21世紀初頭、ゾンビパニックが発生した。空中から無限涌きする無数のゾンビに襲われ、人類の生存圏は壊滅した。
……だが、希望はあった。
ゾンビを倒すと経験値玉が飛び散る。これを浴びた人間はやがてスキルを入手する。このスキルを使えば、より効率
よくゾンビを倒せる。
そうやって人間たちは新しい社会を構築していった。
そして200年が過ぎた。軍が再構成され、学園と言う名目で子どもたちは自動的に兵士として登録される。今や、スキルの入手は学園のカリキュラムの一つとなっている。
しかし、タルムは、同じ学年の生徒が全員スキルを手に入れた今でも、なぜかスキルを手に入れる事が出来ていなかった。
心配する教官、見下しているのを隠そうともしない主任教官、クラスメートの優しい視線が痛い。
これは、自己評価の話だ。
周囲の全てからゼロ点をつけられても、己に百点をつける事はできるか。
その百点が虚勢ではないと自分自身に証明できるか。
スキルだけが人間の価値を決めるのか。
本当に大切な物はあるか、それを守る事はできるか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-08 01:59:41
105194文字
会話率:33%
ロボットを操ることだけが人生の少年が大人に出会い生きることを知るそんな作品が書きたい(渇望
最終更新:2019-04-17 00:49:35
1300文字
会話率:27%
VR全盛期の時代。俺ことジンは、VRマシンの故障により普段ログインしているVR世界とは別の世界にログインしてしまった。
そこは古典ファンタジーと呼ばれる世界で、俺は勇者召喚に一緒に呼ばれたことになっているらしい。
え、なに?俺はお呼びでない
??あーそうですか。じゃあ勇者としてこき使われるのも嫌なので自由にやらせてもらいますね。さようなら。
最初のチュートリアルと思われる神殿を出ると真っ先に殺されかける。
あれ、色々とおかしいな。VRゲームならお約束のあれとかあれが無いんだが。
もしかして昔流行りの異世界とか。いやでもなぁ。
昔のお約束ならチートスキルのふたつやみっつあると思うんだけど『手当て』ってなんだ。
行く先々で手当てして回れっていうことなのか?
まあ、けが人が居たら手当てするくらいの人情は持ち合わせているつもりだ。
ひとまず他にやることもないし『手当て』を使って色々やってみるか。
そうして始まった旅は気がついたら世界に手を広げていくことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-16 21:00:00
208620文字
会話率:41%
主人公の名前は剣崎勇児。
剣崎家15代目にして剣崎流兵法の継承者。
彼の仕事は遙か昔に衰退した、極めて高度な文明の遺跡を発掘する「遺跡発掘員」
堅苦しいお役所仕事なれど、今日も今日とて東へ西へ。
お呼びがかかればすぐさま参上!
休
む間もない流浪の身とはいえ、お仕事だけが人生じゃあない!
人間のみならず、亜人種をも巻き込んでのしっちゃかめっちゃかの大騒動!
そんな男の物語です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-12 08:00:00
1644文字
会話率:36%
都内某所。
何万人が通るという駅は人でごった返してる。
黒いセミロングの少女はごついヘッドホンを手で押さえつけながらその中を縫うように進んでいく。
なんの代わり映えもしない午前八時の光景のはずだった。
蒼天からオーロラのようにしかし鋭い
目を焼く光が降り注ぐ。
思わず少女も周囲もまた目を覆った。
何も聞こえない―――
数分後ホワイトアウトした世界が取り戻した色は一面の赤だった。
突如AIが暴走を始め、人間を殺戮し始める。
その暴虐的ともいえる力の猛攻にあらがうすべとして人類に与えられたのは
「超能力」
不確定なその存在だけが人類の救いの糸であった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-26 01:12:00
2231文字
会話率:49%
時間が勿体ないから睡眠時間を減らしてるみたいだけど……起きている時間だけが人生だと思ってない?
キーワード:
最終更新:2017-10-29 07:56:38
227文字
会話率:0%
世界に溢れる穢れ
それを拭う存在がいた
三回の満月を迎えるごとに、塔を訪れる彼女たちだ
それは四季の廻りに合わせたものだった
とある人間はそれに目を付けた
穢れ、即ち人の負の感情を拭い去り、塔の中に封じ込める
この摂理を使い、その人間は横暴
に振る舞った
いくら好き勝手をしても彼女たちが負の感情を拭い去ってくれるから
やがて意思を持たないはずの彼女たちは、何度も繰り返す中で僅かな意識を生じさせた
塔の中ですべてを捨てて新たに汚れを拭う存在として歩み出すときにも、記憶を継承し始めた
なぜ私たちだけが人間の後始末をしなければいけないのか、疑問を抱き始めた
そして……幾星霜と繰り返し、限界を迎えた彼女たちは四季の廻りと共に役割を放棄した
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-13 07:00:00
3380文字
会話率:0%
異世界に転生したのだ。
最終更新:2016-11-13 16:26:41
2677文字
会話率:36%
重ねる年齢と共に薄れゆく記憶、消えない記憶。
形が無くてもそれだけが人にとっての真実です。
最終更新:2016-07-16 04:38:46
178文字
会話率:0%
炎・電気・水などを自在に操る事の出来る物質――魔染料(カラメント)。
人々は生活の一部とした。
主人公の珠洲之音巧(すずのねたくむ)は魔染料を学ぶ学校の高校生。
幼馴染――陽炎鏡華(かげろうきょうか)、巧の妹――珠洲之音三葉(すずのねみつ
ば)、学年末テストで出会った同級生――クリスティーナ・F・カーターの三人と共に、魔染料が絡む事件に巻き込まれる。
◯第一章あらすじ
2年生のクラスを決める学年末試験。
そこで巧は魔染料を使って戦うスポーツ、魔染料決闘に挑む。
お互いの色を打ち消し打ち消される攻防の中、クリスティーナの発動した魔染料が突如暴走。けが人や会場の破壊など、大きな被害を出してしまう。
そんな危機を、巧は秘められた自身の力でクリスティーナの魔染料を消滅させるのだった。
◯第二章あらすじ
被害を出してしまったクリスティーナはイジメられていた。
それを救い出した巧は彼女を抱きしめて安心させようとするが、その場面を鏡華が目撃してしまう。
偶然が重なりイジメの対象が鏡華に移ってしまうが、不審に思った巧がまたしても救出。
しかし鏡華とクリスティーナの間には、恋敵という名の亀裂が生まれてしまうのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-07 05:14:35
67465文字
会話率:40%
この世は不条理だらけで、不条理だけが人生さ。
キーワード:
最終更新:2016-03-31 09:14:32
2874文字
会話率:4%
宅配風俗と目の前の四角い箱からの情報だけが人生だった下衆ロリアラサーヒキニートのエージは、ある日神様同士の勝負に巻き込まれてしまう。下衆な思考を盗賊の神に気に入られた彼は、あろうことか異世界で「盗賊少女」に転生してしまった。見た目は愛くる
しく中身はキングオブ下衆であるエージに焼き付けられた意志は、戦士の神の代理人である「勇者」と、対立する魔導の神の代理人である「魔王」双方への嫌がらせ。異世界の少女たちを百合百合と自らの欲望に引き込み大勝利人生を展開していくついでに、覇権を争う勇者と魔王に対してあさっての方向へと嫌がらせを色々と仕掛けていく盗賊少女の運命やいかに!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-27 06:06:56
789912文字
会話率:38%
大地が失われ、空に浮かぶ大陸だけが人の住める場所となって幾百年。
少年は鋼鉄の船で空を往き、少女は鉄の翼で飛ぶ。
最終更新:2015-02-21 10:37:10
12507文字
会話率:12%
何度も自殺を試みる青年と出会った主人公。candyofpoison
http://cop.4.tool.ms/からの執筆者本人による転載です。
キーワード:
最終更新:2014-11-13 18:16:39
2279文字
会話率:39%
前を見るだけが人生ではないと思うのです。
最終更新:2014-09-08 21:32:28
260文字
会話率:0%
花に嵐の例えもあるゾ さよならだけが人生だ。
命短し恋せよ乙女 紅き唇褪せぬ間に、
最終更新:2014-05-27 13:24:12
13373文字
会話率:42%
人間と精霊と神様が住まう世界。人間は精霊の存在を、精霊は人間の存在を。互いに空想の中でのものだと認知している世界。
人間は科学技術を。精霊は魔法の力を発展させて各々の世界を築いてきた。逆に、人間は魔法の力を。精霊は科学技術を。廃れたものとし
てとうに忘れ去ってしまっていた。今ではその存在すら知ることはない。
同じ座標、同じ空間で互いが互いの存在を知らずに生きている。
その両方の存在を知る数少ない存在は、もうずっとずっと昔に滅びてしまった。それでも世界が回り続けているのは、“要”と呼ばれる世界の柱がちゃんと生きて機能しているから。今では要だけが人間と精霊、両方の存在を認識できる存在になった。要は両方の次元を管理し、世界のバランスを保ち続ける。
だけど、そこには人間でも精霊でも要でもない存在がいた。人間、精霊たちは余程力のある者でないと認識不能。要ですら意識しなければそのまま通り過ぎてしまう程小さな存在で、自身も己の存在に気づいていないケースが多い。本当に微弱な認知能力と憑依能力を持って、かろうじて存在している。None(存在しない者)。
ある日、自分の存在に気づいた“存在しない者”は、とある少年に憑依することに成功した――
というようなお話です。
□ ■ □ ■ □
こちらの小説は別サイトにて投稿したものを投稿しております。明らかに何かのプロローグ的な内容ですが、この後友人たちとのリレー小説に発展していくことになるので、短編で掲載させていただきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-29 23:23:56
2539文字
会話率:57%
いつかは別離の時が来る。さよならだけが人生だ。
最終更新:2014-02-18 16:08:09
200文字
会話率:0%
一人の男の生きる証についての物語。
彼にはギターと音楽だけが人生の意味だった。
でも運命はこの男からそれを奪った。
でも男はそれを諦められない。
だからこの道を選んだ。
後悔はないはずなのに。そうだったのに。
最終更新:2013-11-14 18:18:03
1385文字
会話率:42%
四つ葉のクローバーだけが人に幸せを与えるわけではありません。
最終更新:2012-03-17 10:21:50
414文字
会話率:9%