姫か、姫以外か――――。
とある人族の姫は、強過ぎるのに乙女チックに結婚相手を求め。
とある妖精族の姫は、自然と一族の為に他者を利用し。
とある鬼族の姫は、純然と強さを求め続け。
とある獣人の姫は、食べる事に心血を注ぐ。
そして、とある異世界に貴族として転生した主人公は……神のテキトーさに呆れつつも環境に流されながら異世界を楽しんでいく。
可能ならば、宿屋のユキちゃんと結婚したい……そんなささやかな願いを持ちながら。
※※ハイファン寄り寄りのラブコメになっております※※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-03 11:19:50
118435文字
会話率:57%
名家の長男として産まれたアザミは、しかし妾の子だった。
後に産まれた次男が次期当主に担がれ、アザミの居場所はどこにもない。
唯一の味方だった幼馴染みも、弟の許嫁にされてしまう。
ところが名家に伝わる遺伝魔法【キリングバイツ】がアザミに現れ、
魔物を捕食することで能力を獲得できるようになる。
貴重な遺伝魔法を持っていれば、たとえ妾の子だろうと当主になれるのだ。
だが、次男を担ぐ派閥の者に殺されると思ったアザミは、これをひた隠しにすることに。
腹違いの弟に虐げられ、罵倒を浴びせられる日々を送ったアザミは、いつか何もかもを取り返すために雌伏の時を過ごす。
そしてある日、とうとうアザミは事実上の当主となった次男に追放されてしまう。
それは同時に【キリングバイツ】で能力を増やす良い機会となり、家を出たアザミは次々に魔物を喰らい、力を付けていく。
一方で念願の頭注となった次男は我が世の春を謳歌する。アザミと再会する、その日まで。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-21 19:03:03
22125文字
会話率:43%
食を魔法で生み出すことができるマナイーター。
彼らは人間が食欲を満たすために虐げられていた……そんな世の中でマナイーターの少年クックと宮廷茶道師のマナイーターの少女が出会う時、物語が始まる。
※そんな感じでちょっと中二病紛いな詠唱による
謎料理魔法バトルもの(殺戮)でございます。通常の異世界料理物を期待されても困りますし、正直料理物のような味の表現だとか作り方の詳細等は一切ありませんので悪しからず。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-03 22:56:59
20213文字
会話率:48%