世界の敵となり、自らの死を持って、世界に平和をもたらそうとした魔王。その魔王を救うため、彼を欺き、自ら犠牲になった影武者・シャドルは、何故か千年後の世界に人間と魔族のハーフ・アベルとして転生した。そこは魔族と人間、双方が手を取り合い、平和に
暮らす世界。主であった魔王、そして自らが望んだ時代になっていたことに感激しながら、彼は普通の村人としてのんびりと生活していた。だが、ある日突如として異世界から来た人外の者達に村を襲われる。アベルによって、その者たちは一掃されるものの、彼は今、多くの国や街が異世界から来た者たちに侵略されていることを知った。
かつての主である魔王が願った通りの世界。それを壊そうとする侵略者達に激怒したアベルはこう言って村を出た。
「すみません。ちょっとあのクソ野郎共、滅ぼしてきます」
これは、魔王の影武者だった男が、のんびりとした暮らしを取り戻すための物語。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-22 01:09:58
141035文字
会話率:36%
行動範囲は玉座から半径五メートル。百数十年に一度やってくる勇者一行をワンパンするだけの簡単なお仕事。
その繰り返しに飽きた魔王は、人の身に転生するべく勇者に討たれることにした。
見事に転生を果たした元魔王は、辺境領主の次男坊ルインとしての暮
らしを満喫する――はずが、魔物の群れが領地を襲い、そこで自身が弱体化した(と勘違い)ことを知る。
魔物の弱点が聖属性=神聖魔法だと知ると、彼は大神殿の学び舎へと入学した。
全ては念願だったスローライフを邪魔する奴らをワンパンでぶちのめす為に。
*アルファポリスでも公開中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-23 19:57:51
106266文字
会話率:38%
【角川スニーカー文庫様より書籍版好評発売中!】
【電撃大王様より、コミカライズ版連載開始!】
「――このダンジョンは、駄目だ!」
ある日、いちモンスターのナルゴアは、勇者の本拠地から最も近い最初のダンジョン“しじまの洞窟”の中ボスとして任
命される。
そこには意識の低い従業員(モンスター)ばかり、これでは駄目だとダンジョンの大改革を始めたナルゴアだったが、奮闘の甲斐あり、着任から一年でしじまの洞窟は中堅勇者パーティですら退ける大迷宮へと変貌した!
だが、そこへやって来たのはすでに魔王を倒した伝説級の勇者たち、ナルゴアは愛すべき従業員たちを守るため単身勇者たちに挑み敗れ、そして――どういうわけか100年後の世界に転生してしまう!
100年後の世界で、伝説の大迷宮と化したしじまの洞窟の従業員たちとともに繰り広げられる痛快中ボスファンタジー! ここに開幕!
※第二章、完結いたしました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-06 15:32:58
284544文字
会話率:44%
異世界転生魔王が魔法と剣で戦うファンタジー世界、デーア大陸を支配した後の物語。
人間の聖騎士ステラは魔王に殺されて五年後…彼女はレヴィと名を変え蟹魔族、キャンサーとして復活していた。
彼女は魔王への憎しみを胸に今日も魔王の部屋にご飯を食べ
に行く!!
「なんでここにいんだこの聖騎士…!」
「あ、オムライスで」
「定食屋感覚!?」
恨み恨まれる2人が、人間が滅びた魔族世界で平和に仇なす奴らをぶっ飛ばす「異世界転生のその後」を描くファンタジー!
元の世界に戻らず異世界に残る異世界転生主人公系の魔王
魔王を恨み、魔族に転生した現地転生の聖騎士
更新は不定期です。
読みづらかったり、「説明が足りなくないかここ?」など疑問に思ったらメッセージや活動報告でも受け付けています。遠慮せずどうぞ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-08 10:27:19
126323文字
会話率:53%
英雄と呼ばれ、賢者の称号を与えられた天才魔法使い・クラウド。彼は、遠くない未来に魔王が襲来するという神の啓示を受け、人生の最後に6冊の魔導書を残す。それこそ、読めば誰でも強大な魔法を使えるようになる魔導書だった!
強力な魔法を使えるようにな
った人類が協力すれば魔王も倒せるはず……。世界の命運を魔導書と幸薄い弟子のハッコウに授け、クラウドは眠りにつくのだが……死後の世界で神から「魔導書を読んでも弱い魔法しか使えないんだけど?」とクレームを入れられて!?
魔導書を残した功績で美女に囲まれた極楽に行けたのに、何とかしてこいと無理やり転生させられてしまう!
生きていた時は各国の王たちにいいように使われ、死んだ後も神にパシられる……。
ただ平穏に生きてあわよくば女性にモテてハーレムを作りたかっただけなのに自分に力があったばかりに、偉い奴らの便利屋扱い。
そんなのもう我慢ならん!
さっさと魔導書読んでも強い魔法を使えない理由を突き止めて今度こそ楽に生きてやる!
で、原因は何なの? え? ……魔導書が誤字脱字だらけ?
再び世界のパシリとなったクラウドの第二の人生が始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-11 20:06:09
35187文字
会話率:36%
二十年前に勇者パーティーを脱退した、四十手前のおっさん武闘家ダイ・サカマキは、天から降りてきた義理の娘、ナツと共に、三代目魔神キーラが住む辺境の森で暮らしていた。
そんなある日。ナツが本土に渡り、冒険者になりたいと言い出した。ナツの実力
は冒険者序列一位の『ホワイトクラス』に匹敵するが、父親としてはやはり心配が絶えない。
そこでダイは、ナツを本土に見送ったあと、すぐさま自身も旅支度を済ませ、キーラと共に娘の後を追い始めたのだった。
「……ダイよ、これは世に言うストーキングというやつでハ?」
「キーラ。よく聞け。これはただ、お父さんが娘に付きまとっているだけのことだ」
「言ってル! 付きまとっているってすでに自供してル!」
念願の世界に旅立ったナツは、世界を救った五英傑の末裔のひとり、サラ・ウィンデラサスと出会い、勇者パーティー選出試験に参加することになる。
ダイもまた、勇者パーティー時代の元メンバー、ゴートン・ラドクリフやマルス・フェルトスと再会し、様々な陰謀を目にすることになる。
これは、森に覆われた世界フィヴェオルで繰り広げられる、純粋な父娘と魔神の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-01 18:00:00
152705文字
会話率:44%
何度も転生してしまう固有能力を嫌っていたミロスラフ。
しかし、何度も転生するうちにあきらめて修行して強くなってやろうと決意する。
あおぎ見るしかなかった実力者を超えていくために。
そしてその結果無敵の強さを手に入れていた。
世界を滅ぼす災厄
と言われたドラゴンを瞬殺できるようになった最強ストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-12 20:23:35
57574文字
会話率:31%
冒険者の主人公・ウェイドは、せっかく苦心して入ったSランクパーティーを解雇され、失意の日々を送っていた。
しかし、あることがきっかけで彼は自分が古代からの転生者である記憶を思い出す。
前世の記憶と古代魔法・古代スキルを取り戻したウェイドは
、現代の魔法やスキルは劣化したもので、古代魔法には到底敵わないものであることを悟る。
ウェイドは現代では最強の力である、古代魔法を手にした。
この力で、ウェイドは冒険者の頂点の道を歩み始める……。
※この作品はアルファポリス様で、先行連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-29 19:46:12
35205文字
会話率:34%