今年も天神祭が始まろうとしています。
そんな雑踏の中のお話。
最終更新:2015-07-23 23:24:28
774文字
会話率:0%
ぼくは騒がしい雑踏から逃げるようにして建物のなかに入った。やけに長く感じる廊下、自分の心臓のような扉の取っ手を越えた先にある待合室。そこには、自分の世界に浸っているように見せかけて周囲の目を気にしている人々がおり、診察室から名前を呼ばれるの
を今か今かと待っていた。ぼくは、そんな彼らのなかに紛れているぼく自身の姿を見つけるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-17 16:00:00
5764文字
会話率:31%
『そんなに急いで何処へゆくの?』遠い日の断片。
最終更新:2015-06-08 15:42:04
422文字
会話率:23%
街の雑踏に紛れ込んだ俺は、姉を仲間内で輪姦した主犯格の森孝夫をダガーナイフで刺し殺した。すぐに警察官に取り押さえられ、警察署へと連行される。警察で取調べ担当の刑事相手に自供し、いろんな事情が勘案され、罪は軽減されて懲役刑を受ける。その年の夏
から、刑務所暮らしを始めたのだが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-22 15:22:17
1274文字
会話率:25%
アスファルトを打つ音が聞こえる。
一つは規則正しく。しかしそれが無数に集められれば、規則性をそこに見出すのは人間には難しくなる。
その中で頼りになるのは自らの音だ。
俺はそこに存在することを示すように、足音の一つを作り出す。
※他サイトと
の重複投稿折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-13 07:16:25
1180文字
会話率:0%
震災から早数年。未だに各地にその傷跡を遺しながらも、人々は手を取り合いは取り戻している東北の地方都市、仙台。
その街の雑踏の中に、非日常を歩く一人の男がいた。天城月野(あまぎつきの)ありふれた黒髪に中肉中背、身長は175㎝程体重は若干重め
の85㎏近辺をいったり来たり。そんな月野は何処にでもいる高校生、のはずだった。そう…表面上は…
あるときはDV夫から人妻を守る正義の使者。またあるときはDQN
の骨を躊躇いも無くへしおる街の喧嘩屋。またあるときはポルターガイストに悩む金持ちに近づく怪しい霊能力者。
そんな月野がつまらないミスで死にかけていた時、ふと夜空を見上げると、満月を背にしながら、妖しく微笑む魔女がいた。
「よう…久し振り…また逢えたな」
『生きる』と云うことに、意味や理由を見出だせず刹那的に生きていた月野はの運命はの歯車は、『満月の魔女』との再会から狂おしい程に廻り始めた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-29 20:11:41
937文字
会話率:50%
初投稿です。
暇な時間に思いついた十四行詩です。
キーワード:
最終更新:2014-10-14 23:05:09
223文字
会話率:0%
雑踏にまぎれたイカレた人の話。
キーワード:
最終更新:2014-10-07 17:44:16
2383文字
会話率:61%
終わりの始まり
ある日から主人公のタヨトはふとした他愛ない幻聴を聞く。
それは日に日に酷くなり、幻夢、そして幻覚を見るようになり、彼を苦悩させる。
夜毎に見る、息つく間もない戦闘の夢。あれはなんなのか?
彼は、宇宙空間で繰り広げられる殺
戮に巻き込まれ、生と死の狭間を必死にかき分けつつ、不毛な戦いに落ち込んでいく夢を見るようになるのだった。
タヨトは、それら突拍子もない非現実的な幻想を、何とか意識の外に追い出そうとするが、
それらは、些細な幻聴からより深刻で現実味のある幻夢、そして幻覚へと膨れ上がり、彼を恐怖の闇に突き落とそうとするのであった。
タヨトは、終始誰かに見られている気配の重荷から、体は丸く収まり、目だけぎょろぎょろと当たりを気にかけ、足早に雑踏をかき分けていくのであった。
しかし、始め小さく窪んだ闇は、日に日に姿形を増し、執拗にタヨトを付け回し、彼に襲いかかろうと殺気を放ち、タヨトを震え上がらせた。
彼はなんとか周りの友人に正気の自分を取り繕い、理性を保とうと自身に言い聞かせていたが、
しかしその狂気の幻覚は現実の生活にまで入り込み、筆舌し難い恐怖に襲われるようになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-15 15:36:04
491文字
会話率:0%
深夜の真剣文字書き60分一本勝負。参加作。
プチホラー。使用お題・薬指の束縛 零れる 冷蔵庫の中 雑踏 王冠
最終更新:2014-09-07 23:31:39
1649文字
会話率:10%
三年前、果たすことのできなかった約束。守れなかったいくみの命。
後悔に苛まれるつとむの想いに応えるように、幽霊となり現れたいくみ。
聞こえてくるのは祭囃子と雑踏の音。
そしつとむは決意する。
あの日、果たせなかった約束を、今日ここ
で果たそう……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-31 01:40:39
4355文字
会話率:34%
私には「先生」と呼び、仕えている方がいる。先生は、女の心を弄び、死に追いやったことのある最低な人間である。
※即興小説トレーニングに書いたものの手直しです。元のタイトルは「往復書簡」。(http://sokkyo-shosetsu.com/
novel.php?id=243201)
お題は「めっちゃ雑踏」、必須要素は「1万字以上」、制限時間は1時間でした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-10 03:05:47
9734文字
会話率:26%
大学生の天乃は、週に三回橙子と「雑踏デート」をしている。
※即興小説トレーニングに書いたものの手直しです。(http://sokkyo-shosetsu.com/novel.php?id=193929)
お題は「ひねくれた雑踏」、必須要
素は「ところてん」、制限時間は1時間でした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-13 00:35:55
9689文字
会話率:45%
信仰心や言葉がテーマです。
登場人物紹介はストーリーの下に載せます。
ストーリー:現代社会に託宣を承った主人公吉水篤と、それに関わる人物達の物語です。
吉水篤
高校生の主人公。
茅野響子
主人公とは別の学級の女の子。
吉水直緒
主人公の姉で大学生。
吉水操
主人公の母。
吉水篤彦
主人公の父。
高宮真史
主人公の友人。
武藤浩二
主人公に自殺を予知された少年。
今岡淳吉
主人公を執拗に追い続けるフリージャーナリスト。
宮本修
新人の絵本作家、資本主義を毛嫌いしている。
今泉良照
ネット上でTERUの名義で、主人公と話す。
狭山恭
ネット上でKYOの名義で、主人公を庇う。
人物はこれ以上増えていくと思いますが、その都度追記していきます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-20 03:48:13
23748文字
会話率:23%
西暦2020年にアメリカにて開催されたG8主要国首脳会議。
衆人環視の中、記念撮影の最中に各国首脳が光に包まれてその姿を消した。
世界が震撼に包まれ原因を探ったが、彼等の行方は地球上の何処にも存在しなかったのだった。
世界各国の情報
組織が動き出し、不穏な空気が世界を包む。
疑心暗鬼に陥った各国はその原因を探す。
だが、数年が過ぎようとしても杳として原因は分からずにいたが、ただひとつ、消えた瞬間を捕らえた一枚の写真に写った神官の姿だけがその事実を知っていた。
それはさて置き、私こと長田陽介は雑踏の中に居た。
やけにファンタジーな光景なんだけど。
ここドコ!? 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-28 18:00:00
471120文字
会話率:40%
都会で生きる人間は誰しも虚無を抱えている。
絶え間なく流れ続ける街を歩く一人の男。街の裏側に生きる、男の物語。
最終更新:2014-01-21 17:34:57
5345文字
会話率:36%
幼少に親兄弟を亡くし、天涯孤独の身となった少年、錬條統也。心に傷を抱えながらも、周囲に助けられ生きてきた。
そんな日々が続き、高校に入学し半年も過ぎたころ、街の雑踏の中統也は誰とも知れぬ通り魔に襲われる。
少しの抵抗すらできず、余りにも呆
気なくその命を散らした統也。だが、確かに命を落としたはずの統也は、見知らぬ遺跡で目を覚ます。
そこへ襲い掛かる謎の巨人。逃げ込んだ先の神殿で、統也は一振りの剣を抜く。
――これは、剣と魔法と悪魔と、そして人間の物語。
※これは拙作「Satan's contactor~悪魔の契約者~」を一から書き直したものです。主人公含めた一部登場人物の名前が変わっていますが、同一人物です。
長らく更新を停止しておりましたが、タイトルを「Satan's contactor react-悪魔の契約者-【再誕】」から「Satan's contactor~悪魔の契約者~」に変更するとともに、更新を再開します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-30 18:21:18
22703文字
会話率:39%
街で見かけた一人の少年
おそらく夏休み中の男子高校生だろう
ギターを片手にストリートライブを開催している彼をみて、
通りすがりのアリィは「蟻とキリギリス」のキリギリスを彼の中から見出す
最終更新:2013-09-11 16:07:53
1236文字
会話率:0%
クリスマスイブの夜、風花は雑踏の中で一人泣いていた。そこへ現れた怪しいパンダ。サンタじゃなくてパンダ?イブの夜に出会ったパンダと風花のハートウォーミングストーリー
最終更新:2013-07-07 19:38:01
182741文字
会話率:50%
友人の家を転々としながら目的も無く生きるフリーター、駄目男。
そんな彼が、雑踏する交差点で1人の女に恋をした。
度胸もない、住まいもない、常識もない一般人以下の男は、“愛”だけで女神様のハートを手に入れることはできるのか!!?
※自身のホームページにても、本小説を掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-13 00:00:00
9522文字
会話率:32%
随分な出会いがあったものだ。
雑踏に紛れているはずの僕達が出会う事になるとは。
一人の少女に良い男二人が振り回されるなど思いもよらなかった。
裏稼業に生きる男と、闇に生きる男が出会ったのは、一人の少女のおかげだった。
異常な日常に発生した
異常。そもそも彼らはアンタッチャブルズ。触れ得ざる者達。
明日はどっち?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-11-03 20:14:05
8444文字
会話率:44%