おれの名は曹操、あざなは孟徳。
今からする話は、なぜおれのもとに、幕僚たちが集まってくれたかの話だ。
そしてなぜおれに、帝を迎えさせてくれたか。
逆賊と言われ、目の敵にされるおれから、離れないでいてくれたか。
時々、おれではなく、幕僚たちが
出てきて語ることもある。
長い話になる。
適当に、つきあってくれ。
『さらばおれの虞姫~徐州虐殺の真相と鄴平定の代償』のみ、pixivにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-22 23:43:26
145455文字
会話率:35%
雨が降りつづいていた。
諸葛亮孔明は魏軍が休戦を求めているのを察知していた。
休戦交渉。
司馬懿仲達とふたりきりで面会することを要求した。
仲達は狼顧の相を持ち、首を半回転させ、真後ろを向けると言われていた。
「貴殿の狼顧の相を見せてほしい
」と孔明は言った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-23 18:00:00
1919文字
会話率:16%
中国の三国時代、蜀の国の丞相の諸葛孔明が北の魏の国に攻め込み五丈原に陣を構えて強大な魏軍と対峙していた。主人公は蜀の武将である楊儀の部下として物資の運搬を担当し、毎度軍隊側からの無理難題に四苦八苦していたが、毎回軍議で楊儀と言い争いとなる軍
隊側のトップである魏延の元へ使者として出向くことになる。
三国志の終盤、五丈原の戦いで諸葛孔明と司馬仲達が対峙する場面の蜀軍のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-07 21:31:54
5128文字
会話率:43%