王子殿下の婚約者だった私は、一方的な婚約破棄を受けて新たな相手をあてがわれることになる。
アメデオ・ヴィスコンティ男爵。美しい容姿と経歴に似合わぬ若さを持った彼は、元平民ながら一代で財を成し、爵位を拝命した遣り手だ。
しかし彼は常識が欠
如しているようで、会うたびにとんでもない金遣いで私を困らせてくる。
「わかった、この美術館を買おう!」
「いりません、やめてください」
非常識過ぎる彼だけど、だんだんと一緒にいるのが楽しくなってきたような?
そんな矢先、婚約破棄してきたはずの王子殿下が「もう一度婚約したい」などと言い出した。
あなたのことなんて何とも思っていないし、今更無理ですけど…?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-26 18:30:45
49099文字
会話率:40%
公爵令嬢のリリアは七歳の誕生日、とんでもないことを思い出す。
それは、自分は次期王妃の権力を傘にきて好き勝手振る舞い、最終的に全ての悪事を暴かれて断罪されてしまう乙女ゲームの悪役令嬢に転生したということ。
どうにか死亡フラグは折りたい
!と第一王子と婚約させられてしまう前に、慌てて出会ったばかりの辺境伯子息、クラークと婚約したいと言い張る。
だが彼女は気付かなかった。
攻略キャラの一人であり婚約者である、ゲームではツンデレキャラだったクラークが、いつの間にか立派なヤンデレに成長していることに。
これは、この世界が乙女ゲームだと信じているリリアと、そんなリリアの望みを叶えてあげようとするクラークの話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-12 18:50:45
12727文字
会話率:38%
毒をこよなく愛するグリフィカ・ヴェホルは、世界でも価値のある薬師の一族だ。
その知識の価値から産まれたときからモルビット王国の第二王子・ジュドア・モルドスキューの婚約者に命じられていた。
***
毒を愛するがゆえに、婚約者であるジュドアの食
事に死なない程度の毒を飲ませ、自分で解毒し効果を実験するという狂気の沙汰としか思えない行動を繰り返す。
ジュドアは婚約破棄をして、同じ薬師で別の一族のルベンナ・ケルシーと婚約したいと王に申し出るが、全く相手にされない。
そんな中、ガーディンパーティでグリフィカによるジュドア暗殺未遂がおきる。
グリフィカは否定も肯定もすることなく、国外追放の罰を受け入れて、ユリスキルド帝国へと向かう。
ユリスキルド帝国では疑われながらも毒の知識を遺憾なく発揮して問題を解決していく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-11 12:00:00
121931文字
会話率:53%
絵に描いたような青春を夢見る男子高校生、波多野春(17)は高校2年始業式のクラス替えを365日のどの日よりも楽しみにしていた。そして訪れたクラス替えの日。彼ら彼女らの運命はこの日に定まってしまったのである。
青春バカ、引きこもり、天才
肌、優等生、イケメン、5人の男子高校生が1人の女子高生の影響でドタバタしまくり。そしてそこから新たな出会いも生まれ……
青春とは?恋愛とは?
「友達とバカやってたら、いつの間にか大事になってました!俺知らないもんね!」
「私、高校卒業したら……婚約したいんです!」
この高校生活、色濃すぎ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-24 21:43:34
13306文字
会話率:49%