とあるお茶の街に住む、伊藤智博と言う名の青年。彼は、創業70余年の実家の茶業を継ぐべく、日夜、意欲的に働く20代の男だった。しかし、その近くには江戸時代から続く豪農の秋川家があり、実力こそあれど、なかなか1位の座を取れないことに、焦りを感じ
ていた。
そんな或る日、秋川家の長女・美咲が死体遺棄容疑の疑いで警察に逮捕される。何でも、当時交際していた男の依頼で、と或る女性の死体を相模市の山中に棄てるのを手伝うばかりか、一時的に、自宅に死体を保管していたと言う事実も明らかになったのである。
そして、捜査を進めて行くうちに明らかになる、美咲の驚くべき生い立ちと素性。智博の近隣は大騒ぎになると共に、日々攻勢を強めるマスコミの存在に嫌気を覚えるようになる。
しかし、そんな中、智博は予てからの野望であった、地域一番のお茶屋になると言う夢を秋川家の立場を逆手に取って叶えようとする。そしてそれは、表向きと本心では真逆の巧みな作戦で・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-22 05:00:00
29120文字
会話率:50%
【サイコパスの心の中を追いかける刑事と心理学者の物語です。】
ロンドン郊外で起きた男性の死体遺棄事件。犯人は自首してきたが、ロンドン市警察に配属されて間もないプロファイラー、メイスフィールドはその心の闇に迫る。
最終更新:2015-02-22 13:42:23
15974文字
会話率:40%
秋冬イルミネーション企画。参加作品。
平成二十四年十二月二十四日の早朝。町内会のクリスマスイベントの準備にやってきた町内会のメンバーたちが白い大きな袋に詰め込まれた男性の遺体を発見する。遺体の遺留品にはブラックサンタクロースと名乗る犯人から
の犯行声明が混ざっていた。現場近くの防犯カメラには白い袋を担いだ不審者が映っていて、大分県警は不審者が遺体を遺棄したとみて捜査するが……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-24 12:00:00
9296文字
会話率:56%
前代未聞、空前絶後の大事件を起こしたのは、少年だった。少年は警察に任意同行を求められ、その日のうちに自白するが、その自白は不可解で奇妙なものだった。正義はいったいどこにあるのか、珍妙な自白はどうやって作られるのか、様々な人間の立場から考察
されるサスペンスストーリー。真実はあるのに辿りつけない、そのもどかしさに3人の主人公は苦しんでいく。
一部は仮名、伏字、イニシャルなどにされていますが、実在の事件を元にしたフィクションです。事実や事件の重要な証明や証拠は歪曲しないで、できるだけそのまま伝えるようにしています。ウソか本当かわからない伝聞が錯綜していますので、伝聞証拠は一部を除いて排除しています。
・主要参考文献
「真相 神戸市小学生惨殺遺棄事件 監修・安倍治夫 編・小林紀興」
「神戸酒鬼薔薇事件にこだわる理由―「A少年」は犯人か 後藤昌次郎」
「暗い森 神戸連続児童殺傷事件 朝日新聞大阪社会部」
「淳 土師守」
「『少年A』 この子を産んで 『少年A』の父母」
・他サイトとの重複投稿について
自己のブログ(貪る日々、積もる葛藤 http://
imikowa88.blog.fc2.com/)で生原稿を投稿済みです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-27 12:00:00
45937文字
会話率:20%
13歳の少年が、峠でひき逃げされ、遺棄された。
被害者の少年の首には、絞められた痕もあったという。
近辺で起きたそのニュースを、穂積隆也はバイト先のコンビニエンスストアで目にし、激しい憤りを感じる。
同じ頃。
K大理学部のラウンジで、警察も
知らぬその事件の詳細を、何食わぬ顔で女子学生に語って聞かせる青年がいた。
そしてその青年が執拗に追うのは、同じ大学の同じ学部に在籍する、天野春樹。
青年は日々、春樹を観察し続ける。その目的とは・・・。
※この物語は、完結しました長編『KEEP OUT』シリーズの春樹と隆也の〈その後〉を描いた物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-29 13:31:59
59425文字
会話率:33%
美貌の女子大生と風貌の冴えない中年刑事が活躍する痛快推理ドラマ。
リーマンショック後の世界不況。帰宅途中の美人OLが陵辱された死体となって発見された。喉元に目立つ傷跡が二つ。事件当日、死体が遺棄されている場所を通報してきた者がいた、死体
は、下着を脱がされ、上着が元通りに着せられ、血がきれいに拭き取ってあった、など、事件には特異な様相が・・・・・・。
ガイシャは大企業の支社幹部の娘。母親の轢死、父親の工場に仕掛けられた爆発物による無差別殺傷事件、これらはOL殺人事件と関係があるのか?
迷宮に入りかけた姉の事件にガイシャの妹・久美が立ち向かう。
肩の凝らないエンターテインメント小説。いわゆる「経済小説」的要素はないので、誤解なきよう、おことわりしておきたい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-18 11:22:27
155676文字
会話率:31%
ホンボシと思われる久山俊彦を鹿児島から連行して来たが、凶器が見つからない。 久山の周辺から凶器が見つからないとすると・・・・・・。
事件は意外な展開を見せ、さらに、二転三転。
最終的には?
『リーマンショック殺人事件』も、いよいよ、
完結編!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-03 11:56:48
18706文字
会話率:25%
自首して来た若者・藤田克也は、公判を前に自供を翻し、コロシはやってないと強硬に主張し始める。藤田には、DNAの鑑定結果など、決定的な証拠があり、捜査陣は藤田以外の被疑者の捜査を打ち切っていた。
藤田は、なぜ、自首、犯行否認、という、不可
解な行動をとったのか?
久美は、藤田がコロシをしていないと言い始めたことで、それまで解けなかった謎が解けたような気がした。久美は、それを確かめるべく藤田との接見を願うが、未決拘留中の者にガイシャの身内を接見させるほど、検察は甘くない。
しかし、牧山のおかげで、久美の主張が生かされることになる。
藤田は再尋問されることになったが、その新供述は驚くべきものだった・・・・・・!
肩の凝らないエンターテインメント小説。いわゆる「経済小説」的要素はないので、誤解のないよう、おことわりしておく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-11-26 18:16:08
21650文字
会話率:39%
真夜中の山中。ユイは、“退屈な時間”が過ぎるのを待っていた。
最終更新:2013-08-01 15:25:49
1824文字
会話率:25%
家族亡き後、その思い出の遺棄場所は?人々は時の流れとともに今を生きている。その人生に深く関わらずにはいられないやっかいな思い出とともに。どこで人はその思い出を捨ててくるのか?血や肉にするのか?その判断基準はなんなのか?
最終更新:2013-07-06 17:43:50
430文字
会話率:0%
30年前の死体遺棄事件。
5年前の殺人事件。
去年起こった珍騒動。
昨日飲んだコーヒーの回数。
いつもみたいに消化する授業。
繰り返しの日々の中で、誰かと誰かが交差する。
最終更新:2012-09-19 00:23:53
4566文字
会話率:38%
遺棄されるモノたちの気持ち。
カンガエタコトアル?
最終更新:2012-08-17 13:21:45
5636文字
会話率:2%
近未来。少子化が進んだ日本がとった政策は、体外受精・精子販売を推進する事により少子化を防ぐことだった。
しかし、その副作用により体の部位が2つになってしまうトゥーパーツ症患者が増加。驚異的な身体能力を持つ彼らは遺棄された恨みから人々に危害を
加えるようになる。
混沌とした日本に未来はあるのか?
ここに全く異なる立場の少年少女の運命の歯車が廻りだす…。
割りとダークなSFサスペンス。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-09-22 03:38:31
933文字
会話率:0%
舞台は山、先日の死体遺棄の事件を見てインスパイア。
最終更新:2011-04-10 15:55:42
875文字
会話率:33%
全寮制の女子校に通う璃玖(りく)は、大の男嫌い。関わりを持つ異性といえば、校医の神崎先生と飼い猫の璃央(りお)だけであった。
ある日璃玖は、悲惨な殺人現場を目撃してしまう。
そこに遺棄された遺体は、信じがたいほど奇妙なものだった──血まみ
れの背中から生える漆黒の羽根、かすかに呻く、その死体。彼は吸血鬼の血を引いた、一族王家の末裔なのであった。
彼との共同生活を宣告された、男嫌い璃玖。
闇に闇を塗りかさねられた、重く暗い宿命を背負う彼。
闇に生きる吸血鬼一族の争いに、巻き込まれていく──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-07-08 14:55:35
30684文字
会話率:53%
とある名門公立校に通う寡黙な少年。東京駅に遺棄され、孤児として育ったその生い立ち以外にも、彼には大きな秘密があった。孤独な彼が唯一心を開いた少女、裕子。彼女が彼に近づいた、真の目的とは…。
※修正完了しました\(^o^)/ やはり数か月か
かる大事業になりましたが、なんとか一通り見直すことはできました…つっても、なんかチョコチョコ誤字脱字はある気がしたりしなかったりするので、見かけた方はお知らせいただけるとありがたいです。とりあえず、たて直した設定に添った展開にすることだけはできたかなと思います。疲れた…(;'∀')折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-02-04 10:55:14
918653文字
会話率:42%