。自分自身の力でそのトゲを抜く勇気と力と経済力を持っている人など世の中にどれだけいるだろう。平和な毎日とは何もない状態、それがふつうで当たり前。でも実はサーカスの綱渡りみたくふつう(・・・)という細い綱の上を危なっかしく歩いているだけで、いつそこから転落してしまうか誰も分からない。大きな網の目のセーフティーネットからもこぼれ落ちてしまったら、人はどうして生きていったらいいのか。ある災害が起こって、そこに集まったボランティアたち、愛知県の小さな町で代々続く酒蔵を営んではいるが、親から譲り受けた家業を判で押したようにこなしているだけで、ボランティアをして人助けをすることだけが生き甲斐のような蔵元杜氏、各地で災害があると、まるで一時保護施設のように避難所に潜り込んで、一宿一飯の恩義でボランティアをしつつ、老母の年金で食い繫いでいる無職の中年男、日本の社会の中で苦悩する外国人留学生の悲哀、被災者であるろう者の生き難さ、認知症の家族を抱えた葛藤、そして彼らを支えサポートする社会福祉協議会の男性の様々なストレスなど、ふつうに生きたくても、そのふつうが出来なくて、もがきながらもそれでも生きている人々の有り様が各章に分けて描かれています。人が人として人を助け、その温情に人として『ありがとう』と感謝の念を持つ。最後に残るのは、お金でも権威でも損得でもなく、人の心であると信じたい。
毎日は皆忙しくて、時間と時間の狭間でどうにか生きているようなもので、時間があればスマートフォンだって覗きたいし、名のある作家ならともかく、無名の者が書いたものなど眼を通す奇特な方などいないかもしれませんが、もしよろしければチラリとでも見てもらえるとほんとに嬉しいです。コンクリートのように硬くて重い物語ではなくて、笑える要素もあるので日常の息抜きにでも読んでもらえれば幸いです。保育園の頃、お寺のお堂で正座をして両手の親指と人差し指をくっ付けて三角を拵えてお辞儀をすることを覚えました。どうかよろしくお願いいたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-03 00:00:00
57179文字
会話率:7%
「かしこまりました、ご主人様」
執事服の男が恭しくお辞儀をする。
自分は家政婦を頼んだはずなのだ。
なのに、なんで執事がいるんだろう……?
散らかり放題の家のせいで部屋に閉じ込められること三度。
とうとう、紅夏は家政婦の依頼を決意する
。
けれど、当日来たのは……執事コスをした男。
人見知りでさらに男が苦手な紅夏は断ろうとするが、強引に押し切られ、契約してしまう。
慇懃無礼な執事コス家政夫、松岡との緊張する日々。
しかもある日、自分が初恋もまだなTLノベル作家だと知られてしまう。
「なら私を、彼氏にしますか?」
慇懃無礼な家政夫執事とはじまった恋愛レッスン。
けれど脅迫状が届きはじめて……?
葛西紅夏 24歳
職業 TLノベル作家
初恋もまだな、もちろん処女
理想の恋愛相手は王子様……!?
×
松岡克成 22歳
職業 家政夫
趣味 執事
慇懃無礼な俺様
脅迫状の犯人は?
この恋はうまくいくのか――!?
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ベリーズカフェ、ノベマ!、アルファポリス、カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-15 21:00:00
177705文字
会話率:35%
始めに:ピクシブで投稿した作品の再編再録作品です。
幕が上がり、舞台の中央に立つのは語り部。
語り部は深ぶかとお辞儀をすると物語の口上を語り始める。
誰もがその物語の始まりに胸を膨らませて聞く。
物語の始まりは語り部の言葉によって
語られる。
――さてさて、今宵の物語は…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-07 17:07:34
20182文字
会話率:32%