語りはひとりの懺悔から始まる。
現在の不景気まみれの日本からさかのぼること50年。
1960年を舞台とした高度経済成長前の日本。
多くの人々は戦争の傷が癒えず、畑を耕しながら細々と暮らしていた。
まともな職もなく、働いても働いても楽にならな
いどころか、所帯をもつ夢すら持てない日々を送る青年。
そんな青年が、夕暮れの日が落ちる寸前に、何度も通っているはずの道で、道に迷う。
歩いていると、ふと、十字路に差し掛かった処で一人の男に出会った。
男は青年に声をかける。初対面の男に何気なく言われた一言に、心の隙間をつかれた青年は、その男の言われるがままに取引に応じてしまう。
半信半疑の青年が家につくと、そこには青年の嫁と名乗るひとりの女性が帰りを待っていた。
最初は青年も、名も知らぬ嫁を腫物のように見ていたが、一晩たつとすっかり、愛おしくなってしまっていた。
この娘は記憶をいじられているに違いない、本当の記憶が戻ったら自分のもとから離れていってしまう。
そう考えた青年は、がむしゃらに働きだした。
その甲斐あって、それからの人生は順風満帆。
子供もうまれ、幸せの絶頂を数十年謳歌した。まるで今までの人生がうそのように。
だが、2010年。
再び“悪魔”が現れる。
取引で得た代償を取り立てに。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-09-17 22:33:39
6291文字
会話率:17%
いつも住み続けている周りを歩いていると自分が変わらなくても変化が訪れていく・・。4
最終更新:2012-06-26 11:27:00
1878文字
会話率:0%
通学路を歩いていると、いつの間にかしらない世界へやってきてしまう。だが、幸運な事に既にトリップしていた日本人に保護される。新たな迷い人たる彼にはその世界はどのように見えるのだろうか。
最終更新:2012-06-19 18:00:00
12275文字
会話率:42%
以前mixiにあげていた短編小説集です。
過去の日記を読んでいてたまたま見つけ、せっかくなのでアップすることにしました。
最終更新:2012-06-02 22:51:01
8618文字
会話率:42%
三回連続でアルバイトに受からなかった僕は散歩にでることにした。高校の頃に通った通学路を歩いていると、頭に浮かんできたのは昔好きだった女の子、そして彼女とした十二回と一回の会話だった。
最終更新:2012-04-28 20:00:00
29601文字
会話率:50%
中学三年生になった高倉良太。勉強・部活・恋と極々平凡な生活に飽きていた頃、クラス替えで学年一地味で有名な平並渚と一緒になる。その夜、良太は趣味の風景写真を撮りに町を出歩いていると、天体観測をしている渚に出会うことになる。良太は誰にも知られた
くなかった趣味の写真を渚に知られ、渚は誰にも見られたくなかった本性を見られてしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-19 20:40:24
4715文字
会話率:52%
行く先行く先で次々と大小様々な不運に見舞われるただの大学生の男がいた。ある日男が自らの不運を呪いながら歩いていると突然襲われ、気が付けばヴァンパイアと化し、異世界にブッ飛ばされていた!! 果たして、彼はこの先どうなってしまうのか……*Ae
cadiaで作者が火焔魔神の名で投稿していたものと同じものです。また、火焔魔神とF1チェイサーは同一人物です。ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-15 18:08:44
165727文字
会話率:38%
美しい森に住むワニ達は、様々な美しい色の体をもっていました。その中に、布切れをつなぎ合わせたみにくい体のツギハギワニがいました。いつも、みんなに仲間外れにされていました。ある日、森を歩いていると、ワニを好物にするワニ食いライオンが現れて、ワ
ニが食べられていきます。ツギハギワニがほら穴に隠れていると、美しい虹色のワニが優しく話しかけてくれますが、友達を心から信用出来ないでいたツギハギワニは、つい虹色ワニに冷たくして別れてしまいました。そして、またワニ食いライオンが現れます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-02-22 20:53:15
5886文字
会話率:46%
見知らぬ森に迷い込んでしまった少女。当てもなく歩いていると、大きな樹の根元に少年がいた。
最終更新:2012-02-20 14:24:01
1036文字
会話率:48%
いつもの帰路を歩いていると、見知らぬ店が現れた。「あれ?こんな所に店なんかあったかな?」
突然現れた店、その店の正体とは!?
キーワード:
最終更新:2012-02-15 20:12:12
2030文字
会話率:41%
一人の、旅の占い師がおりました。彼は長い旅をして、多くを見聞きしてきましたが、いまだ「冬の国」には行ったことがありませんでした。「冬の国」を目指して歩いていると、とある雪山で行き倒れていた貴人を助けました。貴人は自分のことを「冬の王」だと言
いますが、旅人には俄かに信じられません。何せ王が行き倒れていたのは、「春の国」の女王に、国を追われたためだというのですから――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-02-14 00:00:00
23013文字
会話率:37%
道を歩いていると猫の死体があった。
嫌な予感をそのままに帰宅したのだけど……
最終更新:2012-02-06 08:00:11
22904文字
会話率:48%
中学卒業間際の幼なじみ3人が
いつものように帰り道を歩いていると
見かけない少女が通りかかった。
しかし少女は3人の目の前で
轢き逃げされてしまって・・・。
最終更新:2012-01-13 14:56:35
1490文字
会話率:9%
5月のGW明け、東京の高校に澄野大輔が転入してきた。転入初日、どの部活に入ろうかと校内を歩いていると、学校内で起こっている出来事などを解決する部に所属している先輩の佐伯瞳に出会い、半ば強制的に入部させられてしまった。
そして、その部で起こる
さまざまなことを解決していく折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-01-07 22:00:00
103578文字
会話率:48%
男が街を歩いていると、物乞いに声をかけられた。
急いでいた男は、とりあえずポケットの中の五ドルを渡したのだが……。
最終更新:2012-01-02 16:29:18
632文字
会話率:20%
突然だがオレは神様を信じていない。
なぜならオレがどうしようもないくらい不幸だからだ。
道端で歩いていると犬の糞を踏むのは当たり前のこと、新品の靴を買い、それを履いていった日には雨が降る。靴紐なんて一週間に一本は必ず切れる。
これを不幸と言
わずなんという。
故にオレは神様なんていうものを信じていない。
いわゆる無神論者だ。
もちろん今までの人生で運を頼ることなんてなかった。じゃんけんでも運ではなく動体視力と素早い動き、そして相手の心理状態を把握することで勝利をもぎとってきた。くじびきでも確率論で当たりやすい順番にくじを引いた。(もちろんオレは不幸なので当たることはなかったが)
さて、そんなオレなわけだがどういったことかラグナロクとかいう神様同士の戦争ゲームに巻き込まれた。(神様を自称するヒゲのおっさんに頼まれた)
どうやらオレは悪魔サイドらしい。
勝利するには多種多様な世界をより多く侵略したらいいらしい。
そんなオレが飛ばされた世界は剣と魔法の世界……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-10-15 00:00:00
864文字
会話率:10%
夜の山道を歩いていると、何かが後ろを付いて来る。気にはなってもけして振り向いてはならぬ。逃げ出してもいけぬ。歩き続けるのだ。
ただ家に着いたら「お見送りありがとう」と言えば良い。
最終更新:2011-09-24 09:10:29
2576文字
会話率:30%
人どおりの少ない夜道を恵美が歩いていると、変態3人組が登場!
「へへへへ、今どんなおパンツはいてるのーしりたいなー」
誰か助けて!そこに舞い降りた私のナイト様はカスを蹴散らしたあとこういった。
「僕(ぼきゅ)がきたからにはもう大丈夫でござる
よ!!フヒヒww」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-08-28 00:08:17
14385文字
会話率:33%
買い物帰りに公園で休憩して、てくてく歩いているといつのまにやら異世界に。おまけにやっと見つけた家で情報収集を図ろうとすると、何やらマッチョな家主の元にあった呪いを受けてしまって、可愛らしいピンクのうさぎのぬいぐるみに。仕方がないので、呪いを
解除できるまで家主の家で、短いぬいぐるみの手足を使って料理したりする奮闘記。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-06-24 21:23:20
43759文字
会話率:36%
青年が歩いていると、突如背後から呼び声がする……という皆さんがよく知っている物語です。
最終更新:2011-05-03 01:35:37
1442文字
会話率:30%