この世界は5歳で全ての住民が神より神の祝福を得られる。そんな中、カインが授かった祝福は『アルファベット』という見た事も聞いた事もない祝福だった。
祝福を授かった時に現れる光は前代未聞の虹色⁉周りから多いに期待されるが、期待とは裏腹に、どんな
祝福かもわからないまま、5年間を何事もなく過ごした。
10歳で冒険者になった時には、『無能の祝福』と呼ばれるようになった。
『無能の祝福』、『最低な能力値』、『最低な成長率』・・・
そんな中、カインは腐る事なく日々冒険者としてできる事を毎日こなしていた。
『おつかいクエスト』、『街の清掃』、『薬草採取』、『荷物持ち』、カインのできる内容は日銭を稼ぐだけで精一杯だったが、そんな時に1枚の金貨を手に入れたカインはそこから人生が変わった。
教会で1枚の金貨を寄付した事が始まりだった。前世の記憶を取り戻したカインは、神の奇跡を手に入れる為にお金を稼ぐ。お金を稼ぐ。お金を稼ぐ。
『戦闘民族君』、『未来の猫ロボット君』、『美少女戦士君』、『天空の城ラ君』、『風の谷君』などなど、様々な神の奇跡を手に入れる為、カインの冒険が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-14 12:00:00
416803文字
会話率:69%
勇者と魔王が相打ちになった、勇者と魔王がいない世界。
異世界転移してもう14年になる僕は、辺境の村で冒険者をしながら双子を養っている万年レベル1のモブおじさんだ。けど、ギルドでは名前が知れ渡っている。僕のパーティは、8歳の双子の兄妹、兄の
アトと、妹のロアをメンバーにした子連れパーティ。双子は冒険者組合で人気者になり、半ばアイドル扱いされていた。
そんな僕たちの仕事は安全なおつかいクエストが主流だが、誕生日にスペシャル・ベリーミックスケーキ(え、こんなにするの?)を食べたいというロアの願いによって、報酬に釣られ、慣れないダンジョンから魔物を追い払うクエストを受けたのだった。無謀なようなこの挑戦、でも双子たちはただの子供じゃない。
勇者の父と、魔王の母を持つ最強血統の子供達だったのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-01 20:38:49
11701文字
会話率:46%
【10分で読めるショートコメディーです】
仕事帰り、スーパーで安売りしていた弁当を楽しみに生きている俺が、何かに跳ね飛ばされた。死ぬ前に弁当が食いたかったと嘆いた矢先に、飛ばされたのは、拷問部屋。
「腹減ったなあ」「お腹、空きました? 私も
空きましたよ、から揚げさん」
同じ感想を述べたのは、床から這い出て来た女の子。その女の子魔王に献上するから揚げを召喚しようとしたら、俺がから揚げとして出て来たらしい。元のパロメーターに戻り、元の世界に帰る為には、女の子のお使いクエストを手伝わなくてはいけないと言う。かくして、謎の女の子と共に、ご近所でから揚げを作るための、ちょっとした冒険が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-29 22:47:58
8132文字
会話率:59%
―――この世界はゲームだと誰もが知っている。
とあるRPGのキャラクター、ロクトバとリューカは、主人公とともにクエストを受注する。
それは町長こと通称『おじいちゃん』を護衛するおつかいクエスト。しかし軽い気持ちで受けたそれが、悪夢の始まりだ
った。
理不尽に動く主人公、言うことをきかないおじいちゃん、発生する数々のバグ…一行は果たして無事にクエストを完了することが出来るのか出来ないのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-24 21:20:20
41015文字
会話率:28%
【お知らせ】
書籍版がアーススターノベル様より9/14に発売しました。よろしくお願いします!
傷ついたモンスターを助けたら、美少女が恩返しにやってきた。その正体は世界中の人間が探し求める幻の超レアスライムモンスター。倒せば100億の経験値
が手に入り、体はオリハルコンの素材にもなる彼女は、生身のままであらゆる攻撃を無効化し、ぐーで殴ればドラゴンもワンパンするチート美少女だった!
そんなチート美少女と、レベル1でスキル0な底辺冒険者の僕が出会ったときはじまるのは……なんと薬草採取からはじまるおつかいクエスト!?
いや、だって僕レベル1だし。のんびりスローライフがちょうどいいんだ。
美少女モンスター、ライムとのドキドキワクワクちょっぴりエッチでたまにIQが下がる二人旅。薬草採取のため山に登ったり、ユニコーンの薬を求めてハイキングに出かけたり。そんなのんびりした日々をつづった異世界日常系クエストです。
現在週休2日で毎日更新中。
【3/13日刊6位達成! いつもブクマ、評価など励みになっています。ありがとうございます!】
【おしらせ2】
運営様よりお前の作品えっちすぎるんだよと怒られてしまったため、◇マークの付いた話を修正しました。詳しくは活動報告を参照願います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-27 12:00:00
554332文字
会話率:37%
ある世界に、お空の国と夜の国がありました。
お空の国は王子様が生まれ、夜の国ではお姫様が生まれました。
お空の王子様が3歳の誕生日のお祝いをしていた時、沼地に住んでいる笑いの魔女がお空の王子様と結婚したいとやってきました。
3歳の王子様は、
夜の国のお姫様と結婚したいと言いました。
笑いの魔女は怒ってお姫様と結婚出来ないように、王子様を姫に変えてさらに両腕に呪いをかけました。
「わたしと結婚したくなったら元に戻してやるよ…ウーヒヒヒ!…アーハハハ!」
そう言って、沼地の奥へと帰っていった笑いの魔女。
さてさて、どうしましょー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-08 22:04:00
24168文字
会話率:42%