お断り
この作品は「ブラックテイルな奴ら」を加筆修正したものです。
葛城四朗は中学3年の受験生だ。受験を前に恋人の林郷小百合に「受験が終わるまで合わないようにしましょう」と言われてしまった。その時渡されたのが小さな黒い尻尾アクセサリー
だ。小百合に嫌われたくない一心で俺はこの尻尾アクセサリーを常に持ち歩いていた。
ある日のこと。俺が不良グループにカツアゲされた。いつものことである。俺はどちらかというとおとなしい性格であるため、こういったやつらに狙われやすい。もうダメかと思ったその時、美しい女の声が俺を助けてくれたのだ。だが、どこにも女性はいない。「私はここよ」という言葉に俺は自分の目を疑った。小百合に貰った尻尾アクセサリーがしゃべっていたのである。
それからの俺の人生は変わってしまった。どうやらマリーと名乗るこの尻尾に好かれてしまったらしい。俺がマリーに逆らうと死にそうな目にあわされる。それもそのはずこの尻尾アクセサリーは異世界人が姿を変えたものだったのである。しかも黒魔術とやらが使えるのだ。
俺が思わず頼んでしまった不良達への仕返しが問題であった。マリーの両親もこちらの世界へやってくることになってしまった。もちろん尻尾アクセサリーの格好でである。勘違いが多いマリーの父親のせいで不良たちは窮地に立たされる。重い病に侵されたのだ。俺とマリーは不良たちをなんとか救おうと小百合や妹の芽依の協力を得て奮闘するのであった。その結果‥‥。
異世界物の要素を取り入れたコメディー作品になります。気軽に読めますので、よかったら目を通してみてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-26 22:42:56
87219文字
会話率:48%
【毎週土曜日10:00更新】
黒い髪に黒い耳に黒い尻尾をゆらりと揺らし、遠慮がちにはにかむ彼女を「守りたい」と思わぬ男がいるだろうか。
誰よりも心優しい彼女の名はプリオナユーラ。
親しい者は彼女を「プリィ」と呼び、事情を知る者は彼女を「獣耳
聖女」と呼ぶだろう。
これは人の傷と向き合い続けた少女の愛と勇気の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-31 00:00:00
120222文字
会話率:53%
私は2週間も待ち続けた。あんなに催促したのに応えてくれなかった。だから諦めていた。
キーワード:
最終更新:2020-05-17 02:43:17
469文字
会話率:0%
人間の女の子ミィルは、時計屋の軒先で、「友達」を待っていた。
黒い尻尾に、不揃いな色の両目、ぴんと立った三角形の耳……彼の名前は、クロ。
※この作品は「裏路地迷町(http://cyss.sakura.ne.jp/roji_m/)」ほか、
「カクヨム」「pixiv」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-08 22:04:24
2573文字
会話率:45%
夢にまで見る狐。夢って精神の整頓の場所と言われるけど、不思議なものです。夢で他の世界に行ってるんじゃないかなと、いつも思います。
最終更新:2016-03-05 09:08:57
1439文字
会話率:20%