嵐の夜のことだった。
最終更新:2011-11-14 00:37:33
1493文字
会話率:32%
ある嵐の夜、一人の少女が姿を消した。
少女を必死で探す凛は、黒いメッセージカードを見つけた。
《誰よりも愛しい私の娘、愛。コッチにいらっしゃい。》
少女が消えた先は、狂気と欲望入り混じる夢の世界だった。
凛は不思議な猫と一緒に、親友を取り
戻すべく、
暗い世界へと足を踏み入れたのだった。
《帰サナイ…絶対ニ》折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-08-08 23:00:21
3221文字
会話率:37%
「嵐の夜、水面に映った雷光を捕まえることができれば、その夜だけは人間になれる」それは金魚に伝わる伝説だった。
飼い主を選ぶことも、逃げ出すこともできない金魚に神様がくれたチャンスと言われているけれど、本当にそれを試した金魚はいない。
ある嵐
の夜、金魚のミキは偶然、稲光をくぐって人間になってしまった。
「水!水に入らなきゃ死ぬ!」慌てるミキの前に現れたのは一人の王子・・・ではなく、酔っ払った飼い主だった。
※突発的に書き始めた連載短編(予定)です。細かな設定は何も考えていないので複雑な伏線は出てきません(たぶん)。先にはじめた連載を優先するため更新は不定期になりますが、よろしければお付き合いください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-03-16 21:21:40
2762文字
会話率:19%
ある求人情報をもとに、メーカー指定運送会社の契約ドライバーになった稲田久志。その日に連絡を受け、業務仕様通りにトラックを運転し、指定の倉庫に家電品を運ぶ、そんな深夜労働である。倉庫の主は清水仲道と言った。久志に気安く接するが、倉庫の中に通
すことはなかった。ある夜、巡回中の警官からトラック襲撃事件の話を聞き、久志はあるアイデアを得る。それは業務仕様にある「検閲」の実態を知るために思いついたものだった。折しもその夜、久志は倉庫に入る機会を得、外箱に不自然な凹みがある家電品が置かれているのを見る。思いついた仕掛けは早速三日後に試されることになる。
三日後、久志はいつもより三十分早い検閲と納品の指示を受けていた。卸売を受け持つ倉庫では買い付けも行われる。この日はその買い付けに立ち会う名目で久志は呼ばれたのだった。豊川勢至と名乗る買付人は曰く付き品の専門。それらを買い叩くように取引を進めていく。不正ではないが、久志の疑問は大きくなる。自身の運転で生じた不具合ではないことを示す必要もあるが、清水が買い叩かれずに済ませるためにも重要だ。しかしながら、仕掛けによって得られた証拠は不十分な結果に終わった。
久志は再度仕掛けをセットし、業務に臨むが、その日の検閲では不審な動きは確認できず、空振りとなる。だが、収穫はあった。
先のパトロールで会った女性刑事、森下若葉は襲撃事件の真相を追っていた。久志はそれに乗る形で、証拠の獲得に万全を期す。台風が近づく夜。業務を終えた久志はトラック車庫に戻り、仕掛けを確かめようとするが、何者かによってすでに見破られてしまっていた。すると、記録済みの証拠を取り戻そうと、見覚えのある車とともに男が現れた。事態は一気に緊迫する。
久志がこの仕事に就いたきっかけ、二年前の台風の夜の事件、そして真の黒幕とその隠された理由などがこの嵐の夜に明らかになっていくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-07-30 22:15:19
15018文字
会話率:62%
ある嵐の夜。ずぶ濡れになった青年が教会の門を叩いた。
最終更新:2010-03-24 13:26:13
2044文字
会話率:17%
嵐の夜。祖母が拾ってきたのは、人間の姿をした『運命』でした――――。
ファムは十五歳。
陽の光を浴びる事が出来ない彼女は、昼間は部屋に閉じこもり、夜は祖母が経営する宿屋兼食堂で給仕として働く、明るい看板娘。
ある嵐の夜、祖母が美しい
少年を拾ってくる。傷つき弱った少年を放りだすこともできず、少年と一つ屋根の下で生活する事に――。
内気な少年と、明るい少女の心と心の触れ合いを描く、ほのぼのファンタジー。
どこか懐かしく、優しい物語を目指しています。(※2010年1月20日完結)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-01-20 00:07:44
52010文字
会話率:18%
『グーテンベルクの歌』の本編から独立した形の小話をサイドストーリーとして連載。これを読めば本編がもっと楽しくなる……かも。8/30「嵐の夜2」をUP
最終更新:2008-08-30 22:37:31
15182文字
会話率:31%
雷が鳴り響く、嵐の夜。庭に落ちた雷に見入っていたら、突然パンクな服装の人が空から降ってきた。そいつは自分を雷獣だと言う。なんか不思議な客が来てしまった。
最終更新:2007-11-10 19:41:31
6787文字
会話率:43%
最もありふれた筆記用具であるところのボールペンと慣れ親しんで来た我が家。『当り前』は本当に『当り前』なのか?嵐の夜ちょっとだけ不思議な世界へ皆様をいざないます。
最終更新:2007-07-10 21:21:43
6625文字
会話率:32%