90年代後半、カナダにトーマスと言う男がルームメイトと貧乏な生活を送っていた。売れない鍵屋で普段は同性としかつるむことはなく内向的で異性との関わりはほぼゼロな男だった。今年こそは彼女を作るとルームメイトに宣言したので、辞書を使ってやり取り出
来る女性を探そうとした。公園内に辞書の入ったポストを設置してある女性と独自の暗号でやり取りをすることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-04 11:55:07
88564文字
会話率:70%
女嫌いの男子高校生だった主人公は、ある朝スマホを弄りながら車を運転していた中年女に信号無視で撥ねられ意識を失い、目覚めた時にはホーク・ゴルドなる女好きの肥満児に転生していた。
ゴルド商会なる大金持ちの御曹司として第2の人生を歩み始めた彼は、
金に群がる女たちを遠ざけ、ついでに周囲の美女メイドや美幼女妹、美少女婚約者などからも距離を置くために足掻き始める。
しかし00年代後半生まれの彼は知らなかった。ここが90年代後半に発売された古いギャルゲーの世界であり、ホーク・ゴルドはゲームを盛り上げるための嫌われ者のお邪魔キャラであることを。
現在3章まで完結済みで、4章を連載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-14 00:00:00
1567267文字
会話率:60%
時代は昭和から平成に変わり、少し時が経った90年代後半。
戦前に各国が研究、開発を進めていた生物工学に関する技術や、人体機能の拡張技術等を戦争終結後各国が取り入れ、実用化した。
それによって人の身体はより良く生まれ変わり、昔より良
い未来がやってくると、皆思っていた。
しかし、実際はその技術がより大きな対立を生み、世界が不安定になる原因となってしまう。
私達は通称宝石少女と呼ばれていて、生まれた時から眼や脳に埋め込まれた機械により様々な能力を持っている。
能力の使用は政府から出生時に配布され、埋め込まれる小さなチップにより初めは制限されていて、ある程度自由に能力を使う為には、日本の各地にある宝石少女を育成する為の学校を卒業しなければいけない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-17 15:51:27
6012文字
会話率:24%
RPGでの目的は究極的に言えばなるべく短時間で効率的に強くなることだ。
強い武器、大量の経験値、それを得て強くなる。そして敵に、ボスに打ち勝つ。
というのが、通常ルート。
しかし、90年代後半に新たなルートが開拓される「強くてニューゲーム」
これは通常ルートの目的をしょっぱなから達成しているルートであり、なんとも変わったルートである。
では、人生において非常に重要な記憶、それを持ち越して青春時代を過ごすとどうなるのか。
強いのは記憶だけで他のパラメータはー同じ。
「知っている」それを武器にすると、青春はどうなるのかというシミュレーション。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-12 19:15:08
13501文字
会話率:17%
1996年4月。歴史遵守保護法が制定された。
その内容は、2016年までの未来を第三者に語らないこと。そして、当時と同じ行動を取り、歴史を曲げないこと。といったものである。そうだ。オレたち日本人は、2016年から1996年にタイムリープした
。日本人全員が、である。最初は人生やり直せると喜んではいたけれど、次第に何かが壊れはじめ……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-03 03:14:18
31400文字
会話率:64%