ゲーム会社「ピポピポソフト」勤務のしがないプログラマー、三木樹生(ミキミキオ)。友人からは不器用で覇気がないと評される彼は、「Living Noob」――生ける芋プレイヤーとして人生と言う名のゲームをただひたすらに漂っていた。
そんなある
日、レトロゲームと勘違いしてネットオークションで手に入れたのは、謎の端末『ドリーム・カム・トール』。そこから生成されたのは、「自分の尿意を他人に移す」という、およそ英雄とは程遠い、史上最もしょうもない特殊能力だった。
最初は持て余していた能力だったが、ミキオは気づいてしまう。これはムカつくアイツに人前で恥をかかせるための完璧な復讐ツールになる、と。
そして、使い方次第では誰かを救うことだってできるかも、と。
数々のしょうもない能力を次々と生成し、世直しや制裁を進めていくミキオだったが、やがて『ドリーム・カム・トール』が、現実を舞台にしたMMO型のゲームである事を知る。そして訪れる、新たな能力者との出会い、ギルドの結成……。
愛と勇気と知恵とノリで「しょうもなき人生」からの脱却を目指す男の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 12:30:00
57647文字
会話率:46%
ナツキです。彼氏いない歴17年。
ちょっと強がったりするけど、結構マジメ。そして気が弱い。
格好が少し派手なのは、過去に助けてくれた友達のカリナとヨーコの影響かな。
ある日、コイバナしてたら、3人とも好きな男の子がいることが発覚した。私が
勢いを付けるために、トランプで告白する順番を決めようって言った。
敗者から順に告白って言い出した私が馬鹿だった。
偶然それ、私の告白相手カイ君に聞かれてた。カイ君、罰ゲームの告白と勘違いして、3ヶ月限定のお付き合いしようって私に言った。
付き合い始めたのはいいけど私って、3ヶ月で捨てられちゃうの?
6話完結です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-27 18:00:00
15612文字
会話率:17%
楽しいことに興味がない大場世奈
突如として発生したダンジョンに興味を惹かれ次第に...何になるかを決断する
ソロプレイを主体とする彼だが、周りからは「命知らず」「ゲームと勘違いしてる」
と言われたりしているがお構いなしにダンジョンを攻略して
いく。
俺はだれよりも知識があるがゆえにこの結末を知っている。
まぁ今回は楽しくいこう。
スキルもステータスもひきついでることだしね折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-20 02:00:00
2125文字
会話率:52%
VR全盛期の時代。俺ことジンは、VRマシンの故障により普段ログインしているVR世界とは別の世界にログインしてしまった。
そこは古典ファンタジーと呼ばれる世界で、俺は勇者召喚に一緒に呼ばれたことになっているらしい。
え、なに?俺はお呼びでない
??あーそうですか。じゃあ勇者としてこき使われるのも嫌なので自由にやらせてもらいますね。さようなら。
最初のチュートリアルと思われる神殿を出ると真っ先に殺されかける。
あれ、色々とおかしいな。VRゲームならお約束のあれとかあれが無いんだが。
もしかして昔流行りの異世界とか。いやでもなぁ。
昔のお約束ならチートスキルのふたつやみっつあると思うんだけど『手当て』ってなんだ。
行く先々で手当てして回れっていうことなのか?
まあ、けが人が居たら手当てするくらいの人情は持ち合わせているつもりだ。
ひとまず他にやることもないし『手当て』を使って色々やってみるか。
そうして始まった旅は気がついたら世界に手を広げていくことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-16 21:00:00
208620文字
会話率:41%