「違う、違うクマ。嘘じゃないクマ!」
「嘘リス! クマは嘘をついてるリス!」
「クマは嘘つきヘビ!」
「そうだそうだアライー!」
みんなから嘘つきと言われてしまっているクマさん。
一体どうしてそんなことを言われているのでしょう。
「
クマは嘘をついているリス! 端っこが地面にあって真ん中が高い空にある虹なんてあるわけないリス!」
「そうだそうだヘビ。端っこが空にあって真ん中が地面にある、空から滑る滑り台みたいになってるのが普通の虹ヘビ!」
「いつも見てる逆さ虹以外の虹なんてないに決まっているアライ! 橋みたいな虹なんて、逆さ虹の逆さまの虹を見ただなんて、クマは嘘をついているアライ!」
ここは逆さ虹の森。
両端が空高くにあって真ん中が地面一番近い、そんな逆さまの虹が空にかかる森。
だからみんなそんな虹しか見たことがありません。
クマさんは本当のことを言っているのに。
「嘘じゃないクマ……、本当に見たんだクマ……」
ポロポロと涙を流すクマさん。
これは恐がりで泣き虫なクマさんと、森のみんなと、逆さ虹の逆さまの虹のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-20 14:47:52
5732文字
会話率:42%
お互い、傷を負った二人が、雨の中出会った。
彼らはどこか親近感のようなものを感じ、同じ公園のべンチへと腰をかける。
そこで二人は互いを晒してゆく……。
暗闇を照らす、一筋の光。その瞬間を。
最終更新:2018-10-01 02:10:47
3081文字
会話率:45%
ここは家の近所にある小さな公園。滑り台やブランコなどの遊具たちがあなたに話しかけてきます。
ちいさなお子さんでも読めるように、すべてひらがなで書かれています。
最終更新:2018-03-28 07:38:19
1067文字
会話率:0%
ある日の夕方、あの子は僕に、自分が死んだらどうするかと尋ねてきた。
それに対して僕は、公園の滑り台で首を吊って死ぬと答えたが、彼女に公共の施設だから駄目だと言われてしまった。
彼女はこう言った。「死なないように頑張るね」と。
あの
子はこの三日後に自殺した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-09 22:04:36
3773文字
会話率:9%
色鉛筆に想いを乗せて、ぼくはまた一つ大人に近付く。
最終更新:2017-11-11 20:30:18
4361文字
会話率:48%
僕の通う学校の中庭にはなぜがカラフルな滑り台がポツリとある
その滑り台の思いを詩にした
最終更新:2017-03-25 08:26:27
100文字
会話率:0%
フスフス。ある学校にいる、不思議な生き物。この不思議な生き物から始まる壮絶な物語! どうして屋上に図書室があるのか!? 図書室からの隠し通路と思いきや斜角七十度の滑り台だった、こんな自殺用ツールを作ったのは誰なのか!? 日焼けと大好きな彼
に翻弄されながら物語は止まらない!
嘘です。ほんわかしているだけのギャグ小説です。笑えたりクスッとしたりしてくれれば嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-05 13:49:43
6835文字
会話率:51%
今日はバレンタインデー。もちろん今年も誰からもチョコレートをもらえないと思ってた。公園の滑り台の横を通るまでは。
最終更新:2016-02-14 22:24:36
1660文字
会話率:61%
深夜の公園で奇行に走る男の話です。
最終更新:2016-02-08 17:00:00
340文字
会話率:15%
仕事帰りに通る公園で、彼女はいつも、泣いていた。
異世界トリップした先でがっつり生きていたのに帰って来ちゃった彼女と、そんな彼女が気になった男。
缶チューハイから始まる二人のお話。
最終更新:2015-02-27 22:36:59
2141文字
会話率:36%
不思議な光放つ滑り台に触れて、気が付いたら森の中にいた。その場所は、迷宮が主流の異世界。 迷宮を討伐が当たり前の異世界に迷いこんだ高坂 義之。
そんな異世界で魔物に襲われている人虎族の女の子と出会いその後、一緒に迷宮討伐をすることに。
迷宮探索もあり、魔物が溢れており、スキルが存在する。そんな高坂 義之(こうさか よしゆき)の冒険物語が始まります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-11 00:04:33
91208文字
会話率:26%
お忘れではございませんか?。
友人と笑いながら駆けたあの公園。
キリキリ鳴るブランコの音。
太ももに張りつくぜんぜん滑らない滑り台。
だらだら溶ける甘いアイスキャンディー。
いじめっこ
の笑い声。
いじめられっこの泣き声。
終わらない侮蔑と嗚咽。
踏み潰したアリンコの感触。
花びらのように引きちぎった蝶々の羽。
懐かしくもおぞましい、思い出の音色が溢れ出す楽しい楽しいオルゴール。
あなた様のいつもの素敵な日常にちょっぴり歪んだスパイスをくわえる、愛と涙と狂気に満ちた気まま更新のショートストーリー集。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-16 22:55:21
7966文字
会話率:38%
君は滑り台の横に、こんな掲示板があるのを知ってるかい?
*注意事項*
・滑り台での遊ぶ行為を固く禁止します。
・滑り台での遊ぶ行為を見かけたら、報告の義務により直ちに、神様へ報告を行って下さい。
・滑り台の使用の際には、許可証を提示
して頂きます。許可証取得の際は、神様より発行手続きを行って下さい。
・滑り台の使用中・使用後は一切関与出来ませんので、自己責任でお願い致します。
・『滑り台とは、上から滑って遊ぶ設備ではありません。滑り台とは、人生を決める為の設備です』
やっぱり知らないよね?僕だってこんなの知らないさ!
……あ?でも【記憶】にないだけかもね?
だって、【生前】のことだもん♪
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-14 02:54:09
21600文字
会話率:53%
君に初めて会ったのは、公園の滑り台の下だった。
寒空の下、雪が降っているというのに君はそこに座っていた。
少し大きめのダンボールの中、そこで暖をとるように体を丸め、まるで猫のような姿で、そこに。
『
幸せにしてあげてください』
そんな、ふざけきったような内容の紙切れと一緒に彼女はそこに『捨てられて』いた。
――それが君との出会い。
俺と君の物語の始まりだった。
※この作品はフィクションです。実際の人物、団体、事件などは一切関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-09-05 11:27:44
20956文字
会話率:34%
社会人になって間もない主人公が過去のモノである滑り台と向き合う
最終更新:2012-03-04 18:07:42
612文字
会話率:4%
――滑り台にクレヨンで落書きしようとした幼い女の子とリストラサラリーマンのメルヘン?
【幼女】【クレヨン】【滑り台】のお題で書かれた掌編です。
以前texpoにて公開していました。現在pixivにても「三毛猫の三題話」の一遍として公開中です
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-01-02 01:07:22
737文字
会話率:12%
これは「雨」「チョコレート」「滑り台」をテーマにして書いた、恋愛小説です。寧ろ恋愛風味小説です。とゆーか三題噺です。
「僕」と「君」のちょっと歪んだ愛の話です。
あんまり病んだ話にならなくてホッとしています。
最終更新:2011-02-11 19:59:06
1959文字
会話率:28%
公園の滑り台の上で『赤とんぼ』を聞きながら、僕は繰り返される最低な一日の記憶を消去しようとする。塗り重ねようとする。さあ、なにで塗り替えようか。この公園に現れるのは、いつもだいたい烏と、猫。それならば、彼ら、彼女らの手を借りよう。現実逃避を
、始めよう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-10-18 19:15:18
2084文字
会話率:10%
朝起きたら、夜だった。何が起こったのかと思った。活性化されるであろうマイ脳細胞の働きに、存分に期待したいところだ。
最終更新:2008-10-19 01:46:55
10068文字
会話率:35%
少女に見惚れていて、滑り台から落ちた。それが俺の入院した理由だ。しかも入院先には、俺が見惚れてしまった少女がいて、なぜか仲良くなってしまって。……でも俺の見惚れた少女は、重い病気を背負っていた――。
最終更新:2007-05-28 08:36:59
9749文字
会話率:37%