聖域を守る長命種族セラフ。その中の集落の一つに、考古学者サイモンが助手のアルティと護衛のイアンを連れて現れる。相手を任されたヴァルドは、三人を家に招き入れる。弟のグレイスと共に、ヴァルドはサイモンたちの話を聞く。人間とセラフの祖を探るため聖
域の調査を目的とする三人に対して、ヴァルドは有益な情報を持っていない。聖域はセラフたちも立ち入りが禁じられており、踏み入ろうとすればセラフが成人の際に契約を結ぶ霊獣が契約を破棄し、契約者に襲い掛かるほどだった。かつて成人の儀式で想い人を失っていたセラフは霊獣や聖域といったセラフの信仰に懐疑的になっていた。翌日、強引に聖域へと足を進めるサイモンたちをセラフたちが追い詰める。ヴァルドはセラフに加勢するフリをしてサイモンたちに追い付き、聖域に足を踏み入れようとする。サイモンは命を落とし、呆然とするアルティ。聖域の手前でヴァルドの契約霊獣が敵として立ちはだかる。霊獣を倒したヴァルドは聖域を目にするが、そこには何もなかった。アルティを連れて村に戻るヴァルドはセラフの集落を離れ、人間たちの中で彼女と共に生きることを決めたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-11-23 00:13:21
31081文字
会話率:34%
聖アストラル学院。
そこは霊獣使いが魔法を学ぶ名門校。
そこに二匹の幻獣を連れた謎の幻獣使いが入学を果たした。
謎の幻獣使いは、この学院で仲間を得て人間として成長していく。
そこにあるのは希望か絶望かそれは誰にも分からない……。
主人公
最強の学院ファンタジー!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-05-07 00:00:00
123253文字
会話率:40%
精霊數(エルフ)や霊獣種(リカント)の成功者達が住まう、天に向かってそびえる都市群。
それらに半ば寄生するようにして、貧民街(スラム)は存在する。
その一角に、不思議な看板を出した建物があることはあまり知られていない。
『万事、解
決することがあります』
やる気があるのかないのか。
自信があるのかないのか。
この建物はいつの頃からか探偵社と呼ばれ、ここに住まうものは探偵と呼ばれるようになった。
これは、他種族が跋扈する神のいない世界での、探偵と少女の物語。
2011/12/11
昔某所に投稿していたファンタジー世界探偵ものを加筆修正して掲載していく予定です。
ご意見、ご感想をいただけましたら狂喜乱舞します。
拙い物語ですが、何卒よろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-06 19:46:15
76798文字
会話率:41%
四神獣記外伝。金環山の内側、有情の住まぬはずの黄の地に集い暮らす者たちがいた。彼らは何から逃れるためか生まれた地を離れ、仙を目指し、修行する。その一人である青年ウォンは仲間に明かせぬ、ある秘密を持っていた。ある日、昇仙郷と呼ばれたその郷に、
不思議な旅人がやってきて――
【中編】
※自サイト「鳶の旋回軌道上」と同時掲載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-09-02 10:00:00
17596文字
会話率:47%
【ブレイブシリーズ6】とうとう人間に戻ったカリュー!快気祝いも兼ねて、久々の冒険だ。目指すは新しい霊獣。そこで遭遇する赤い制服の男達。彼らは霊獣を捕らえて対魔族用兵器を作ろうとしている研究所の兵士達だった。
最終更新:2009-08-16 12:10:12
88020文字
会話率:38%
数多の霊獣たちの中で頂点に君臨する麗しき八匹の神龍。彼らはその生涯でただ一人、自らの主を定め、絶対の忠誠を尽くす。時の王の娘、リオがある日父に呼び出されて聞かされたのは、神龍たちの失踪という衝撃の事実。しかもその失踪先は、地上??彼らを追っ
て、少女は龍の守護する世界から地上へと渡る。優しく穏やかな龍の青年や、銀毛の霊狐など、主従率高め。メイン主従は基本的に甘めです。―――現在小説を全て書きなおし中です。ご迷惑をおかけして申し訳ございません。。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2007-10-19 18:19:38
622文字
会話率:0%