自身の住む村を突如襲った魔物達の大攻勢により、命を落としかけた少年オルター。
彼は、通りすがりの治癒術師により失った半身を魔物の死骸で埋め合わされ、そのときに魔物固有の能力である『生体変成』を手に入れる。
名だたる英雄たちのような武の
素質も、突出した智の才覚も持たない辺境出身のオルターだが、己の持てる知恵と勇気を振り絞り、他の力を借りつつ自身の目標のために泥くさく挑戦し続け、成り上がっていく。
これはそんな一人の凡人が覇道を突き進んで行く、奇跡も無双もない、されども輝かしい英雄譚である。
♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢
主人公は、相対する敵全てが格上という逆境に常に立たされますが、決して万能ではないながらも唯一無二の武器である自身の固有能力と、頭を使って窮地を脱していきます。
無双もののような爽快感はありませんが、機知と逆転の発想で勝ち上がっていくような爽快感を味わって頂けるような作品にしていきたいと思っています。
武においても智においても凡才の域を出ない主人公の、憧れに向けた一途な英雄譚をどうぞ見届けて下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-23 23:13:26
11595文字
会話率:43%
(この話の異世界)史上最強の能力を与えられ手厚いサポートを受ける主人公が、性格と科学法則のために、いろいろ思い通りにならないという話です。
ヤマなしオチなしエロなしですが、残酷描写があるためR15としました。
第一部チュートリアル編、第二部
市井編。解説編がおまけにつきます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-28 09:41:58
124361文字
会話率:35%
勇者は万能ではない。
ゆえに世界を救うことが使命ではない。
「ねぇ、勇者が必ずしも世界を救ってくれるとでも思った?」
最終更新:2017-06-17 08:13:49
278文字
会話率:0%
ある日、あまりにも呆気なく、宮古雛㮈は死んだ。光の中を突き進み、“目覚めた”場所は、どうやら異世界のようで…? 王様に利用価値を期待された雛㮈は、カーダルという青年の屋敷で住む(監視される)ことになったのだが、どうも彼は雛㮈に友好的では無
いらしい。お先真っ暗。味方はゼロ。果たして、ハッピーエンドの材料はどこにある? ◆主人公はチート能力を持っていますが、万能ではない上、自他共に認識していません。◆序盤は会話すらままならず。徐々に糖度が増す…予定。R15は念の為。◆一話一話が短めです、ご了承ください…!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-13 13:14:41
243267文字
会話率:48%
この世界は現代のことである。車があり、パソコンがあり、電話がある。世界は情報化されていて、世界の情報が瞬時に集められるようになっていた。
そのなかで普通と違うところは、この世の中に魔法が存在していることである。それを使えるものは稀だが、確か
に存在は確認されている。しかしそれを誰が使えるかは政府が隠している。強力過ぎる存在だからだ。しかし魔法は万能ではない。物を操り、火を起こし、宙を浮く。しかし、情報媒体に何の干渉ができないのが、魔法である。魔法で電子媒体に干渉し、情報を盗んだり、消したり改竄したりすることができないのだ。だが、情報媒体を直接壊すことはできるが、情報が瞬時に交換できる現代では、その行為は得策ではない。
魔法とは、こと軍事的、戦闘的な事柄に意味をなすのである。
そんななかで主人公のハナと仲間たちが奔走する話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-28 00:44:33
1966文字
会話率:17%
異能の力「法則」
それは人間が得た万能ではない完成することのない不完全な力。
その力を持って人間は世界を取り戻すため戦う。
勝てるはずのない他種族に勝つために異能をもつ生徒が集められ勝つための訓練を受ける
その生徒の中の一人である
翠月は校内一の劣等生でありながら一度も敗北していないという。
翠月は語る
「人間が他種族に敗北するのは他種族も持っているであろう能力で戦うからだ。能力に関しては他種族に勝てるわけがない。ゆえに人間は知恵を持って敵を下すべきだ」
そして
「それがわからねぇから人間は馬鹿ばっかりなんだよ」
人間に負けない翠月の能力と知恵は他種族相手に戦い下すことができるのか
人間vs他種族
最後に勝利するのは… 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-06 00:18:58
15106文字
会話率:49%
日常の中に当たり前の職業として”魔女”が存在する世界。
人々は悩みや問題を解決するために魔女の下を訪れるのだった。
決して万能ではない、しかしほんの少しの奇跡を与えてくれる魔法を使う魔女もまた悩み考えながら、人々を助けてゆくファンタジー。
※物語は原則として一話完結なので、どの話から読んでいただいても問題ありません。
※HP上でも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-06-12 15:18:32
33471文字
会話率:44%
今は滅びてしまった銀の薬師最後の一人、紗綾(さあや)。彼女は、大好きなばあや・夕凪(ゆうなぎ)と人語を理解する狼・琳(りん)と一緒にひっそりと森の中で暮らしていた。そこへ、王宮からの使いというものが現れる。銀の一族が滅びた本当の理由と、神の
関係とは。神は万能ではない――そんなお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-04-19 19:24:10
82916文字
会話率:56%