サルディアーナ大陸。
それは世界の中心に位置し、綺麗な円形をしている。東西南北で地形ががらりと変わるのが特徴で、それはそれぞれの方角を司る神が故だと言われている。
東は緑溢れる豊穣の土地。司る神の名はミーラシェリュシュ。
西は嵐止
まぬ風乱の土地。司る神の名はオディーシャネルク。
南は灼熱の日差し降り注ぐ炎熱の土地。司る神の名はヘイルレイオーン。
北は全てが凍りつく氷結の土地。司る神の名はフリスーリア。
その特色は大陸の中心部から見て、その方角へと近づくほどに強く濃くなってゆく。そして離れるほどに弱く薄くなっていく。
現在世界は大陸の中心部で国々が栄えていた。あまりに神の力に染まった土地は、凡夫の存在を許さず、国という集団を形成するのを苦としているからだった。
基本となる人、獣者、水鬼、エルフ、龍、悪魔の6種族に、それに連なる数多の亜種族たちが住まい、それぞれに時を刻んでいた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-01 20:26:19
8469文字
会話率:44%
大西洋に浮かぶ島国リベルタリアでは、第二次大戦後四つの大犯罪組織が東西南北に拠を構えていた。大戦後間もなくして王都で革命軍が内乱を勃発させ、結果国王が殺害されるという歴史的な惨劇が起こる。その為、国は犯罪組織や反乱分子に目を光らせているの
であった。
抗争一つで多くの人間が死ぬまでの禁固刑を言い渡されるような状況下で、4つの犯罪組織間の小競り合いにより小火が上がる。
――誰しもあのような大騒ぎになるとは思いもしなかっただろう。――
この物語はその混沌の渦に身を投じた西の犯罪組織の二代目ドン・エリーザ・ラヴロックを中心とした男女の悲劇の一端である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-14 10:00:00
19072文字
会話率:54%
近畿地方は、面積の約半分が湖である。
淡水湖だ。淡い水がまるで海のようで――つまり淡海(あわみ)と呼ばれている。
淡海にはいくつか島が存在し、総称を四方神島という。淡海のほぼ中央に位置する御陵島、その東西南北にある青龍島・白虎島・朱雀
島そして玄武島を中心に形成された小陸地の集団である。
「四方神島」の名前の由来は、この東西南北の四島にある。
東を司る青龍。
西を司る白虎。
南を司る朱雀。
北を司る玄武。
この四柱の神は方角の守護神であり、合わせて四神という。その名が冠されている四島が中心となっているため、「四方神島」と呼ばれるようになったのだ。
四方神島には、古くからそこを支配してきた一族がいまも住んでおり、島のあらゆる面に強い影響力を持っている。
青龍島総領、青龍園家。
白虎島総領、白虎殿家。
朱雀島総領、朱雀門家。
玄武島総領、玄武院家。
物語は、朱雀島にて始まる――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-28 21:18:36
66060文字
会話率:52%
京都──遥か昔から守護神が守る聖地とされ、その守護神は東西南北、そして中央とに分かれて存在しており、様々な災いから人々を守り、教え、導いてきた。そして今なお、京都の何処かに神が住んでおり、人々を見守っているという言い伝えがあった。
──と
、まあ、なんだか偉そうな感じのする入り方だが、別段畏まる必要は何もない。なんせ、その神自身がそう言うのだから。ぶっちゃけ最近はめっきり災いも起こることはなく、平穏無事な毎日が続いている。しかしながらそうなると俺達にはやることがなく、毎日暇を弄んでいるのであった──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-25 14:45:17
95111文字
会話率:64%
とあるお屋敷では、東西南北それぞれの魔王、魔女が集まり懇談会を開いていた。
最終更新:2014-08-02 21:00:00
2356文字
会話率:48%
世の中は飢えていた
大地は枯れ、
水は枯渇し、
生命は灰色の空に消えていく、
民は資源を盗り、盗られる生活が当たり前になってしまった。
そんな大荒れの時代で育った泥棒たちは、秩序を乱し、大事件を起こす。
その中でも、泥棒たちの勢力が増し
た事件、
「落葉島事件」の大脱獄
これをきっかけに、大泥棒が名を挙げた。
この日誌は、そんな時代を記したもの····折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-10-22 22:20:23
758文字
会話率:19%
かつて、春山市には東西南北に4つの家があった。北宮家、東山家、西原家、南条家……だが、いまや北宮家は滅亡し、残りの三家の力も弱くなってしまった。
そんな中、喜多宮 星夜は九家 月と出会う。
そして、喜多宮の止まっていた時間は動き出す。
最終更新:2013-09-08 00:18:21
1677文字
会話率:49%
――――俺の住所は、生まれた時から"ソフホーズ"だった。
親によれば、国が20年くらい前に突然建設し、国民数百人を強制収容し、農業に従事させるという食糧供給安定化政策。
その農場がこの大規模農村都市、ソフホーズ。
当初の猛烈な反対運動は、あらゆる特権、恵まれすぎた環境に、一部の人の順応もあって、闇へと消えた。
学校でも教えることなんて簡単な算数と国語に、経済学。あとは体育くらい。
物々しい隔壁で外とは隔絶されていて、外部とのコネクションは東西南北の4つのゲートのみ。
未だに思う。
――――――この政策の本当の理由は何だ?
※メビウスリング掲示板に掲載しているものの転載です。ほぼ改変していません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-28 00:28:40
34147文字
会話率:25%
ここはシラクルという世界。人間と魔族、魔物といった魔の者が争っていた世界である。
シラクルには東西南北の主に人間、魔物が生息する地方。それに加え世界のどこかにあると言われている魔族、魔物が主に住んでいる魔界という場所が存在する。
これは、と
ある理由により東の地方にいた二人の少年少女の魔族の子から始まるお話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-18 18:09:23
11989文字
会話率:56%
東西南北4つの大陸、さまざまな種族が住まう世界。
帝国貴族の嫡子、ユーリ=フォン=マクドガルは多くの妻と異母姉たちを養う父を偉大に思いながらも反発し、単身家を出た。
目的はただ一つ。自分にとってのただ一人の、極上の花嫁を見つけるために。
これは「種の飢饉」と呼ばれた時代、少年ユーリの汗と涙の嫁探しである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-04-22 17:00:00
15278文字
会話率:37%
むかしむかしあるところにちゃんちという河童がいました。ちゃんちは生きるためにお仕事を探して東西南北彷徨います。そして、ああ、見える! 河童が倒れて降り積もる雪に白く埋れて行く様を。雪上には最期の力を振り絞って書かれた「きゅうり一本88円」と
いう文字……。聞くも涙、語るも涙の悲しい冬の河童物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-02-23 22:00:00
4130文字
会話率:37%
東西南北四国の一国である極東帝国、その田舎村で生活していた青年の前に、ある日、行き倒れの少女が現れた。そして少女を助けたことから、青年は大妖怪である「黒騎士」と関わるようになるのであった。
最終更新:2013-02-12 00:00:00
6571文字
会話率:46%
四季が東西南北4つの大陸に分断された世界『シーズン』
その世界でどうにも頼りない青年と自称天才(毒舌)美少女が巡り合う。
「必ず方法があるはずなんだ、僕はそれを探してる」
「あの日の真実を知りたい。僕はそのために生きている」
お互いが求
める真実のために二人はともに歩き出す。
二人が紡ぎだす物語の先にある真実は希望か、絶望か。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-09 22:41:41
2431文字
会話率:24%
狼と虎と蛇と鷹。王と女王は百日ごとにお茶会を開く。それぞれの国は鼠の言葉で崩れ始めた。二匹と一羽と一尾と、二本足で立つ生き物の物語。
最終更新:2012-05-29 22:16:50
6096文字
会話率:34%
世界は砂漠に覆われていた。かろうじて残った「世界樹」とその枝葉である東西南北の森。世界を再び緑に戻すため、科学と歌の共存する世界。森は自然を破壊した人を拒み、歌で癒す「小夜啼鳥」を厳しい掟を敷きながらも寵愛していた。
植物学者であるジゼルは
研究に必要な検体採取をする為に森に入り、森を歌で回復させる「小夜啼鳥」のテノールと出会う。
森と、歌と、人の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-05-14 22:40:42
114828文字
会話率:41%
閑静な住宅街の「パンタレイ」という名の喫茶店。その南側に、東西南北を住居で囲まれた中庭があった。このパティオは、大家の趣味でローマ遺跡風に列柱や噴水も作られていたものの、長いこと廃園同然になっていた。そこにある日、奇妙な言動をする庭師がやっ
てくる。店の女主人をはじめ、パティオを囲む四方に住んでいた四人の女達の間に、やがて諍いが生じる。樹上の小屋ツリーハウス作りのエピソード、ガーデンパーティー、それぞれが思い描く庭への幻想。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-02-15 08:52:49
39289文字
会話率:38%
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人は許すことを知っています。
人は憎む心を忘れません。
けれども、それが人の強さに変わるの。
何を失ったって、あの子達はこれからも話を繋いでいく。
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『親しい者』の『死』。それをどう受け止め、どう前に進むのか。愛すること、憎むことそれらの絆はどう人生という名の物語を繋いでいくのか。
極寒のサムウェという街で繰り広げられる、一人の少年の日常を描いた。
※架空の世界なので、東西南北が常識とは違っています。方角についての固定概念は考えないようにお願いします。
この作品は、アメーバブログにて書いたもの(下書き)を手直しして上げています。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2012-02-08 09:39:11
14458文字
会話率:38%
世の中には二種類の人間がいる。
「不完全人間」と「完全人間」だ。
「不完全人間」とは世に言う大多数の一般的な人間だ
「完全人間」とは大多数の人間にとって異常で歪な存在がゆえに、社会には適応できない人間たちである。
高校二年生である不知火仏は
、「無知全能」という「完全性」をを持ちながら、社会に適応し日常生活を送っている。そんな彼が送る、異常な平凡と歪な日常の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-01-15 22:13:20
10640文字
会話率:42%
(仮)
昔、人間から信仰され恐れられた鬼。
次第に人間達は欲の為に争い始め、やがて鬼達に戦うように命令し始めそれを断った多くの鬼達は、人間達に迫害された。
鬼の中でも純潔であり優れた鬼の一族は、東西南北4つありごくわずかになった4つの
一族は次第に一つの鬼の一族となり、4つの一族は『夜道』家と大きい1つの一族となった…
数年後、北地方の夜道家は滅んでしまった。
時は、巡り現代。
鬼達はわずかながら生きていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-11-07 00:48:46
1005文字
会話率:10%
さあ始めよう、正義を語るもの同士の死のワルツを……
東西南北に居た魔王達に対抗して無数に召喚された勇者達。
最初の頃は圧倒的な力で魔王を倒して英雄になったが、後期召喚の勇者は特権の悪法に踊らされ、性質の悪い賊に成り下がった。
それを黙認する
各国に反発して自分達の正義を貫こうとした者達が居た。
賊に成り下がった勇者を倒して平和を取り戻し、自分の正義と言えるか分からない信念を貫いた物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-10-30 03:00:00
1928文字
会話率:3%