前作『水音』の別視点版です。前作を先に読んで頂いた方が楽しめるかも知れません。
私は怖い話が苦手です。でも好きな人はオカルト話が大好きな二学年上の先輩です。私は先輩に近づくために怖い話をいっぱい調べるようになったのですが、友達から新しい噂
話を聞きました。それは『放課後の水音』と呼ばれる新たな学校の七不思議でした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-27 14:18:14
4453文字
会話率:21%
学校の七不思議。七個知ると何が起こる。そんなどこの学校でも語りぐさになる噂話に新たな話が追加された。最新の七不思議。それは放課後の誰もいない教室で水音が鳴り響くという物。噂の出処は友達の友達。まさにオカルトらしい七不思議。
※夏のホラー2015参加作品です。日本が誇るジャパニーズホラーって物を意識して書きました。少しでも涼しくなって頂けたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-23 18:33:10
3449文字
会話率:11%
夏休み、見津信吾は、父の転勤で、初めて本州西部に引っ越した。
その地方では、子供の為の「地蔵盆」と言う伝統行事が行われている。
地蔵尊が祀られる古いお堂が、十年前に新設された中学校の敷地内にある。
地元民から「御利益がある」、と信
仰を集める一方で、「崇りを成す」、と恐れられてもいた。
学校と地域、それぞれが伝える地蔵堂にまつわる話の真相が明らかに……
企画夏のホラー2015用に書いた話。自サイト「数多の花」に再掲。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-27 10:00:00
28273文字
会話率:31%
本館最北端の階段。一、二階間の踊り場には大きな鏡がある。
そこを一人で通ると、「何か」が起こる。
その「何か」が何か、人によって異なる。
その「何か」は七つ……
企画夏のホラー2015用に書いた話。自サイト「数多の花」に再掲。
最終更新:2015-07-24 00:02:51
3310文字
会話率:15%
隣が空席になったのは先週のことだった。
高校生活3年目のクラスメイトの欠員は
クラスにとってそれ以上の悲しみとして広がっていった。
私は小指を見つめる。
その指先は空を越えて彼の元に届いているのだろうか。
過ちと、後悔と、赤い糸。
繋がるは
ずのない指先は、
どこへ引かれていくのだろう。
心を蝕んだ狂気は、望まない最後を迎える。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-27 01:13:53
6867文字
会話率:43%
深夜、同級生に連れられて私が足を踏み入れたのは学校の屋上だった。彼女が言うには、こんな噂話があるらしい。
――「真夜中の屋上に行った人は、狂って死んじゃうんだって」
最終更新:2015-07-27 00:29:11
4056文字
会話率:26%
(夏のホラー2015参加作品)
ぼくたちの学校の飼育小屋には、ひとり一回だけ願いをかなえてくれる、「ウトさま」がいる。けれどもお願いをしたことは、だれにも言っちゃいけない。
小学6年生の夏。年々つまらなくなっていく夏休み。バラバラになっ
ていくなかよしグループをつなぎとめるために、ぼくはウトさまに願いごとをした。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-26 22:58:22
29323文字
会話率:39%
その小学校には居ないはずの学生がいるのだという。深夜音をたててプールを泳ぎ、学校の中を走り回り、色々な場所で扉や壁を叩く、見えない学生。写真を撮ると一部だけが映り込み、決して全身は映らない。それは七不思議の一つとしてずっと怖がられていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-26 20:59:24
7547文字
会話率:59%
中学生の圭吾は両親につれられ海のある磯臭い街の祖父母の家に来ていた。
そこで圭吾は引きこもっている里見という女性を救ってほしいと言われる。
圭吾が里見から話を聞くと、どうやらこの街の者と、港の廃校を恐れているのだとわかった。
奇妙な
ことに祖のその者は魚類めいた顔だちをしていた。
圭吾はその街で知り合った文雄と共に、港の廃校に忍びこむことにしたのだった。
そこで地獄が待ってるとも知らずに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-26 20:57:48
44246文字
会話率:33%
とある学校の七不思議の1つに、"泣き子さん"というのがある。"泣き子さん"に会うと…
最終更新:2015-07-26 18:22:45
3124文字
会話率:25%
転校してすぐに入院していて友達もいなかった私は、ある日下校途中に不思議な女の子に会う。女の子の探し物に付き合って体育館の地下室に行った私が見たものは……!
最終更新:2015-07-26 17:00:00
4541文字
会話率:42%
滝口タケオは中学3年で転校生。あたらしい学校でも、それまでやっていた野球を続けるつもりだった。が、入ろうとした野球部にはキャプテンがいなくて……。全2話完結(前後編)。
最終更新:2015-07-26 11:05:57
4446文字
会話率:52%
学校の女子トイレにある使用禁止!と言う張り紙。
張り紙には、意味があるんです。
最終更新:2015-07-26 08:53:50
3142文字
会話率:64%
繊月(せんげつ)の様に笑う影がひとつ・・・。
今宵も怪を届けましょうか。
今回の舞台は放課後の学校、紬ぐはうらわかき少女達。さあ、存分にお楽しみあれ。
―――――――――――
噺1つで土壌が出来る さあさ、・・・・・
噺2つで
周囲に・・・・・集めよ 大きな渦が廻り始める
噺3つでもう止まれぬ ・・・・は呼び出された
噺4つは賞翫(しょうがん)の時・・・・・・・謳歌せよ
噺5つで・・・・・、朝餉も夕餉も分からない
噺6つは岐路の時 ・・・・・・去るも語り手次第
噺7つは・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-26 02:40:15
10745文字
会話率:40%
ねえ知ってる? 新校舎の地下室の話。火災にあった旧校舎を埋め立てたっていうアレよ、アレ。なんでも地下室だけは、昔のを残したまま埋め立てたって噂があってさ? そこに行くと、恋人たちの将来を約束してくれる「てとて」さんが居るんだって。
でも
そのかわり、それには恋人たちが誠実さを示さないといけないんだって。
そうすれば、てとてさんは喜んで祝福してくれるんだって。
もし示すことが出来なかったら――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-26 01:33:22
47553文字
会話率:40%
全ては「空腹」から始まった。
少女を襲う悪夢。
誰も知らない七番目の不思議とは何なのかーー?
今、夏最大の恐怖に迫る!?
最終更新:2015-07-25 19:07:07
3128文字
会話率:30%
――立ち入れば必ず呪われる――
そんな伝説の残る旧校舎にて。
また、哀れな被害者があらわれる。
彼らはその呪いの本質を垣間見る。
それが幸せかどうかは別として。
最終更新:2015-07-25 04:00:00
4898文字
会話率:39%
その瞬間、何もかも信じられなくなるんだよ。
最終更新:2015-07-25 00:13:02
5786文字
会話率:16%
首なし女生徒の幽霊『輪切りさん』が語り継がれ、慰霊碑まで建てられている学校。
「はじめまして。久備梨わぎりです」
不自然な時期にクラスへ加わった女子生徒は首にチョーカーを巻いていた。
「わぎりちゃんとは特に仲良くしてあげるように」
先
生、なんでそんなに嬉しそうなんですか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-24 23:00:00
27311文字
会話率:42%
「影子さんは学校の物陰にいて、通りかかった子を引きずり込んじゃうんだって」――。
教室に残っていた日直の少年は、そんな話を女の子から聞いていた。
でもそんなのは、ただの噂にしかすぎないじゃないか――そう言う少年が、徐々に暗くなっていく教室で
見たものとは。
テレビの裏に、カーテンの後ろに。
これはどこにでもある暗闇から、あなたを見つめる――ひとりの少女の噂話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-24 22:05:49
3173文字
会話率:28%
様々な不幸に見舞われた、色々と『終わっている』高校生、高野広太は、ある日バイト先で奇妙な話を耳にする。とある特定の検索サイトを回った後で開いた某百科事典サイトでは、なんとありとあらゆる事柄に関する記事が書かれているらしい。高野広太はその情報
を耳にし、人生の起死回生を測ろうとするが……
※夏のホラー2015出品作品です。
※ホラーじゃないって言わないで。
※世にも奇妙な物語テイストを目指しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-24 21:46:29
13609文字
会話率:42%
その中学校では、ひそやかに語り継がれている怪談がある。その名は『とりかえごっこ』。夜の校舎、とある教室で「とりかえて」と声が聞こえるそうだ。その声を聞いた者は、姿こそ変わらないのに別人のようになるのだと言う。そう、まるで魂が取り替えられたよ
うに……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-24 19:55:47
10441文字
会話率:24%