ロディス王国領フロスブルグで発症した恐ろしい流行病『墳血症』。この恐ろしい症状を呈して死に至る病により、人々は恐怖と絶望のどん底で生活を送っていた。そんな時、フロスブルグ近郊で小さな薬屋を営むアリア・フェローナが墳血症の特効薬を作ってフロ
スブルグで売り始める。アリアの薬の効き目は素晴らしく、墳血症の患者は次々と病を克服し、街に明るい兆しが見え始めた。ところが、突然の王宮からのお触れで特効薬の販売を禁止され、アリアは薬王局で認められていない薬を違法に売った罪で騎士団に捕まり牢屋に入れられてしまう。その陰には恐ろしい悪意が潜んでいた。
アリアには14歳になるシェルリという名の娘がいた。シェルリは母が捕まり悲しみに暮れるが、母の意思を受け継ごうと立ち上がり、残っていた特効薬を売る事を心に決める。
シェルリが街に出ると、多くの人が違法と知りつつ薬を求め、百個程あった特効薬は瞬く間に売れていった。その直後、シェルリにも悪意の魔手が迫る。シェルリは騎士団に捕まり、更には薬屋に火を放たれて全てを焼き尽くされてしまう。
母と同様に牢屋に入れられたシェルリは途方に暮れるが、事情を知ったロディスの王子エリオが救いの手を差し伸べてくれる。そしてエリオは、シェルリに墳血症の特効薬を作って売ってくれるように懇願した。シェルリは王子の手引きで脱獄し、それからも多くの人々に助けられながら、薬を作る為に苦難に立ち向かっていく。そして、薬売りの少女の勇気によって、フロスブルグの状況が少しずつ変わっていくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-21 16:02:08
188982文字
会話率:55%
ちょうど今から3年前の七夕の夜、三上夕人(みかみゆうと)はある異能を手に入れる。
それからというもの、左目に眼帯、自分のことを『緑閃の異眼』と名乗るようになり口調も変化していった。
ーーーーそして、高校2年生の彼は、まだその病を克服できず
にいた。
…いやむしろ悪化に悪化を重ね、痛々しく成長を遂げたのだった
そんな彼を哀れに思った幼馴染は、どうにかして元の、七夕前の彼に戻すために奮闘し『ハンドメイド部』という部活の下、更生プログラムをつくる。
彼を『ハンドメイド部』に強引に所属させるのだが、その『ハンドメイド部』には大きな問題があったのだったーーーーー
異能系のラブコメを書いてみたくて書きました。
読みづらい文章かと思いますが、改善できる点などを教えていただけるととても嬉しいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-03 18:40:58
323文字
会話率:0%
厨二病患者の主人公が様々な人間との交流をえて厨二病を克服できるといいなという物語。一話完結型を目指しています。不定期更新。
最終更新:2012-10-15 03:05:41
10376文字
会話率:35%
ある一人の子が心の病を克服するのをずっと見てきました
最終更新:2008-03-20 01:02:31
555文字
会話率:0%