一代で巨大企業を作り上げた園田孝明は、見放していた孫・飛翔の才能に気付き、後継者として育てようと思い始める。そんな矢先、飛翔はホームレスに意味も無く殺されてしまい、しかもそのホームレスは、心神耗弱ということで無罪となってしまう。それから7
2年後、この国では人型生命体パートルが使われ、PSPという特殊警察がその秘密を監視していた。レジスタンスの指導者フェニックスがPSPのスパイを名指しする。
何を以て『人間』と定義すれば良いのか? 生命群の中で、ヒトとは特別の存在なのか? 或いは、ヒト自身が定義しているだけのことなのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-31 12:51:02
17944文字
会話率:37%
ある日、日本を代表する自然科学の研究機関、独立行政法人理科学研究機構から、画期的な研究成果が発表された。ES細胞・iPS細胞に続く、第3の全能細胞「ST∀P細胞」の発見である。
しかし、発表直後から、この世紀の発見に対して多数の疑問が噴出し
た。ST∀P細胞は捏造なのか? 捏造だとしたら、誰が何のために?
様々な疑惑が渦巻く中、発見者たちと、特定国立研究開発法人の指定を狙う組織の思惑が交差する。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2016-03-14 01:35:58
5477文字
会話率:40%
『乱象即是乱界』この物語は妄想の産物であると固く信じ、新しい理、即ち「新理」の探索をするものである。第1章~第2章完。第3章:象界師准正となった胡蝶は新たな指令を受けることとなった。界所とこの世界の全貌の一端が現われ始め、物語は相変わらず先
行き知らずとなっている。
---更新は不定期で、日に数話の時もあれば、2、3日ブランクのこともあります。1話2~3分で、よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-04 07:00:00
61394文字
会話率:43%
大雨の日。僕は横転した救急車の中から、カプセルに入った赤ん坊を見つけた。彼女は………眠る度に、一つ歳を取る―――――
最終更新:2009-11-23 09:39:27
54607文字
会話率:32%
江戸時代を舞台にしたSF時代劇。深川佐賀町にある水油仲買問屋の吉屋では、毎年のように奉公人が謎の死をとげていた。事件の解明に乗り出したのは、富岡八幡門前町で見世物小屋を営む美人手妻師、松江太夫とその仲間たち……。◆◆◆『空想科学祭2008』
連載第2弾◆◆◆折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-10-08 20:53:56
67392文字
会話率:48%
永遠の命を得たい。そんな妄想に取り付かれた狂気の医学者が自らを実験台に神の領域に挑戦した。その恐ろしくも切ない帰結とは。ES細胞がもたらすであろう近未来の恐怖。生命科学に携わる人必読。
最終更新:2008-04-13 11:35:12
37433文字
会話率:40%