世界はふざけたほどに不平等だ。そう思わないかい? ぼくはそう思うよ。だからぼくは旅に出て――この世界を正してやるんだ。悪のやり方でね。この話は、『人類最悪』ことこのぼくと、『人類最低』である僕のパートナーが送る、ひどく滑稽で無残で残忍で残酷
で残刻で残虐で暗黒で非道で悲惨で邪道で邪曲で凶暴で冷酷で無慈悲で薄情で無常で冷血で暴虐で凶悪で猛悪で極悪で悪逆で過酷で酷薄で――最悪で最低な物語。即ち、悪の物語。
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この作品はケータイで読むことをあまりおすすめできません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-01-20 16:58:40
13087文字
会話率:40%
皆私を枯れてると嘆くけど私はそう思わない。なんて言ってる内に一年経ち私も三十路、周りが心配して開いてくれる合コンもほぼ毎日から月一に減った。親も妹のお陰で孫が見れて満足したのかもう何も言わないし自由だと一人飲みを公園でしようとしたら思わぬ拾
い物をした。驚くほど美男というのが似合う男と仕事人間の枯れた女が恋をする話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-18 02:00:24
2699文字
会話率:35%
四方を山に囲まれた国、アークジュエル。長年周囲の他国から侵略をうけながら、一度も敗北した事がない事から『無敵国家』と呼ばれるこの国の、外国に続く四方の四街道の一つがある地域を任されているカミジール男爵家。
国のトップしか知らされぬとある秘密
を抱えたこの家には、四人の娘がいた。その三女、イーリス・ミル・カミジールがアークジュエル王国の王太子妃候補として王城に向かうところから物語は始まる。
他の姉妹に比べ容姿に劣り、髪色瞳の色も異彩を放つ漆黒。外見がほかの兄弟と大きく違う中、しかしイーリスは誰よりも領民に愛されていた。
カミジール男爵家が抱える秘密。その中枢に在るイーリスを、領民たちは敬意と羨望を込めてひそかにこう呼んだ。
――忍姫、と。
これは、忍姫イーリスが王城を舞台に巻き起こすラブス……
「それにしても迷惑ここに極まれり、ね。そう思わない? アイリス」
「まったくそうでございますわねぇ、お嬢様。殿下もすぐに私たちを家にお返しになってくれればいいものを」
……し、忍姫イーリスが王城を舞台に巻き起こすラブストーリー!
始まります!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-01-21 00:25:04
72809文字
会話率:34%
俺は気づいていなかった。当たり前のものが当たり前かどうかはしっかり知ってからそう思わないといけないということを。
最終更新:2006-08-12 02:34:12
1758文字
会話率:29%