宛名のないラブレター
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最終更新:2017-07-06 19:28:39
1281文字
会話率:0%
俺は偶然にも君のことを知った。
しかし、君に会うことはない。名前も、年も、どこに住んでいるのかも、君のことを俺は何も知らない。
俺たちの関係は、文面上でしか成立しない。
それでも、俺は君とつながっていたいから。些細なことでも君と話を
したいから、俺は今日も届けよう。
宛名のない手紙を、君のもとへ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-01 19:00:00
1952文字
会話率:3%
僕の中学に一人の生徒が転校してきた。
彼は特にこれといった特徴もなく、それなりに皆と仲良く、それなりにクラスに溶け込んでいった。
ある日、彼の机から宛名のない手紙を発見し、僕は彼について観察することをはじめる。
最終更新:2017-03-21 23:01:45
668文字
会話率:0%
主人公、僕、は、ある日、宛名も差出人も無い手紙をもらう。どうやらその手紙はラブレターのようだった。果たしてその手紙は本当に自分宛てなのか。そして差出人は誰なのか。先入観から一度考えるのを止めてしまうが、まるでそれを許さないとでもいうように小
さな事件が起こる。それを機に再び僕は手紙を手にする。思いがけない所からそのヒントが現れ、僕はその手紙が自分宛であることを、そして差出人が誰かということを悟る。地味で普通な僕が懸命に勇気を振り絞ってその推理を確認し、真実を手にする。そして、仄かに抱いていた恋の萌芽のような想いをやっと成就させる。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-06 11:00:00
2956文字
会話率:16%
ひとりぼっちの寂しさを、宛名のない手紙を書き続ける事で紛らわす。いつか誰かに届くといいな。その想いだけが支えだった。いつ叶うかもわからない。本当に届いているのかもわからない。そんな状況でも、続けていればきっと……。
最終更新:2016-07-01 16:53:52
3320文字
会話率:39%
ある日、暇を持て余していた朝霞千尋は、伯父から無理やり人捜しの仕事を押し付けられる。伯父は「仕事仲間から頼まれた」と言い、その内容は息子の友人を捜して欲しいというものだった。しかし、訪れた依頼主は珍妙な格好をした少女だった。依頼主の代理だ
という彼女は、一通の手紙を差し出した。宛名は『親愛なる先生』、差出人は『生徒』、全て省略された本文、追伸には絶望の言葉が綴られていた。
『私は、人間に疲れました』
『私は、人間を諦めました』
『私は、人間をやめました』
まるで時間切れのように、積み上げてきたものが崩れ始め、葬り去ったはずの過去が蘇る。手に入れたものと失ったもの。『先生』と『生徒』。青かったあの日の空は、いつの間にか黄昏に変わっていた。千尋は犯した罪を受け入れ、全てを終わらせると決意する。冷酷な真実と、優しい嘘を残して。
※自作品の転載です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-03 20:47:15
9012文字
会話率:38%
その朝、ソウタは生まれて初めて靴箱に入っていた手紙に喜んだのも束の間、宛名の無い手紙にこれは隣のモテ男宛てなのではないかと疑心暗鬼。 誘われた(?)夏祭りに行くまでのソワソワと落ち着かない3日間、どうする?!ソウタ・・・。 ≪全7話 完結≫
※星空文庫重複投稿折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-14 09:00:00
10048文字
会話率:8%
雪の降り積もる厳冬のある日、少年の自宅のポストに「あなたが誰かを知りたいあなたへ」という奇妙な宛名の手紙が届く。
送り主は森の奥にあるホテルのような研究所。そこではゲストを丁重にもてなしつつ、その裏でゲストの行動を通して人間とは何かを探る
、多角的な研究を行っている。
この研究所の中では、自分のことは自分で決めなければならない、自分につけられた本来の名前を忘れてしまう、2人称や敬称が使えない、といった不可思議なルールのもと運営されていた。
招待された少年とうり二つの同じ顔、同じ記憶、同じ身体構造のものが並んだその時にある事件が起き、少年はその事件を通して否が応にも「自分は誰か」という、およそ考えたこともない、大きな問いを突きつけられる。旅を終えたときには少年はひとつの答えを出していた。
少年の裡なる旅をサポートするのは、えらく大人気ない威圧的な堅物所長と、いい加減かつお気楽極楽な運転手兼お世話係。水と油、顔を合わせれば嫌みの応酬。喧嘩が絶えない二人もこの一件を通してより深く友情を育む……かもしれない。
そんな中途半端な哲学の面の皮を被った、SFファンタジー的一泊二日の思索の旅。
※重複投稿の予定は現時点ではありませんが、変更の場合はその時点でご報告させていただきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-20 18:28:24
4682文字
会話率:31%
最愛の妻を病気で失ってしまった男。
悲しみにくれる中、男の手元にある手紙が届く。
宛名は書いてなかったが、それは間違いなく、亡くなった妻の字だった。
最終更新:2015-02-27 00:00:00
5298文字
会話率:12%
図書委員である女子高生の人には教えられない日課です(赤面
最終更新:2015-01-07 22:00:00
8672文字
会話率:23%
ある男の元に一通の手紙が届く。『メリークリスマス。二十五日にあなたの願い事を叶えに行くわ』宛名も差出し名もない、たったこれだけの短い文面。一日に一通ずつ届き、その度に表記されてある日にちは減っていった。恐怖のカウントダウンに精神を蝕まれ、
とうとう男は会社を辞め山奥に逃げることを決意する。しかし、悪夢は終わらなかった。――そうして二十五日。カウントダウンが終わった日、やつれ果てた男の前に現れたのは……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-24 19:10:54
2834文字
会話率:17%
ある日世界中子供の人々五千人に贈り物が届いた。 Amazon経由だったり、ラブレターを思わせる手紙だった り、メール経由でさえ届けられた。宛名は全て『あなたの 女神より』
開けた瞬間光が飛び出し、目の前に神々しい女の人がたっ ていたのだ。
そして自身のことを神だといった。
神はいった。『能力を使い戦いなさい』 人々は混乱した。 しかし神はこうともいった。『最後に残ったの願いを叶え ましょう。たとえそれが私の代わりに神になるという願い でも。』
人々は歓喜した。 能力の戦いが始まった。
三年後、勝負は結局つかず三十人の能力者が残った。 三十人の能力者は互いに協定を結び戦いを終わらせた。
更に五年の月日がたった。
また、能力者が現れ始めたのだ。
そして姿を表していなかった神が登場しルールを設定した 。 そして最後の一人になるまで戦いを終わらせない様にした 。
『せっかく願いを叶えるって言ったのに勝手に終わらせる とかあり得なくない。だからそういうことが今後無いよう に、ちゃ、ん、と、ルールを作ったんだからやりなさいよ ね!』 神々しさを無くした神はそういったのだった。
第二のゲームが始まったのだった。
そしてこの物語の主人公の桐山一の長い長い夏休みが今 、始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-19 22:15:58
509文字
会話率:22%
恋、愛というものが分からないから、私は綴るしかないのです。
最終更新:2013-11-13 22:10:47
1283文字
会話率:30%
届いたのは、宛名も差出人の名前もない真っ白な封筒だった…。
最終更新:2013-09-25 17:50:19
1080文字
会話率:9%
一行リミットジャンキー……一行詩集です。作品タイトル:命短し恋せよ誰かさん/彼が裏のボスですます。/最高の呪文/おいしい人生/楽しい流れ星/でっかい月夜/宛名不明/19才、現実/くしゃみ合図/恋するパフューム (※全て一度、ブログ「ぽんこつ
ペチカ(http://marimorin.3rin.net/)」に載せたことがあるものです。)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-28 10:28:07
426文字
会話率:0%
ある大学生の所に、あるDMが送られてきた。
そのDMの宛名を見て思わず絶句する。
最終更新:2012-10-11 23:00:00
587文字
会話率:19%
署名も宛名も無いラブレターとそれに伴う恋の行方。
最終更新:2012-06-29 23:22:27
5865文字
会話率:40%
アナザセンス。
それは本来常人が持つ五感に加え、『その他の感覚』第六感の事を言う。
主人公、宮嶋明(ミヤジマアキラ)はアナザセンス『電波感』の持ち主。彼にはパソコンや携帯から飛び交うメールを肉眼で見ることができる。つまり、電波が見え、またそ
れに触れる事も出来るのだ。
ある日アキラは学校の屋上で一通の謎のメールを手にする。それは未来を予知するもので、差出人は『サトミ』宛名には『マキ』と書いてあった。アキラはこの予知メールの事、そしてサトミ、マキという人物が気になっていた。やがて明らかになる二人の正体とは……。
アキラの前に現れた探偵、小野村和彦(オノムラカズヒコ)に導かれ、彼ら四人の物語が交差する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-12-10 12:05:00
30808文字
会話率:57%
在る時代、帝国との冷戦状態にある教会のとある部屋から見つかった、ある人物からの書置き。(宛名、差出人不明。封筒に押されていたのは帝国皇族の紋章印。)
最終更新:2011-11-07 01:06:33
666文字
会話率:0%
アパートに、両腕で抱えると、顔を反らさねば抱えられないほどの大きさのダンボール箱が届いた。隙間なく貼られたガムテープ。宛名書きの側には「ワレモノ注意」、さらに「なまもの」の注意書きを印字したシールが貼られている。(冒頭より抜粋)
就職が決ま
って慣れない一人暮らしに突然降って湧いたこれは!?
──ターキー。いやいや、違う違うたぶん違うから! もしそうだったら食べちゃうでしょ! ハッ、上尾さん……まさか……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-10-07 16:49:17
4350文字
会話率:11%
江戸時代、商家の生まれの若は宛名のない手紙を見つける。どうにかその手紙を届けたいと考える若だったが、橋を渡った先の隣町で奉公人が何者かに殺されたことを知る。それと同時にもたらされた付喪神・白銀刀の失踪ーーそして若の身に危機が迫る。
最終更新:2011-03-26 22:00:00
11068文字
会話率:40%