サウザンド公爵夫人ソフィー・ラロンドとして目覚めたユリエ。目覚める前、ソフィーは飲食店で飲み歩き、羽目を外していた。公爵は権力で醜聞を揉み消し、ソフィーは謹慎処分で倒れたと夫で公爵のジョージから聞かされる。
「長男の事もある。今は公爵夫人
としてあつかうが二度目はない。覚えておけ」ソフィーには決して笑わなない公爵。ソフィーの二度目の人生はマイナス印象からスタートだった。第二の人生を失敗したくないユリエは話言葉が通じることを救いとして、ソフィーの人生を歩み出す。使用人達、夫ジョージと距離を縮めようと、めげずに頑張って……/笑わない公爵と距離を縮めたい公爵夫人の奮闘記/片想いでも両想い/甘々物語
R15は保険。1万字以内の短編。完結済です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-30 00:00:00
9737文字
会話率:40%
十年ほど前一世を風靡した超能力者がいた。
その男の名は、織畑教志郎(おりはた きょうしろう)。
テレビなどに出演して透視能力などを披露し、周囲だけではなく大学教授などから『本物だ』と言わしめたほどの男であった。
「これから私が超
能力者である事を証明しましょう」
織畑教志郎はそう言ってマスコミを自宅に集めて、瞬間移動を行うと宣言したのである。
しかし、二階から一階に瞬間移動する事に失敗し、二階にいたはずの織畑教志郎は一階で転落死した状態で見つかったのであった。
それから十年。
超能力者・織畑教志郎が転落死した場所で、同じように転落死したであろう死体が発見された。
発見したのは、巷で名探偵と言われ始めた紅雀楓であった。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-21 20:42:09
9981文字
会話率:44%