中世ヨーロッパ風の異世界に、金髪碧眼、絶世のイケメン貴族として転生したモールは、前世での悔恨を糧に一つの決意をする。
――今世こそ童貞を棄てる。モテモテになる。そして俺専用のハーレムを作るのだ!
貴族ならそれが出来るとタカをくくっていた
モールだが、十七歳の成人を迎えたその日、領地経営失敗であっけなく家は没落。
しかも素行の下品さから我が家の恥と断じられ、身分剥奪の上追放の憂き目にあってしまう。
王都のスラムへと流れ着き、その日暮らしに身を投じることになったモールだが、そこでも際立つのは自分の途方もない無能っぷりばかり。
チートもない、知恵も勇気も持ってない、もう顔と尻穴売るしか道はない……。
諦めかけていたモールだったが、スラムで成り上がりを目指す少女イリスとの出会いをきっかけに、少しずつスラムの実力者として確固たる地位を築いていくのだった。
――じゃあやっぱり俺、ハーレム作るわぁ!
無能イケメンと強欲少女の「スラム成り上がり」物語!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-22 08:03:06
21998文字
会話率:22%
いつの時代も映画やテレビの世界で様々なヒーローが活躍している。
超人的なチカラを使い人を助ける者、悪者を倒し英雄となった者……
確かに彼らはヒーローだ。しかし多くの場合は架空の存在だろう。
だがヒーローは架空の存在ではない。
警察官――それ
は私達にとって最も身近にいるヒーローである。
警察制度が始まった明治時代から今に至るまで
5500人以上の警察官が己の正義を貫き、殉職していった。
今現在、およそ28万人いるとされている警察官たちは、
自らの愛する人、家族、そして私達のことを日々守っている。
そのことを私達は忘れてはならない。
日々、自らの家族や町の人たちを守ってきた刑事、薮中 守(やぶなか まもる)。
彼はある日帰宅途中に空き巣犯を見つけ追跡、身柄確保しようとするが、
犯人との乱闘の末、他界してしまう。
警察官としての在り方、この世に残してきた愛する人たちへの想いに
葛藤し、さまよいながらも刑事として奮闘する。
これは正義感溢れる家族想いの刑事、薮中守とその相棒ベルの物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-24 01:14:14
179889文字
会話率:38%
屋根裏部屋に納められた品々に関する物語
キーワード:
最終更新:2015-05-14 00:57:56
505文字
会話率:10%