文明社会には相応しくない言葉『神かくし』だが今、この言葉が使われる事件が起きていた。真相を解明するべく調査を始める翠。彼女の目的は何か、また『神かくし』の犯人は誰なのか。
最終更新:2013-03-30 22:10:34
9125文字
会話率:60%
謎の自然災害や貧困により勃発した第三次世界大戦により、今まで平和に生活できていた文明社会は終わりを告げた。
自力で生きることを強いられた数少ない生存者達。
辛うじて機能している政府に所属する軍隊により管理されるコミュニティ。
異形の化け物や
暴漢の蔓延る世界。
これはそんな世界を生き抜くSURVIVOR達の辛く厳しい物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-03-20 17:57:10
3577文字
会話率:6%
かつて極北の地に、一つの王国があった。人々はオキアミと海獣を主食とし、氷の家に住み、独自の文明社会を営んでいた。とりわけ王侯貴族たちは民の生活の指標たる"生きた時計"であることを誇りとし、この世の秩序を乱さぬため、定め
られた時を刻んだのち自らの心臓を貫いて生を終える仕来りであった。
蒸気船と近代兵器で武装した侵略者によって王国が無残に滅ぼされてから二百年あまり、生き残ったわずかな王国の末裔の中に、いまだかつての風俗を頑なに守り続ける一族がいた。彼らは何世代にもわたり、国の差別と抑圧を耐え忍びながら、ひたすら予言された王国の死と再生の瞬間を目指して、時を刻み続けていたのだった。
ついに間近に迫った運命の時を前に、一族の最年少である少年セイムは、儀式をめぐる姉と父との確執によって家族が引き裂かれるのを目の当たりにし、どっちつかずのまま途方に暮れていた。彼は助言を求めるべく、行方不明になっていた祖父の消息を追い求めるが。
惑星規模で展開される架空文明ファンタジー、ここに開幕折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-10-01 08:11:38
1213文字
会話率:0%
夜になっても光が途切れることなく、人々は高速で大陸間を気軽に行き来できる。そんな現代の文明社会にあっても、科学では証明できない『超常』が存在する。これは、そんな『裏』に生きる者たちの物語。(一話辺りの文量はかなり少ないです)
最終更新:2011-05-11 19:13:34
2493文字
会話率:21%
惑星リンガイア。この星に暮らす〝リンガイアン〟たちは、高度な文明社会を築き、確実に発展してきた。しかし現在、膨れあがった人口は既に都市の許容範囲を超え、多くのリンガイアンが路頭に迷う時代は、遠くない未来に訪れることになる。
かつてこの星を
治めていた〝星主〟ガイエン・リンガイアの息子である、第一王子シエン・リンガイアは、王族の無力に半ば絶望しながらも、次期星主として自分自身の在り方を探る日々を送っていた。
そんな中、自分の誕生パーティーが開かれた会場で、彼はあるテロ事件に巻き込まれる。それはリンガイアンに敵対する勢力〝リングレス〟の引き起こしたものだった。
王族として、リンガイアンとして、そして〝シエン〟としての存在価値を探し求める青年は、答えを見つけることができるのか……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-03-18 23:00:00
65407文字
会話率:52%