ルートはテイマー学校に通う1年生。
テイマーとして初めて魔物と契約を交わす日、それを手伝ってもらう事になったのが『天才テイマー』と異名を持つウィンだった。
ウィンは魔物を怪しい研究に使っていたり、更には魔物と『そう言う事』をしているという
良くない噂があった。
確かに魔物の事となるとテンションが崩壊するウィンにルートは戸惑う。
だが、一緒に問題事を解決して行くうちに、ウィンは魔物の事を深く理解していて誰よりも大切にしている事を知る。
ルートはそんなウィンにどんどん惹かれていく。
その矢先……
「私は魔物しか性的対象として見れません!」
と宣言されてしまう。
そんなウィンの周囲に集まるのは一癖も二癖もある者ばかり。
主人に捨てられた猫の獣人。
天界から駆除対象として追われる天使。
使い魔の獣人に密かな恋心を持つお嬢様。
竜を使って悪行の限りを繰り返す犯罪者。
皆どこかおかしくて秘密を持った者ばかり。
次々に起こる厄介ごとを解決しつつ、ウィンの屋敷には魔物も人も増えて行く。
中にはウィンに恋心を持つ獣人まで現れて……
どう頑張ってもそこに入る隙の無い人間のルートの恋の行方は!?
これはテイマーとその使い魔達による、夢と恋と成長と時にバトルな物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 17:37:56
260257文字
会話率:55%
大学受験に向けた勉強に疲れてしまった高校三年生の女の子が小麦粉を飲んで異世界転移するとそこは辺り一面雪景色。避難する途中で雪山の猛獣に襲われピンチだったところを救ってくれたのは元勇者だという男の娘だった!?
そんな元勇者の元に多くの手紙が
迷い込む。それらは全てが魔王の復活による厄災についてが書かれていた。
『魔王が復活し、今度こそ世界中に災いを降りかかせようとしております。勇者様である貴方しか魔王を倒せる人は居ません。再び立ち上がり、我々を救っては頂けないでしょうか』
そんな悲痛な声を聞いた元勇者はこう言ったのだ。
「世界を救う……? 嫌だけど?」
美少女(年下&まな板派)をこよなく愛する主人公と勇者の旅を嫌がる無気力元凄腕勇者が逃亡した先に出会うのは元勇者の仲間で大賢者の息子の自称名探偵、無期禁錮を言い渡された五年後に脱獄してしまった元魔王の幹部の爆弾魔の獣人少年、縁談を断りまくって十八年の第一王国の箱入り自由人な王子様という誰も本気で世界を救おうと思っていないが実力は申し分無し、協力性はポンコツ、悲しきかな女の子はいない! そんな濃いメンツでなんだかんだ言いくるめられて重い腰を上げ、渋々渋々魔王再退治に行かせられてしまう。
魔力値が彼らと比較すると月とスッポン以下な主人公は果たして彼らと過ごしていく中で本当にただのヒモとなってしまうのかそれとも結束バンドぐらいは役に立つのか……?
そんなお話。
※R15、残酷な描写、ボーイズラブ、ガールズラブは念の為入れている程度なのでこれらの直接的な描写は恐らくありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-09 10:00:00
42032文字
会話率:50%
どこにでもいるような青年が悪魔の獣の1人と云われた後の話
最終更新:2022-01-26 20:38:04
3124文字
会話率:61%
『ユメ見る魔法少女』シリーズ前日譚。
シリーズでも重要な立ち位置を占める聖なる存在・マオとイチコとの出逢いと、トモエが魔法少女として成長するために必要不可欠な「ある力」を手にするまでのエピソードです。
本作を交えた前日譚を「エピソード0
」として随時公開中ですが、こちらの方が先に制作が進んでしまったので別で公開することにします。
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(ストーリー)
夏休みの宿題で、街の歴史について調べることになった鶴洲トモエは、図書館のインターネットで見た「遺跡出土」の記事になぜか心惹かれる。
そのことをユメのセカイの住人・平沢 星夜に話すと、星夜は「夏休み体験学習」と称して、その時代へのゲートを開けてくれるのだった。
時代の壁を越えたトモエ。
そこで出逢ったのは、戦を終えた男たち、彼らが暮らすムラ、そしてそのムラを治める祈祷師の少女・マオとその付き人イチコだった。
マオの友達としてしばらくムラで暮らすことになったトモエだが、ムラの中には悲しみや憎しみ、欲望、疑心暗鬼といったあさましい人々の心が充満していた。
そして、その悪しき情念は、悪意に侵され凶暴化した魔の獣・邪獣を生み、人々に襲いかかる。
魔法少女として邪獣と闘うトモエ。
しかし、倒すことはできず、かえってやられそうになってしまう。
実は、「邪悪なものに侵されし哀れな者」を鎮めるためには、知られざる“秘密の力”が必要だったのだ――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-02 00:18:23
36097文字
会話率:53%
魔女狩りのために編成されたブレイド騎兵隊は、魔の術を使う者がいるとおぼしき密告があれば、そこへ出向いて対象者を捕らえていた。
部隊は密告によってある村へ討伐に出かけたが、すでに村人は全滅していた。そして不思議な声を聞いたのだった。
最終更新:2014-01-29 23:39:26
16726文字
会話率:22%