かつて小説家を志していたロクでもない青年、禄先生。小説に行き詰まり、麻雀にうつつを抜かす彼は「運を使い果たして死ぬ」という迷信のある天和と九蓮宝燈を同時に出してしまう。もう自分は長くないと運命に怯え、より投げやりに生きる彼が、帰省の際に縁談
を組まれた相手は、かつて禄先生が書いた小説を読み、同じく小説家を志すようになった夕子さんだった。夕子さんに小説を教えてほしいと頼まれるも難色を示す禄先生だったが、夕子さんを小説家としての自分を看取る死神とすることで、死を受け入れるようになるのだった。 牧田紗矢乃さま主催【第四回・文章×絵企画】参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-01 00:05:14
12885文字
会話率:88%
落ち着いた彼女と、彼女を自分のものにしたい僕
最終更新:2017-08-02 21:45:04
2198文字
会話率:37%
王国始まって以来の毒婦と名高いアレクサンドラ・アマルベルガ侯爵令嬢は、気に入らない令嬢に対しては顔色一つ変えずに悪行を行う、冷酷非情な悪役令嬢であった。そしてついにその牙は王子の想い人へと向けられ、その事を王子に糾弾され婚約は破棄され、そ
の罪を償う為に令嬢は地方の戦場の前線へ送られる・・・しかし悪役令嬢は、その地でカリスマを開花させる事となる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-11 00:00:00
5104文字
会話率:64%
※思いつき投稿。続くかわからない。最初から王女様のターンです。この作品に登場する王女様はお下品です。
東の大国のお話。どうしようもない愚王と毒婦王妃による悪政に耐えかねた国民がついに反旗を翻した。王城になだれ込む反乱軍の中には、王を憎む一
人の少年兵がいた。彼は単独で城の中を突き進み、やがて玉座の間へとたどり着く。しかし、そこで彼を出迎えたのは、死体の山に囲まれ艶やかに笑う一人の少女であった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-06 18:27:18
2557文字
会話率:42%
空っぽの手のひら続編。
不幸の代名詞を持つ女性ユイはある日 異世界トリップをした。
そこで『漆黒の毒婦』やら『現人神』やら崇められたり罵られたり畏怖されたり……いろいろあって世界滅亡一歩手前の中
与えれた力を全て使いきり、異世界に平和をもた
らした……が
ユイの平和はまだまだ訪れそうになかった折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-08-06 00:00:00
68441文字
会話率:59%