私が体験した話ですが、怖さがボケる部分が多くあります。
※これは「夏のホラー2023」参加作品です。
※この作品は「アルファポリス」にも掲載しています。
最終更新:2023-08-03 08:00:00
2284文字
会話率:10%
「ヴェル・ド・レギン公爵令嬢、もはやそなたを王家へ迎え入れる理由は何もない」
病によって二目と見られない姿となった私は、王太子殿下から婚約を破棄されてしまいました。
その殿下の隣では、美しい妹がぞっとするほど酷薄な笑みを浮かべています。
身に覚えのない罪を着せられ、さらに妹からは密かに命を狙われる始末。
そんな絶体絶命を救ってくださったのは、妹の婚約者であり隣国の超エリート官僚、クワスル様でした。
しかも気が付けば空の上。あっという間に隣国へと誘拐される私。
どうして彼が?
なぜ私を?
ここはどこ?
あれは何?
「貴女の疑問へお答えする時間はたっぷりありますから、安心して」
怪物の私にも分け隔てなく接してくださるクワスル様。
できることなら、彼のお側で生きていきたい。
そのためには、過去や妹としっかりケリをつけなくてはいけません。
一線を越えた妹には、姉である私が最初で最後の躾をしてあげなくては。
※全2話、前後編構成。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-23 18:08:01
28907文字
会話率:45%
ファンタジー小説のように異世界に転移してしまった。 熱心にレベルアップをして魔王と戦うのは先に召喚された勇者に任せて、私は邸宅で平凡ながらも平凡ではない人生を楽しんだ。 そんなある日、地平線の向こうから轟音が聞こえてきた。
"うん
、ドラゴンがまたもめごとか。 よし... あれ?あれは何? 戦闘機?あれが何故聞いたのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-07 02:00:00
5646文字
会話率:0%