生まれて一年経ってからずっと一緒だった。幼稚園も小学校も中学校も。
一歳違いの幼馴染とは誕生日が一緒。ふたりとも七夕生まれなことから、名前はそれに因んでつけられた。
「七夕ネーム」とからかわれるのが嫌で、ちょっと冷たい物言いになったり、突き
放してしまったり――でも、近すぎて気づかなかっただけだった。
中学を卒業して高校に入ってから、すれ違うことが多くなり、距離が空いて初めて気付いた。好きなんだって――気付いたのに、会えば憎まれ口をたたいてしまう。
俺の恋はどうなるんだろう?
※ 個人サイト【Riruha* Library】にある【Collaboration SS】から短編小説として投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-07-16 08:11:46
6260文字
会話率:43%
画家としてデビューした天霧の描いた架空のはずの少女が、記者会見の場で現れた。しかし、誰もその存在に気づかなかったという。記憶にはないが、どこかで会ったことがあるのだろうか。まるで幻のように現れては消える少女の身元を探っていくうちに、天霧自身
が閉ざしていた記憶の真相に辿り着く。お互いを呼び合う気持ちが、奇跡を起こした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-06-14 11:52:44
8545文字
会話率:41%
彼女と僕は趣味の関係で知りあった。何年かした時、彼女が引越をした。これが2人の分岐点だったのだけど、2人は気づかなかった。そして僕達が出会った、不可解な「オンラインゲーム」の世界。その理性の効かない世界に呑まれていく話です。
※SNS MI
XIの日記に転載を開始しました。
最終調整してラストを少し変更しました。如何でしょうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-19 01:55:54
15299文字
会話率:17%
サブリミナル・・・未だに謎の多い生命の未知である。閾値以下の刺激(映像・音声等)によって生体に何らかの影響があることを指す。世界の陰で十九世紀半ばから研究が始まった。
第二次世界大戦中には、とある国でタシストスコープ(非常に短い時間だけ写真
を投影する装置)を用いて兵士たちに敵機を認識させる訓練が兵士にも極秘でほどこされた。
二十世紀に、とある不人気政治家の演説でバックからのスピーカーから聞きとれないほどの短い時間だけある音声が流された。
そして、演説の後、聴衆からのスタンディングオベーションがいつまでも鳴り響いた。
誰も気づかなかった。気付けなかった。
だが、どの世界にも例外がある。
世界の陰に潜るのに特化した「裏」の人々はサブリミナルの存在に気づくこととなる。
爆発的に起きたサブリミナルブームは「表」の人間に知られず、しかし、「裏」社会に根を強く張り、技術繁栄を続けた。
しかし、ある出来事により、ついにサブリミナルが「表」の人間に存在がばれてしまった。
そして、サブリミナルは「表」の世界で存在を全否定され、使用・研究を禁止した。
すると、「裏」の世界では「表」の世界からの圧迫を受け、技術開発を止めざるを得なかった。
しかし、「裏」よりもさらに深い場所に蠢く「闇」は「表」と「裏」にばれることなく研究を続けた。そして――――――
※不定期更新
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-02-19 11:55:20
52733文字
会話率:40%
15年間ずっと傍にいた。だから、気づかなかったのかもしれない。
どれだけ君が大切な存在で、どれだけ好きだったかなんて・・・。
もう、謝らなくていい。我満しなくていいから。俺だけを見て欲しい。
ずっと俺はここにいるから・・・。
最終更新:2011-12-26 14:29:34
301文字
会話率:0%
仲のいい双子の兄妹。表面下で崩れはじめていた日常に気づかなかったのは兄だけだった。気付かなかった兄が罪なのか、気付いてしまった妹が罪なのか。その答えは見つけられない。
最終更新:2010-07-12 03:14:38
2061文字
会話率:20%
戦争中。
高天原国の如月は、紙を手に震えていた。
如月「な、な、な。 ホントウに、隊長なのか?」
紙の内容は大体こういうことだ。
帝国に占領されている所を解放するために送り込んだ戦線が停滞および疲弊しているため、物資輸送をする。それについて
ゆき、津川紀一郎中尉の後任として、桜月花隊隊長となれ。
しかし如月は見落としていた紙があることに気づかなかった。
桜月花隊は、女性兵士がおおいということが書かれていた紙に。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-03-11 01:46:29
2627文字
会話率:63%
ある日相談がある!と称して清をファミレスへ呼ぼうとしていた。「おい、清?」清からの応答が無くなってしまった。(またかけてくるだろう・・・)と思った悠樹は清におきている事に気づかなかった。
最終更新:2009-11-10 11:16:59
4333文字
会話率:51%
そろそろ時間が無くなった雷電会長は焦っていた。そこで新たな一手投じることにした。その一手が茨の道だとはその時は雷電会長は気づかなかった。
キーワード:
最終更新:2009-10-25 17:23:39
6575文字
会話率:65%
病んだ男とそれに気づかなかった女
最終更新:2009-10-09 16:07:03
1106文字
会話率:0%
失うまで気づかなかったこの想い、君との想い出は季節が変わっても色あせない。
最終更新:2007-09-28 00:37:33
592文字
会話率:5%
あなたの大切な時間とは?私は、今で気づかなかった。簡単には、離れない思い…
最終更新:2007-08-24 23:12:57
117文字
会話率:0%